カテゴリ:名作の散歩道
今日、また丸の内仲通りへ行った。
先週の日曜日に買ったパンツのお直しを取りに。 今日も曇りだし人通りも少なく、またまた、フォーブルサントノーレのようと思う。 「おかいもの」のうきうきする気持ちは たとえば、恋を知り染めた時のような、胸がときめく高揚を感じる。 高揚は読んでいる本から感じることがある。 もちろん、初恋そのものをテーマにしている優れた小説にも感動する。 今、どんな本がそうなのだろうか。 私の印象に残っているのは 「17才の夏」モーリーン・デイリ 1930年代(たぶん)のアメリカはウィスコンシン州の田舎町を舞台に。 高校卒業後大学に入学するまでの、夏休み中の初恋物語。 ほんとにたわいないティンエイジャーの悲恋。 16歳頃読んでときめいた。友達も夢中になったから、その頃は流行ったと思う。 高度経済成長期だったから、アメリカそのものがあこがれだったかも。 そういえば、TVで「パパは何でも知っている」もはやっていた。 大切にしまっておいたその小説を熟年になって読み返した。 やっぱり、感動してしまった。ナイーブでせつなく、美しかったから。 6月、7月、8月と秋になるまでを、ていねいに書かれていると思う。 現代の高校生は読むのだろうか。 この間、本屋さんで見たら現在でも出版されていた。 でも、中学生向けみたいだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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