Ｉｚｕｍｉｓａｎｏ未来日誌 千代松大耕の独り言

[議会報告] カテゴリの記事

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• いよいよ

  もう日が変わりましたので、いよいよ私にとりまして最後の議会が明日から始まります。今回の議会は、新田谷市長にとりましても最後の議会となりますので通常の３月議会とは違って変則的になっています。通常の３月議会なら議会の冒頭に市長が「施政に関する基本方針」を発表して、それに対しての通告質問からスタートし、新しい年度の予算委員会がおこなわれていくのですが、今回は市長が４月１日付けをもって辞職するということで「施政に関する基本方針」は出されていません。「施政に関する基本方針」とは新しい年度を迎えるにあたって市長が発表する所信表明みたいなものですね。それは事前に議員に冊子となって配布され、それを読んで議員は通告質問を出します。この質問は一般質問とは違って各会派の代表１名しか質問をすることが出来ません。しかし今回の議会は「施政に関する基本方針」が出されませんので一般質問となっています。「最後やから頑張れ。」という私の会派の声を受けて、今回の議会は一般質問を会派代表としてすることになりそうです。

  2011/02/28

• 広域行政

  泉佐野市議会では現在、１２月議会が開催されております。今回の議案の中に「泉南地域広域行政推進協議会の廃止について」の議案が上程されています。この協議会は地方自治法に基づいて昭和５５年に設立された協議会で、岸和田市以南の５市３町が加入しています。大阪府下では、市町村合併は堺市と美原町の合併のみにとどまりましたが、全国的には平成の大合併により、１９９９年には３，２３２あった市町村の数が、２０１０年には１，７２７となりました。このことにより各地域における広域圏が全国的に変更したため、総務省が要綱を見直しいたしました。それに基づいて５市３町での協議の上で、泉南地域の広域圏を５市３町に固定せずに幅広く協議をしていこうということで廃止の議案が上程されてきたわけであります。泉南地域広域行政推進協議会は、設立当初こそ各事務事業に踏み込んでの協議がなされていましたが、それを束縛するための権限を持っていない、また財政上の優遇措置が平成１４年に廃止されたことにも伴い、最終的には広域圏計画を策定する、観光振興のためのイベントを開催する程度にとどまり、実際には具体的な事務事業に踏み込んでまでの、広域行政の進展を見せるには至ることが出来ませんでした。これから本当に必要なのは、例えば「病院」「消防」「ゴミ行政」などの具体的な事務事業に踏み込んだ上での広域行政であります。限られた財源を有効に使っていくためには、さらなる行政の効率化を考えていかなければなりません。そのためには様々な分野での広域行政を図る必要があります。

  2010/12/10

• 今年も開催

  昨年も開催させていただきました「いずみさの再生タウンミーティング」を今年も開催させていただきます。主催は「自由民主党・新緑会泉佐野市会議員団」です。早期健全化団体の適用を受け、財政健全化計画を国に提出した泉佐野市の財政状況や、健全化に向けた取り組み、そして教育問題など、泉佐野市政に関する報告をさせていただきます。今年は、新たな会派の仲間である中藤大助議員を加えてタウンミーティングを開催させていただきます。どなた様のご参加も可能ですので是非ともこの機会にご参加をいただき、われわれとともに「いずみさの再生」について一緒に考えましょう！日時　１１月１６日（火）　１９：００～（受付１８：３０～）　場所　泉の森ホール　レセプションホール　参加費無料　（どなた様のご参加いただけます）プログラム　　１．市政報告　２．参加していただいた方々との意見交換、質疑応答 

