連休の混雑を避け一足早く、
先週はずっと沖縄北部におりました。
引き続き働いてはおりますが一応無事に定年を迎えた哲ちゃんに
「退職祝いはどこへ行きたい?」とたずねたら
「オキナふぁ~~~」とフヤケた答えが返ってきたので、
地元の北海道内を別にすると震災以来はじめて東北じゃない所へ旅に出た次第です。
第一宿泊先:WASSA WASSA(ワッサワッサ)
沖縄県大宜味村根路銘97
おりしも2015/4/21(旧暦の3月3日)は干満の差が1年間で最も大きい大潮。
沖縄地方では「浜下り(ハマウリ)」と言われ、
女性が浜に下りて手足を海水にひたして身を清め災厄を払う日でもあるそうです。
私の身が清められたか否かはさておき、
大潮ということは干潮の刻に浜へ行くと、
ウヒヒ・・・
いつもなら潜るか沈むかしないと見られない海の底がペロリと現れ、
泳げない私でもリーフの上を歩いて貝を拾ったり熱帯魚を覗いたりできる
ありがた~い時節であります。
朝の9時すぎ、魚のセリに行くというWASSA WASSAさんにお願いして
国頭漁業協同組合・辺土名漁港へ同行させていただきました。
10時からのセリに向けてなんとな~く静か~に集まってきた仲買の人たち。
雨女(私)のせいか天気が悪くいつもよりかなり水揚げは少なかったものの、
青い魚イラブチャー(ブダイ)やら、
シャコガイやら、
北海道では見たことのない生物に胸がトキメキます(不整脈?)。
国頭漁協の美味しくて新鮮な魚を求め、
はるばる那覇からも買い付けに来ていました。
内気で控えめな方が多いのか(それとも私が怖いのか)、
セリに来ていた方がそぉ~っと「大きなイカが見れるよ~」と教えてくれた加工場。
人と比べるとイカの巨大さが分かるでしょうか。
函館のイカール星人は沖縄出身なのかもなぁと思ったり・・・(空想中)
この巨大なイカの名はソデイカというらしく 、
国頭漁業協同組合のショッピングサイトでも購入できますが、
人気のようで「月桃風味のソデイカスモーク」は只今売り切れ中でした。
そして穏やか~に始まったセリ。
仲買のおじいちゃんの秘蔵っ子、
真剣に魚を見定める頼もしい未来の目利き ^^
そして穏やか~にセリが終わりました。
WASSA WASSAさんが競り落とした魚たち。
やっぱり控えめな方が多いのか(それとも私が怖いのか、私を見ると石になるのか!?)、
クルマに戻って帰ろうとしていたらWASSA WASSAさんを介して
「"生簀(いけす)の中を見せてあげる"って言ってます」と呼び戻されました。
元気に泳ぐ魚たち、
国頭の魚は美ら海水族館に納められることもあるそうです。