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テーマ:DVD映画鑑賞(13624)
カテゴリ:シネマ感想:あ行
この映画を初めて見たのは忘れもしない18歳の初秋。渋谷Bunkamuraで「パリは唄う」という名作フランス映画ばかりを集めた映画祭が開催されており、父から招待券をもらった私は、「冒険者たち」と「男と女」を一人で観に行ったのでした。
伏し目がちだけど幸福そうなアヌーク・エーメのアップ(髪がハラリ と落ちたりして手で上げる仕草さえ絵になる)、彼女の肩に触れるか触れないかくらいに置かれたジャン・ルイ・トランティニャンの手のアップ。これがポエジーっつうもんなんでしょうなあ・・・(この時点で、もうお互いの子供はダシ状態)。
しかし大人になってから思うのは、男の職業がレーサーってカッコ良すぎ!という点である。彼が過酷な耐久レースを行っているシーンから切り 替わって、パリでそわそわしながら待つ女。また切り替わって疾走する車。男は好成績を納め、女は「愛しています」と電報を打つ・・・もし男の職業が税理士だったら?こうはならないよね・・・っていう(笑)
あと、見所はアヌー ク・エーメのファッション!襟を立てたムートンのコートやロシア風の茶色いコート。冬のドービルがすごく寒そうなんだけど、それがまたいいんだ~。映画 ファンに「コートが似合う女優は?」というアンケートを取ったら必ず上位に入ると思う。モード雑誌にも冬になると繰り返しこの映画の写真が出てるし。 襟立てーので痺れるくらいカッコイイ着こなしのアヌーク・エーメ様 そして今回「おおっ」と思ったのが彼女が持っているバッグ。これ・・・・私が清水買いしたシャネルと似てない?(日記はこちら)知らなかった、「男と女」モデルだったのか・・・。なんか嬉しい!もっと活用しないと・・・。 昔のは側にシャネルマークが付いていないんだけど、それがまたシックだった。
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