  2010/11/08

• 夫婦別姓

  先ほどのブログでご紹介しました「選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書」の内容は下記のとおりとなっております。共産党、国賀議員以外の賛成多数によって採択されました。「選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書」「夫婦を同姓とするか別姓とするかの選択を可能にする選択的夫婦別姓制度を柱とする民法改正案の提出の動きがある。しかし、選択的夫婦別姓制度の導入における問題点は多い。特に懸念されるのは、国家の基礎的単位である家族の絆の問題である。もし、夫婦別姓を選択すれば、必ず子供は両親のどちらかとは違う「親子別姓」となる。また、一度夫婦別姓を選択した後は、子の姓は夫婦のどちらかに統一され、その後の変更は認められない。また、他人から見ても誰が親子関係なのか分かりにくい状況が生じ、戸籍や住民票の記載も紛らわしいものとなる。そして、学校や会社やご近所においても姓で呼び合う文化・習慣が多い中、夫婦・親子が別姓になることは、特に子供に与える影響が深刻なものになると思われる。親子関係をめぐる痛ましい事件が起きている今日において、更に家族の一体感を喪失してしまわないか懸念される。　また、現行制度における女性の社会進出に伴う不都合については、旧姓の使用範囲を拡大する法整備などによって解消していくべきと考える。現在、選択的夫婦別姓制度については、世論調査においても反対が賛成を上回っているという結果が出ている。まさに国家の根幹部分に関わる問題について拙速に結論を出すことは許されない。よって、日本の伝統文化や家族の絆を崩壊させる恐れがある選択的夫婦別姓制度を導入することのないよう強く要望する。」

  2010/09/29

• 追加案件

  本日の午前中を持って９月定例議会が終了しました。本日審査された案件は、追加案件のみでした。「固定資産評価審査委員会」委員選任同意は、市場谷楠雄さんが同意されました。市場谷さんは現在の商業会連合会の会長さんです。また「教育委員会」委員の任命同意については、現教育長の中藤辰洋さんがあらためて同意されました。今までの中藤教育長は、下岡前教育長の残任期間のみということでしたので、今回から新たに４年の任期となります。泉佐野市議会では、定例議会における追加案件は、特別に急を要する案件以外は、通常このような人事案件と、議会が提出する意見書・決議のような議員発議の案件というようになっています。今回は自由民主党・新緑会泉佐野市会議員団は２本の意見書を提出していましたが、１本は事前に議会運営委員会で、民主・共産党の２会派の反対により、本会議に上程することができずに、もう１本の「選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書」のみが本会議に上程され、採択されました。却下されました意見書は「ばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書（案）」という民主党政権による子ども手当等のばらまき政策の見直しを求める意見書でした。泉佐野市議会では、４年前に賛否が拮抗した意見書の取り扱いをめぐって、議長不信任決議まで騒動が大きくなったことがありました。その時から意見書・決議に関しましては、２会派以上の反対があれば、意見書を本会議に上程しないという取り決めがなされています。今回、却下された意見書につきましても、過半数の賛同を得ているのですが、民主・共産党の反対によって本会議に上程することが出来ませんでした。この取り決めがなされてから、保守色が強い意見書は、よく却下されます。他市の議会では、全会派一致のみ意見書として出すというところもあるみたいですので、それに比べたらまだましですが、もう少し緩和された方が、色々な意見書が、泉佐野市議会の正式な見解として各省庁に届けられるのになあと思っています。

