テーマ:本のある暮らし(3216)
カテゴリ:ばあチャルの読書記録
もうじき桐野夏生の『アイムソーリー、ママ』を読了するのだけれど、
あーあ、わたし「きりの」な1年だったわと感慨にふける。 (年賀状作りに飽いたのでね 一休み) 今年の春から読んだ順にいうと、 『ローズガーデン』 ○ 『OUT』 ○ 『顔に降りかかる雨』 ○ 『天使に見捨てられた夜』 ○ 『ファイアー ボール・ブルース』 ○ 『ファイアーボール・ブルース2』 ○ 『ジオラマ』 『水の眠り 灰の夢』 ○ 『柔らかな頬』 ○ 『グロテスク』 ○ 『玉蘭』 ◎ 『錆びる心』 ○ 『白蛇教異端審問』 ○ 『ダーク』 ○ 『魂萌え!』 ○ 『光源』 『リアルワールド』 『冒険の国』 ○ 『アンボス・ムンドス』 ○ 『残虐記』 ○ ○印は好きな作品、◎は読み返したい、だから殆ど好きってこと。 というか、読み進むうちに全部に惹かれてきてしまった。 これに『アイムソーリー、ママ』が加われば発表作品は全部だと思う。 共著は読み残っているけれど(今のところ、その楽しみしかなくなってきた) 桐野夏生の好きなところは説教がないところ。 いやいやわたしは説教好き、思索好きなんだが。 (例えばドストエフスキーやトルストイ) リアルとは何か。 事実ではない、真実をえぐっているようなのだ。 それも大上段に振りかぶっていない。 あぶりだしすぎかもしれない。 でも、そこがなんとも快感。 となるとサドマゾかも。 ああそうそう、情緒がぬきだよね。 それがいいのかも、 でもロマンチックもシンデレラもわたし興奮するのにね。 わけがわからないね。この魅力。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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