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カテゴリ:ジュエリー
2014年の作品で、弁才天様リングです☆ オーダーメイドの作品です。 18金イエローゴールド ブルームーンストーン(スリランカ産)1.2カラット マンダリンガーネット1.02カラット 弁才天様ネックレスをご注文くださったお客様が、弁才天様リングもきっと可愛いだろうというイメージをお持ちで、ご注文くださいました。 デザイン画と頭の中だけでの想像から、少しずつ形にしていって、お作りいたしました。 きっと可愛くなるだろうな~と、私もお客様も意気投合して、作っていきました。 弁才天の顔の部分をリングにして、首と肩を表すその下のループとサブの宝石はゆれるデザインにしました。 その宝石のゆれ具合は、あまりグラグラゆれないようにするため、ループを直径が太めのワイヤーを使ってお作りして、ループ同士のすき間も狭くしました。 ・・・仕上がってみると、想像していたものよりも完成品の実物のほうがすごく可愛い作品となりました! 可愛い~!と、お客様はとっても喜んでくださいました。 2人で相談しながらお選びいただいた宝石の組み合わせはとても個性的で、他に無いデザインと宝石で、1点物です。 インクルージョンが無くて色がきれいなブルームーンストーンが入手困難になっていましたので、それを今のうちに使っておくことに決まりました。 ブルームーンストーンがメインの宝石(弁才天の顔の部分)になるので、その淡いブルーの色身に似合う、コントラストが効いているお色をご提案して、大胆にオレンジ色の宝石(マンダリンガーネット)に決めました。 淡い水色とヴィヴィッドなオレンジ色の組み合わせです。 サブの宝石は白いダイヤモンドが一般的なのですが、何でも白いダイヤを使えば無難ですがクラシカルなデザインとなり、他でもよくある宝石の組み合わせとなります。 今回は、「もしサブで似合う宝石が見当たらなかった場合は、仕方なく最終的に無難な白いダイヤにすればいいですね~」とお話しながら、色々な宝石を引っ張り出して見比べて選んでいきました。 「でも白いダイヤをサブで使うとよくあるクラシックな組み合わせになるから、それは無難ですがもったいない気がしますね~」などとお話しながら、最終的に大胆なオレンジに決まりました。 お客様はごゆっくり、数日間は考えていらっしゃいました。 宝石の色を合わせたり選ぶ時には、宝石同士を並べたり離したりしながら、デザイン画と見比べて想像しながら、バランスを考えて見ていきます。 この、宝石選びの作業も楽しいです。 ブルームーンストーンの色と18金のイエローの色も、ピッタリ合っています。 ・・・そういういきさつがあったので、完成後に実物をご覧になったお客様も、「想像していたよりもすごく可愛い~! 実物のほうがいい~! やっぱり作ってもらってよかったです~!」とおっしゃって、驚かれていました。 「やっぱりマンダリンガーネットを組み合わせて良かったですね! オレンジが効いていますね! マット仕上げにしたので、そのデザインには金はマットなほうが合っていますよ!」などなど、私はご説明しました。 この指輪もけっこう大きめで分厚く、重厚感があるので、バランスを考えてマット仕上げにしました。 お客様のアイデアとご希望でお作りしてみました「弁才天様リング」の記念すべき第一作目です。 可愛いから私も欲しくなってしまいました~。 作っている時も楽しかったです! 後に、例えば指輪のバンド状のところに穴を開けて小さなダイヤモンドを左右にパヴェで3粒ずつくらいとか、入れることも可能です。 ダイヤは後から入れようと思えば入れられるものなのです。 私は、このデザインにはパヴェのダイヤを入れないほうが、シンプルで力強くて良いと思いました。 お客様に喜んでいただけてよかったです! 嬉しいです。 ご贔屓くださいまして、ありがとうございます。 感謝いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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