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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


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2008.08.22
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カテゴリ:アンソロポロジー


「白洲正子の宿題」「日本の神」とは何か
白洲信哉 /野中昭夫 2007/10 世界文化社 単行本 222p
Vol.2 No.0244  ★★☆☆☆

 掛け軸でお酒を飲む作法を教えてくれたのは白洲さんである。一級の美術品に対する最高のほめ言葉は「おっ、これで飲めるな」ということ。最初にお目にかかって以来、合うといつもお酒を飲んでいたから、「たまにシラスシンヤじゃなくて、シラフシンヤが見たい」と軽口をたたいたこともあった。
p18 茂木健一郎「婆娑羅はすでに始まっている」

 茂木健一郎の巻頭言はともかくとして、この本もまた「祖母・白洲正子 魂の居場所」と同じ出版社からでているところをみると、柳の下のどじょうを狙う企画本というニュアンスがないでもない。これではまさに「江原啓之神紀行」となんにも変らないではないか。いやむしろ江原のほうがもっと広域を歩いている分だけ「日本」を網羅しているといえる。
茂木も「白洲信哉の婆娑羅はすでに始まっている。伴走する読者は幸いである。」p21なんて、おべんちゃらを言っている場合だろうか。

 宇宙人や金星人よりは、地球人という存在のほうにリアリティを感じるが、いきなり「日本の神」というところまで退却されると、それも困る。中国人やチベット人
などというレベルまで細分化された民族論よりは、やはり私は地球人レベルでものごとを考えたい。「日本の神」とはなにか、という副題ではあるが、私なら、ここを「地球人スピリット」とはなにか、と書き変えたい。

 もっと言うなら、かつてあった「日本の神」は、未来の「地球人スピリット」へ成長していく過程にこそある、と言いたい。父母や祖父母の「財」(それが精神的なものであろうと)をむやみやたらに食いつぶす姿勢は、喜べない。江戸、明治、大正、昭和ときて、現代人たる私たちは平成に生きている。21世紀だ。「古典美に憧れる中年婦人」たちの人気アイドルを気取っているばかりなら、この「タレント」孫にスポットライトがあたっている時間もそう長くあるまい。






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Last updated  2008.08.23 05:19:54
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