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京都府立医科大学付属病院の幹部職員による、特定患者に対する処方に対して、メディアが挙って連日事件の顛末をその日までに判った事を報じている。全貌が明らかになるには未だ取り調べの成り行きを見定めないと判らないが 大変混乱している様だ。
指定暴力団の組長の収監逃れに、本当に収監不可能の病状だったのか そうでは無かったのかの判断と、この組長と再三の院外での会食が問題になっている様だが、報じる方の大筋は暴力団組長との会食の有無。 病状が収監に堪えられるか如何かの医学的判断には、報じる側にも何所まで立証できるかの問題も有り、会食に見合う便宜というところが一番無難という事になるのだろう。 附属病院の幹部職員は、足元を掬われる様な世事には長けていないが、病院の伸張には大いなる実績のある人の様だ。大きな事案を動かす時、特に土地絡みの案件は、真正面から取り組んでも難しい事が有る。丸投げして裏社会からのアプローチは、余分の金が嵩むにしても時間の節約が出来る。会食の見返り・収監逃れの処方 そう云う単純な図式だけだろうか? 名の有る人と 暴力団幹部との交友で有名な事例は、東急電鉄グループの五藤昇氏 山口組田岡一雄組長と昵懇の間柄。田岡氏との関係は『人間と人間の関係』 何も疾しい事傍からとやかく言われる筋合いはない その関係を疎ましく危険視する人を突っぱねたと聞く。 時移り 今 道徳感とか倫理感と云う様なモラルハザードが高くなった様に思う 又 バレ無かったらという考え方も蔓延している、英雄色を好むち云う様な言葉は死語となり セックススキャンダルは其の人の全人格を表わすようなダメージを与える。要するに行儀のよいお坊ちゃま 御嬢さんが、世間的に良い人と認められる様になってきた。『あの男は 侍(さむらい)だよ』と言う言葉も聞く事絶えて久しい。 連日 医大病院の事が報道されている内は解決の糸口は見つけられないと思う。一般企業だと、自社の不始末をどの様に納めるのが一番傷口小さく早く納める危機管理のノウハウを絶えずシュミレーションを書いて、記者会見の席 並み居る記者にどの角度に頭を下げて何十秒お詫びのポーズまで細部にわたっていると聞く 府立医科大学付属病院には、危機管理ノウハウは特に無かった様だ。何所まで事態をあからさまにするとか 誰がどの様な責任を感じて身を退くと云う様な筋書が出来ていたら もう少し格好よく始末が出来たと思うに。 同病院は 医科大学の付属病院 教育の現場でもある。新しく医者になる若い人には 医者が持つべき倫理感 道徳感 命の尊厳 社会感も含めて 教え導く場でもあると考えた時 滅多に受ける事の出来ない「反面教師」の目の辺り実践教育を受けていると考えられたい。 今年度の入学問題等如何処理するのだろう 他所事乍気になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.19 11:50:12
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