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テーマ:最近観た映画。(38852)
カテゴリ:シネマ感想:た行
※後半ネタバレしています。未見の方はお気をつけください。 「イングロリアス・バスターズ」が新作で借りられなかったため、旧作の「デスプルーフ」をレンタル。しかし楽しい。タランティーノ監督作品なのに結構ガールズムービーということだったんですが、バイオレンスと若いギャルっていうのは食い合わせがいいんですねえ・・・。あんまりこのテの映画観ないんでよくわからないんですが。まあキルビルも女性が強かったけど、デスプルーフみたいにわりと普通のお姉ちゃんが強いっていうのは爽快感がありますね。 大きくわけて画面暗めな前半とアクションの後半に分かれるんですが、前半に出ていたローカル人気DJのジャングル・ジュリアは・・・シドニー・ポワチエとジョアンナ・シムカスの娘さんなんですね!!すごいな~!と興奮。なんだか急に「冒険者たち」が観たくなりました。グダグダガールズトーク+何か悪~いことが起こりそうなドシャ降りの夜+怪しすぎるカート・ラッセルの3つをまんべんなくかき混ぜて、オタク風味になる隠し味はタランティーノ監督本人によるバーのマスターをイン。と言うことで、何かが、起こるぞ、起こるぞ・・・・と思っていたら、ギャー!!!今の何?もう一回ギャー!!!そしてもう一回ギャー!!!ギャー!!!ギャー!!!zxcfghjkl;:」456y7ういkl。;・、。・@・・・・・・・ !!! やられたー!!!といことでブッ飛ばされ気味の頭のまま、ローカルのボンクラ保安官親子の会話をつなぎにして、後半へ。コンビニにて買出しのゆる~いガールズトークに戻る。店員が、「今月号のイタリアンヴォーグのコピー、あるよ・・・」と秘密めかして囁く。てっきりイタリアンヴォーグはドラッグの符牒かと思いきや、本当にイタリアンヴォーグだったようです。「こんな田舎でイタリアンヴォーグが手に入るなんて!!」と喜ぶロザリオ・ドーソン(リンジー・ローハンのメイクさんという設定)。なんかすごいガーリーだなああ~。わかってるなあタランティーノ・・・。 そしてギャルたち(スタントウーマン2名、メイク、女優)は、幻の名車を売りに出しているド田舎の農家へ。「あの怒りの葡萄と一緒に残っていろって言うの?」の台詞に大笑い(怒りの葡萄・・・その昔、授業で読みました・・・)。そんなギャルたちを遠くから見つめるカート・ラッセル。この人の目的は何なの?ていうか女の子をデスプルーフで引き殺そうとすることが快感のド変態なのでした・・・。あ~怖い怖い怖い!気を付けて~! そして憧れ映画のスタントを再現するギャルたち。するとドン!と後ろからカート・ラッセルが来た来た来たっ!!!ギャー、落ちる落ちる落ちる!!!ってことで久々に文字通り、手に汗握るカーチェイスシーンを堪能しました。そして痛快なのが反撃するギャルたち。「逃がすかボケェ!」と猛追撃をかます彼女たちに乾杯!そしてフルボッコにされるカート・ラッセルにも乾杯! それだけと言えばそれだけの映画、だが、そこがいい。SATC2でガッカリした人たちはデスプルーフを是非観て下さい。スッキリします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.19 22:54:37
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