  2010/09/29

• 賛成討論

  後半の本会議２日目が終了しました。本日までに当初から予定されていた案件の審査が終了し、全員協議会を開催して追加案件の説明を受けています。議案が付託された常任委員会の審査におきましては、私どもの会派である「自由民主党・新緑会泉佐野市会議員団」は、賛成するか反対するかといった態度をきちんと表明をしていない案件がありました。それは、議案第５１号「泉佐野市附属機関条例の一部を改正する条例制定について」と議案第６０号「平成２２年度泉佐野市一般会計補正予算（第二号）」でした。議案の内容は「泉佐野市学校通学区審議会」を廃止して新たに「泉佐野市教育問題審議会」を設置する条例ということで、補正予算には、その関連予算が盛り込まれています。常任委員会の審査では、今回の審議会が、小学校の統廃合を進めるたけだけに設置されたという疑念が拭えずに、態度を鮮明にすることが出来ませんでした。小学校は、地域におけるシンボリックな存在であるとともに、「ひとづくり」「まちづくり」「地域コミュニティづくり」の拠点となっております。また災害発生時には、緊急避難場所として指定をされているところであります。そういった小学校を財政上の観点からのみで統廃合の議論をするのは、いかがなものかと考えます。とりわけ小規模校につきましては、地域の方々と一体となって、小規模校の問題点を克服し、長所を伸ばす努力と工夫をされています。小規模特認校となった大木小学校の事例が十二分にそのことを示していると思います。そういった会派の想いがある中で、昨日は私が会派代表質問を、本日は中藤大助議員が、個人質問をおこない、教育委員会、また教育長と議論を交わしました。この２日間に渡る質問の中で、「今回設置される審議会は、小学校の統廃合を進めるために設置されたものではない、統廃合の対象となる小学校の関係者が委員の中に入るが、例え少数意見であっても十二分に尊重される、今後は泉佐野市における様々な教育問題についても諮問していく」といったことが確認できました。会派としては特に「関係者の意見が尊重される」といったところから議案、一般会計補正予算に対しては賛成することになり、既に多くの議員さんが、きちんとした態度を委員会内においてされている中、恐縮ではありましたが、私が会派を代表して賛成討論をおこないました。

  2010/09/28

• 無事終わりました

  ３日間に渡っての平成２１年度の泉佐野市の決算を審査する決算特別委員会が本日、無事終了しました。委員会に付託されました認定案件１０件、全て承認をされ、委員会は閉会しました。３日間連続の委員会の延長、そして１日目、２日目と予定していたところまで進めずに、例年になく長引いた決算特別委員会でしたが、それぞれの委員が、色々な角度から意見を出し合い、有意義な委員会となったと思っています。以前に先輩議員に「予算、決算の委員長をやったら議会では、どんな役職でも、十分に務めることが出来る。」と言われたことがあります。平成１５年３月議会と平成２０年３月議会には、予算特別委員長、そして今回初めての決算特別委員長でした。予算特別委員会は４日間、決算特別委員会は３日間、朝から夕方までの審査を委員長として進行するのは、とても疲れますが、勉強にもなります。全ての委員の方々の質問に対して「どんなことを聞きたいか。」またそれぞれの答弁に関しても「きちんと質問した内容に答えているか。」といったところを集中して聞いておかなければならないので、議場における議長職よりも疲れます。泉佐野市議会における議場での質問は「一問一答」方式ですが、委員会では「一回の質問につき最多五問に対して五答」方式で進みます。つまり委員が一回の質問につき、最も多くて五項目まで質問できます。それに対して五つの答弁が一気に返ってきます。それではあまりにも質問と答弁がごちゃまぜになるので、最近は予算と決算特別委員会では、「三問三答」になりました。委員長が質問をしたいときは、一番最後に質問をします。進行状況を考えて委員長は遠慮することが多いのですが、今回は、あまり遠慮せずに質問をしました。３日間の委員会では、それぞれの委員から貴重な意見や要望が出されました。全ての要望を現在の泉佐野市が全て受け入れることは到底不可能な状況ではありますが、十二分に汲み上げる努力はしてもらいたいです。

  2010/09/15

• 決算

  本日より泉佐野市議会では、平成２１年度の決算特別委員会がスタートしました。地方自治体の会計年度は、４月１日～翌年の３月３１日までです。その後２カ月間の出納閉鎖期間があり、６月議会で決算の速報値が出されてきます。その後に監査委員の決算審査を受けて、議会に決算承認を求めてきます。それから９月議会で「決算」関係の資料を配布し、決算特別委員会に付託をした後、今までは１１月に決算特別委員会を開いていました。しかし今年から９月議会中に決算特別委員会を開くことになりました。その決算特別委員会がスタートしたわけでありますが、委員会開始冒頭、委員長の互選があり、選考委員から「委員長」の指名を受けて、３日間の決算特別委員会を委員長として進めさせていただくことになりました。冒頭のあいさつでも申しあげたのですが、市役所は「予算準拠主義」の中、「予算」が「決算」より重視されてきたわけでありますが、今は全国の自治体がどこも厳しい中にあって限られた財源を、どのように使ったのか、対費用効果はどうであったのか、というものをよく検証していかなければなりません。といったところから「決算」を重視すべきだという声も上がってきています。その中で、市民の方々にも事業の必要性や対費用効果を十分に説明をしていかなければならないので、「決算」は私自身、ある意味「予算」よりも重要ではないかとも思っています。また決算特別委員会の資料と同じように配布される「事務報告」は詳しく目を通していけばいくほど、行政の動きがよくわかるものとなっています。本日も予定していた款を全て終了することができないくらい、それぞれの委員さんが、様々な角度からの意見や質問を出し、議会としては充実した議論が出来たと感じています。

