10年先も愛しているか----------------!?
さぁ。
このふたつの恋の行方の結末はどうなるのか?
夏期最後のドラマの最終回です。
無事博との仲が戻った里花。
「やっぱり運命だったのかなぁ」
そう思う里香。
だが、あさってには博は未来に帰る。
でも、根本的な問題は解決していないのだ。
未来ではふたりは分かれてしまう可能性がある事には変わりないのだから。
里花となら一生一緒に暮らせると、教授たちに話す博の言葉を隣の部屋で聞いていた未来の博。
だが三田村教授はいい事を教えてやると言いだす。
結婚して一緒になっても、必ずケンカする。
そして、必ず心に余裕のない方がこういうのだ。
「離婚しましょう」
でも、
それは本当に別れたいわけではないのだ。
「本気でどこまで自分が必要とされているか、確かめたいんですよ」
心に余裕がある方がそれを受け止め、フォローすべきだと話す教授。
・・・妙に説得力があったわ~
確かにそうだ。
人って不安になると、自分の存在意義とか考えちゃうもんね。
それを聞いていた未来の博は、ようやく心の余裕を取り戻したようです(^^)
でも里花が博と寄りを戻した事で、涙する日高。
そんな日高を見て、思わず未来の博は、日高の本は面白いと。
そして、次に出る本はとても面白いと、励ますのだった・・・。
そして、人通りの多い、スカイツリーの下で待ち合わせをする未来の博と里花。
すぐに見つけられたと話す博。
愛の力だね(^^)
だが、博は二人が寄りを戻した事で、未来の自分たちの関係の解決には至らなかった事を悔やむ。
「時空を超えた無駄足だった」
そう言う博。
でも、博が未来へ戻ったら、この会話も、博と会ったことすら里香は忘れてしまうのだ。
絶対は永遠ではない。
「絶対なんてない」
そう断言する博。
でも、何かいい方法があるんじゃないかと、必死にすがる里花。
でも博はもう覚悟を決めたよう。
「俺は明日、未来へ帰って離婚届を出す!!」
「そんな事ない。しあわせな未来があるはずよ!!」
「仕事、頑張れよ。さよなら、里花」
そう言い残し、博は行ってしまうのだった・・・。
そして、濱田の元へ向かう里花。
やはり何の解決にもならなかったけれど、それでも彼に会えてよかったのだと思う里花。
自分の役に立てる事なら何でも話すと言う里花に、濱田は言う。
「自分の一番大切な物語は、自分の胸に収めておくものよ」
流石作家、いい事言うなぁ。
きっと今、濱田が執筆している本がベストセラーになるんだろうね。
その夜、亜美に10年後もハートだけは若くありたいと聞かされる里香。
外見は変わってしまっても、ずっと熱い恋をしたい。
そして、里花は・・・一通の手紙を書く。
三田村は博に言う。
博に会った記憶はなくなってしまう。
それでも博に会えた事実はかけがえのないものなのだから。
よりよき未来の為に---------!!
最後に祐太に挨拶をして(って、敬礼っすか)別れを告げる博。
そして、里花は三田村教授の元を訪ね、未来の博の元へ駆けつける事に。
博は最後に30歳の博に宛てた手紙を書いたが、それを破り埋めてしまう。
どうしても一言伝えたい事があると、息を切らして駆けつけた里花。
博は里香に告白する。
何度過去に戻ったとしても思い知らされる事実。
「やっぱり君を好きになるだろう。
何度出会っても、君を好きになる。
負けた。完全に負けたよ。
認めよう。
俺は結局、もう一度君に恋するために10年後からやってきたんだ-------」
「もしあなたが未来に帰って、ドアを開けて、まだ私がいたら・・・
その時はもう少しだけ我慢してあげて」
また酷い事を言うかもしれない。
癇癪を起すかもしれない。
「それでも心の奥のどこかでは、あなたを絶対愛しているから。
10年先も絶対に愛してる-------」
その言葉に、必死に涙を堪える博。
「その言葉、忘れんなよ」
「でも、忘れちゃうんでしょ」
笑うふたり。
だが里花は言う。
「忘れない。
絶対にこの気持ち、忘れない!!」
最後だから抱きしめてもいいかと声をかけて、その腕に里花を抱きしめる博。
「会えてよかった」
「俺もだ」
そして、泣きそうだから後ろを見ていて欲しいとお願いする博。
一歩、一歩、遠ざかる博の気配を察した里花は思わず振り向くが、博は無言で後ろを向いていろと指を指す。
・・・涙だったよぉぉ。
だがその時、ポケットに残された千円硬貨の存在を思い出した里花。
振りかえったそこには・・・もう誰もいないのだった・・・。
そして、突然突風に浚われ、消えてしまった千円硬貨。
里花は・・・記憶を失くしたよう。
笑顔で博との電話に出る里花。
迷ってどこへ来てしまったのかと笑いながら博の元へ向かうのだった・・・。
そして---------未来へ戻った博は・・・そこに里花がいる事に安堵する。
でも、すぐには素直になれないか(^^;)
まどろっこしいというか、やっぱり一度出来てしまった溝を埋めるには時間と根気、そして心のゆとりが必要だよね。
里花の求めるまま、博は離婚届に名前を書こうとするのだが・・・。
里花はこれから個人マネージメントをする事にしたと言い出す。
日高と会っていたのはその打ち合わせだったというのだ。
他にも数人の作家から依頼されているという。
そこにあったのは・・・祐太が持っていたという手紙。
「10年後のあたしへ」
それは10年後前に書いた里花の手紙。
それが発見されたと言うのだ。
その手紙には何が書かれていたのか?
「秘密」
そう誤魔化す里香でしたが・・・。
その手紙は、博が未来へ帰る夜に書いた手紙。
「今私は、10年後の未来も、彼の事が好きだと言う自信があります---------」
10年先も彼の夢を応援して、自分の夢も諦めないで。
「前を見て。
今のこのしあわせな気持ちを忘れないで。
自分の選んだ人生を信じて。
そうすれば未来は、未来はきっと-----------」
あぁ、綺麗に終わった~!!
なんだか全て丸く終わった形で、本当見終わってさわやかな気持ちになれましたわ~♪
やっぱ今回は
別れのシーンのおふたりの演技に拍手!!
泣かされました~(><)
無言ってのはズルいよなぁ。
それにあの表情が何ともいえず。
涙をこらえる二人の顔。
眉間のしわの話だとか、美白の話もすごくいい伏線だったしね。
青山が未来の自分の事を尋ねるけど、答えないで笑っただけって、シーンも好きだったし。
いやぁ。
久しぶりに清々しいドラマを見せてもらいました。
やっぱ内野さんは上手いわ。
役者だけしっかりやっててくれよ・・・と思わずぼやいてしまうけどね(^^;)
上戸さんもとてもいい表情と芝居で、純粋にこのふたりの恋を見守りたいと思わせてくれたもんね。
楽しかったです。
こういうすっきり的を絞った作品をもっと見たいです~♪
今期NO.1作品賞の「ホタルノヒカリ2」に並ぶ作品でございました(^^)
放送枠が違えばもっと視聴率取れたろうになぁ、勿体ない。
結婚してる人は10年先の未来を考えるだろう。
大好きな人とずっと一緒にいたい。
もう一度同じ人を好きになる。
それって素敵ですね~♪
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「10年先も君に恋して」オリジナル・サウンドトラック
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