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やっぱり読書  おいのこぶみ

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2013年01月21日
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『間宮林蔵』を読了し、今『赤い人』を読書中

資料を集めて調べ、史実、事実に近いことがらを
創作を加えてあるだろうが硬質な文章で書かれたもの

このような小説をあまり読んでこなかったので圧倒されている

『間宮林蔵』は樺太が半島ではなく島であることを照明した人物
間宮海峡として教科書で知っている程度であった

林蔵という人物
江戸時代も半ば農民から下級武士にはいあがれる程の才能の持ち主
どのように過酷な人生だったかは興味深いことではあるが
それにもまして

未開の地であった北海道を林蔵が探索する描写
必ず登場するアイヌ人
丸木舟の操縦、荷物運び、道案内のなどのために雇って協力を得た
と淡々と描かれている、その背景に衝撃を受ける

それってもともとアイヌ人が蝦夷(北海道)に住んで居たってこと
少数民族になってしまっているアイヌ人の悔しさや嘆きを思う

日本人もこのようにある民族と闘い、力ずくで取って今があるのだ
人間は食うか食われるかなのである

そして『赤い人』
北海道の原野が開拓されたには囚人たちの過酷な働きがあった
という小説

何人もの何人もの命が埋められている
あの広々とした牧場をなんとぼんやり見ていたのだろうか

ラインE

いつものことだけれども知ることが多い
しかし、このごろは疲れる

 

 

 






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最終更新日  2014年01月14日 07時20分23秒
コメント(7) | コメントを書く
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■コメント

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Re:吉村昭の本(01/21)   イサムチャン さん
おはようございます。

私は吉村昭が大好きで
ずいぶん読んできました。

夫も私の本棚から吉村昭をさがして読むようになり、
先日「赤い人」を買ってきて読んでいます。
私はこの本は未読なので楽しみ。
夫がはやく読み終わってほしいです。 (2013年01月21日 09時25分52秒)

Re[1]:吉村昭の本(01/21)   ばあチャル さん
イサムチャンさん

>おはようございます。

>私は吉村昭が大好きで
>ずいぶん読んできました。

さすがです!

わたしの独断で言わせていただければ
綿密に資料を調べて書かれたものには二つの方向があると思います

面白いものと
平凡で平坦で面白くないものと

松本清張はそのドキュメンタリーの中に清張節をいれたので読みでがあり、わたしは好きでした

吉村さんは事実の中に冷静に揺るがないものを投入しました
…節がなくても感動させるのですねぇ


>夫も私の本棚から吉村昭をさがして読むようになり、
>先日「赤い人」を買ってきて読んでいます。
>私はこの本は未読なので楽しみ。
>夫がはやく読み終わってほしいです。

情緒は一切抜きの小説ですが、迫ります

(2013年01月21日 17時01分20秒)

Re:吉村昭の本(01/21)   alex99 さん
吉村さんの作風は、冷静で、ドキュメンタリー風で、私は好きです

日本地図を完成させた伊能忠敬は、間宮林蔵の弟子です
間宮林蔵の子孫だという女性を知っていましたが、確か、彼女はロシア人との混血
間宮林蔵は幕府のスパイだったと言う説が有り、多分、層でしょう
井野忠敬も、地図を作成しながら、諸国各藩を調べていたとも言われていますが(笑)

世の中、単純ではありません(笑)

(2013年01月21日 17時30分05秒)

Re:吉村昭の本(01/21)   alex99 さん
すみません
誤変換とミスタイプ

多分層でしょう → たぶん、そうでしょう

井野忠敬 → 伊能忠敬

(2013年01月21日 23時22分16秒)

Re[1]:吉村昭の本(01/21)   ばあチャル さん
alex99さん

>世の中、単純ではありません(笑)

吉村昭さんのこの小説『間宮林蔵』にも幕府の間諜として役目を果たしたとあります
だからシーボルトのスパイ事件を暴いた張本人だと言われました
本当は違う方面からその事件は発覚したのだとこの本では言っていますが、悪口を言われても仕方ありませんよ

>間宮林蔵の子孫だという女性を知っていましたが、確か、彼女はロシア人との混血

へーえぇ

林蔵は晩年まで(晩年にはお世話する女性がいた)独身だったそうですから、あちらこちらに子供がいてもおかしくありませんね

実際、日本の各地を健脚を活かして精力的に測量して歩く林蔵のそのエネルギーが多方面にも(笑)

それでなくちゃ!!







(2013年01月22日 08時27分36秒)

Re:吉村昭の本(01/21)   alex99 さん
林蔵は樺太を探査して、マミ赤い興を発見
樺太が半島では無く、島であることを発見しました
(ご承知の事ですが)

そういう関係で、ロシア女性も探検したのかも(笑)

彼女の名字も、間宮でした

デヴィ夫人が働いていた、赤坂の今は伝説の最高ナイトクラブ「コパ カヴァーナ」にいました
デヴィさんも、インドネシアの元大統領スカルノに見初められた
もっとも、そこの女性達は、外国の客の伽をするのが普通でした
当時、赤坂には
コパ・カヴァーナ
ニュー・ラテンクォーター
ゴールデン月世界
の三大ナイトクラブ
それに
ミカドというレストランシアター
などがありました
以前、ブログに記事として、少し書いた
そこのある女性をテーマに
昔でないとあり得ない、豪華な世界で氏が


(2013年01月22日 18時00分31秒)

Re[1]:吉村昭の本(01/21)   ばあチャル さん
alex99さん

>林蔵は樺太を探査して、マミ赤い興を発見
>樺太が半島では無く、島であることを発見しました
>(ご承知の事ですが)

>そういう関係で、ロシア女性も探検したのかも(笑)

>彼女の名字も、間宮でした


この吉村さんの本によると家名と測量家を絶やさないため養子を定めで測量術を修めさせたとか、だから跡継ぎもいたし、

本家も跡取りがちゃんとあったのですから、その後、間宮家は家の職業上ロシア人との関係もあったのでそんなこともありですね


>デヴィ夫人が働いていた、赤坂の今は伝説の最高ナイトクラブ「コパ カヴァーナ」にいました
>デヴィさんも、インドネシアの元大統領スカルノに見初められた
>もっとも、そこの女性達は、外国の客の伽をするのが普通でした
>当時、赤坂には
>コパ・カヴァーナ
>ニュー・ラテンクォーター
>ゴールデン月世界
>の三大ナイトクラブ
>それに
>ミカドというレストランシアター
>などがありました
>以前、ブログに記事として、少し書いた
>そこのある女性をテーマに
>昔でないとあり得ない、豪華な世界で氏が

そう、あのころは「あるところにはあった」世界

わたしは銀座にいましたが、なにしろお固いお勤め事務員(OLという言葉はなかったBGと言っていた 笑)
だから読み物とうわさ話しばかりでしか知らなかったですね

それで今があるのか、よかったのか(笑)
(2013年01月23日 09時06分16秒)

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