  2010/09/13

• ９月議会に向けて

  本日、泉佐野市議会では、９月議会に向けての議会運営委員会が開催されました。今議会に上程される案件は、今のところ３１件、そして後半の本会議におきまして人事案件の２件が追加が予定されています。新会派の幹事長は、中藤議員さんに務めてもらっていますので、私は今回の会議を、傍聴させていただいたわけであります。１０年間、議員をさせていただいておりますが、今回の９月議会におきましては「泉佐野市健全化判断比率の報告について」「大阪広域水道企業団の設置について」「りんくう総合医療センターの中期目標の策定について」など、今までとはちょっと違ったかたちでの目新しい議案が上がってきており、時代が移り変わっていってるなと感じてしまいました。また泉佐野市議会では、これまで１１月で審査をしていた前年度の決算認定について、今回から９月議会でおこなうことになりました。決算特別委員会のメンバーである私は、この９月議会は、色々と忙しくなりそうです。そして財政健全化計画の項目にある「小学校の統廃合の検討」も含めた教育問題全般を審議する「教育問題に関する審議会」立ち上げのための補正予算も上がってきております。審議会のメンバーは市民公募も含めた１２名プラス特別委員の２名となっています。特別委員は、佐野台小学校区の町会幹事長である佐野台町の会長、そして第三小学校区の町会幹事長である旭町の会長がなられる予定です。あくまで「小学校の統廃合」ありきの検討を進める審議会ではないとは言うものの、当該小学校区の町会の代表さんが特別委員となられるようですので、「小学校の統廃合」を中心に議論が進みそうな感があります。両小学校は１学年１クラスの小規模学校でありますが、それならば８００名を超えてくる大規模な学校の児童数の適正はどうなのか？それらを含めての議論を進めていただかなければなりませんし、またそうなると校区の見直しといった部分まで議論を広げていかないと考えます。いずれにいたしましても、この「小学校の統廃合」といった問題に関しましては、樹海に足を踏み入れてしまったような複雑な問題が色々と絡み合ってくると思いますので、審議期間は長い時間を要することになり、早急な答申というものは不可能であるとも考えます。

  2010/08/31

• 

  新会派

   新会派５月の泉佐野市議会議員選挙では、私が自由民主党の公認候補として、そして鎌野博議員が推薦候補として立候補し、市民の方々からの信託によって議席を頂戴することができました。改選前は、私と鎌野議員、そして奥野英雄議員の３人で「自由民主党泉佐野市会議員団」を構成していましたが、今回の選挙で奥野議員が引退をされました。よって私と鎌野議員との２人で「自由民主党泉佐野市会議員団」として再スタートしたわけでありますが、この８月から私どもと、５月の選挙で初当選をされた中藤大助議員との３人で新たに「自由民主党・新緑会泉佐野市会議員団」という新会派を結成することになりました。「自由民主党泉佐野市会議員団」は自民党籍を持ち、選挙で公認候補、推薦候補として立候補した議員が入団するといった慣例がありました。中藤議員は自民党に入党したわけではなく、教育問題で同一歩調を取れるといったところから議会内で統一会派を結成し、新たに議会活動を進めていくことになりました。

