1070269 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

僕が僕らしくあるために

僕が僕らしくあるために

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

M.BAN

M.BAN

Calendar

Category

野球

(513)

仕事

(115)

芸能

(70)

趣味

(92)

美味しいもの

(88)

現場

(125)

ひとり言

(663)

Recent Posts

Archives

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

2005.09.25
XML
カテゴリ:ひとり言
昨日、兵庫県豊岡市で、コウノトリの放鳥が行なわれました。

日本におけるコウノトリは、1971(昭和46)年に
最後の野生個体が捕獲されて以後、迷鳥として
渡りの途中で立ち寄る個体がいたものの、野生種としては
「絶滅」してしまいました。

昭和46年といえば、実は僕が生まれた年なのですよね。
この頃の日本は、まだまだ高度経済成長の名残があったようで
経済活動の発展が主で、それにともなう公害などの負の部分は、
置き去りにされていたようです。
そのような中、コウノトリは絶滅し、細々と豊岡市で
捕獲された鳥の飼育だけが続けられていました。

コウノトリは繁殖する相手を「選ぶ」そうで、
無条件に雌雄をつがいにしても、子供が出来るわけでは
ないそうなのですね。
そのため、豊岡市の「飼育場」でも、繁殖は長い間成功せず
1985(昭和60)年に当時のソ連から送られた
ペアによる繁殖まで、実に20年(人口飼育を始めたのは
1965年)もの間、その飼育数は減少の一途を辿っていたそうです。

コウノトリは、「子供を運んでくる」と欧米で言い伝えられている
ことが有名ですが、日本でもお祝い事に登場する「鶴亀」の
「鶴」は、実はタンチョウ鶴ではなく、コウノトリだとする説が
一般的なようです。
また、「ツルの恩返し」のツルも、コウノトリがそのモデルである
とされるなど、日本では昔から馴染み深い鳥だったようですね。

数年前から、豊岡市には迷鳥のコウノトリ(通称:ハチゴロウ)
住み着いていまして、実はこのハチゴロウを一度目撃したことが
あります。

電車で移動していた時でしたので一瞬ではありましたが、
周りにいるサギと比べると桁違いに大きく、あんな大きな鳥が
日本で生活できるのか。。。と、しばし感動したものでした。

今回の放鳥は、現在豊岡市で飼育している118羽のうちの
5羽を試験的に放鳥しているようで、このまま自然界に定着できるか
どうかの「適性試験」とのことです。

人間によって滅ぼされた鳥が、再び甦ることが出来るのか?
このこと自体が、大変意義深いものではありますが、
せめて僕たち人間の「罪滅ぼし」としても、今回の放鳥が
成功することを祈念してやみません。


【おことわり】
 本当は、昨日の項にエントリーしなくてはならない記事なのですが 
 スペースの都合上、本日のエントリーとさせていただきました。
 ややこしいことをして、申し訳ありません。m(__)m






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.09.25 11:15:29
コメント(0) | コメントを書く
[ひとり言] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.