椅子の座面張り替え
家具はこだわり抜いたものを購入しています。特にダイニングの椅子はできるだけ軽い、座り心地の良いものを選んできました。この椅子は10年くらい使っていて合成皮革の座面がかなりボロボロなのですが、座布団をしいたりして誤魔化して使っていました。一度やぶれ始めると傷の広がりが速いです。可哀想なくらい痛々しい。フレームはめちゃくちゃ気に入っているので捨てたくはない。この椅子を購入したお店は今はもうありません。では、いっそのこと自分で張り替えてしまえ!てことで、やりました!椅子の張り替えを!初めての挑戦です。用意するものは、・ウレタンフォーム 座面より一回り大きめに見積もります・ウレタンチップ ↑のお店は希望のサイズで売ってくれるということです。 椅子の座面ちょうどサイズで見積もればOK・椅子生地 椅子張り生地 座面に張る布または合成皮革はウレタンフォームよりさらに一回り大きめに見積もって・座面裏に張る布=なんでも良いが分厚くないもの 今回はおよそ縦横50cmくらいのものを2枚用意しました。・タッカー はずし これがあると超便利ですが、うちにはなかったのでマイナスドライバーとペンチを使いました。・持ち手がなるべく太めのプラスドライバー・丈夫なものにも使えるタイプのタッカー・木工用ボンド最低これだけあれば作業はできます。あとは、床の養生をしてください。それではとりかかります!まずはひっくり返して座面を取り外します。4つの穴からプラスドライバーを使ってはネジをずします。座面がはずれました。次に、タッカーの芯を外して巻き付けてある座面の巻物を取り除きます。マイナスドライバーを使って取り外すのですが、小さいドライバーしかなくて、力がうまく入らず、苦労しました。ので、できるだけ持つところが太くて長いドライバーがいいです。てこの原理ですね!ペンチなどがあるとうまくはずすことができますよ。芯を外したら、ウレタンと木の枠が姿を現しました。次に新しく使う、ウレタンチップを、木の枠の大きさにカットします。ウレタンフォームはそれよりひとまわり大きめにカット。ウレタンフォームでウレタンを包み込むようなイメージです。木の枠をあてて、ウレタンチップにペンで印をつけて、その通りにカッターでカットしました。次の写真との間の工程を撮影し忘れてしまいましたが、下から順番に座面用の布(チェックの布)裏返して置くウレタンフォームウレタンチップ座面の木の枠最後に座面裏に張る布(ボタニカル柄の布)表を上にしての順に重ねていきます。座面用の布で重なっているものをくるんで、タッカーで座面の木の枠に留めていきますが、結構ムズカシイ。時計回りに止めないで、最初に止めたところの向かいを少し引っ張るようにしてタッカーで止めるとうまくいきます。角は丁寧に細かく折り目をつけてタッカーでこまめにとりつけていくとうまくいきます。私のは角が雑ですタッカーで留め終わったら、裏布を木工用ボンドで目隠しするように貼り付けていきます。途中で折しろが足りなくなって一部は切りっぱなしのままボンドでとめることになりました。まあ見えないところだから大丈夫です!要は見苦しいところが隠せればよいことなので気にしません(笑)これを椅子にとりつけます。外した時と逆の工程で取り付けていけば完成!左が Before右が Afterです。なかなかいい感じです(自己満足)座り心地もとても良くて家族に大好評でした!ドライバーが細くて短かったために、腕がかなり痛くて疲れました。なので道具をきちんと揃えてからとりかかることをお勧めします。ちなみにこんな便利なものを見つけました。椅子張り替えキットセット自分でDIY 材料2脚分F 合皮8色有(在庫品) 張替手順説明書付ホームセンターの中であっちこっち探し回る手間が省けていいですね!参考になりますと幸いです。