  2010/07/31

• 終わりました

  参議院選挙が始まったり、ワールドカップがあったりと、何かと世間が騒がしい中にあって、本日、泉佐野市議会では６月議会が終了しました。上程されました案件は全て可決されましたが、自民党としましては、「子ども手当」の財源確保のために扶養控除が廃止される地方税法の改正に伴う条例の改正については反対いたしました。長妻大臣が、昨年の民主党のマニフェストにあった「子ども手当」２万６千円を断念しようかと言っているようなときに、財源確保の扶養控除だけは、そそくさと廃止してしまうというようなやり方は、全くもって納得いくことができません。それでなくても中学生以下の子どもがいない家庭には、扶養控除の廃止は「増税だ。」というようになっていましたのに、これでは本当に「隠れた増税」であります。このような改正には自民党として、もちろんのことではありますが、賛成することはできません。菅政権発足後のご祝儀支持率も少しずつではありますが、下落してきました。しかしながらわが自民党が民主党を逆転するには至っておりません。本当に残念なかぎりであります。昨年の「政権交代」に沸いた夏で民主党を支持し、民主党政権樹立を自分たちの手で成し得たと考えておられる有権者の方々は、やはり「もう一度チャンスを」と思っておられるのでしょうね。選挙の最中で、しかも管首相が「消費税増税」に言及したので、今回の参議院選挙については「増税かどうか」に焦点がいってしまった感がありますが、「普天間」の問題などは何も解決していません。また政権政党にも関わらず沖縄選挙区で候補者さえも擁立しない、出来ないといった現状に、多くの国民は「このままでいいのか？これからも民主党に任せてもいいのか？」といったことに気付いてもらいたいと願うばかりであります。

  2010/06/28

• 色々と・・・

  昨日から、泉佐野市議会では６月定例市議会が始まっています。本日は、今期から総務委員会と建設経済委員会が統合されました「総務産業委員会」が開催されました。６月議会では、色々と重要な案件が上がってきています。下水道の雨水管工事、小中学校の増築や耐震工事のための契約案件が４本、そして火葬場のＰＦＩの契約、管理職の給与削減、そして緊急雇用などの補正予算が審査されました。下水道の雨水管の工事は、浸水対策の日根野地区の要望を受けて、バス通り沿いにおこないます。日根野小学校が増築、耐震化され、上ノ郷小学校も耐震工事がおこなわれます。また中学校では第三中学校の耐震化のための工事がおこなわれます。このように必要な事業はストップせずに、財政健全化を進めていくというのが、今の泉佐野市の方針です。選挙後、議会運営のための議会運営委員会などがおこなわれてきましたが、本日の委員会は行政側とやり取りをする本格的な初めての委員会でした。総務委員会と建設経済委員会が統合され、一つの委員会の委員数も増えたといったことから、当初の見込みより大幅に時間をオーバーして委員会がおこなわれました。確かに、時間は以前と比べて長くなりましたが、一人ひとりの委員が多くの案件の審査に携われるというのは議会の活性化といった意味合いでは、のぞましいことだと考えますし、私自身も本日の委員会では色々な観点から行政側とやり取りが出来たと、満足のいく委員会でした。

  2010/06/11

• 議長選挙

  本日、泉佐野市議会では臨時議会が開催され、議長選挙、副議長選挙がおこなわれました。議長には宮本正弘議員（公明党６期目、６０歳）、副議長には野口新一議員（民主党２期目、３６歳）がそれぞれ選出されました。また今回の臨時議会は改選後初めて招集された議会でしたので、議席の抽選がおこなわれました。私は、議席番号１２番となりました。ちなみにお隣は国賀議員です。仲良くやっていきたい？と思います。議長選挙や副議長選挙に関しましては、議場での選挙の前に今回は改選後はじめてということで世話人会というかたちで各会派の意向をまず聞きました。議長に名乗りを上げたのが、公明党の宮本議員、正道の会の中林議員、維新２１の松浪議員、自民党の鎌野議員の４名でした。そして各会派間の調整がおこなわれたわけでありますが、議場の選挙の結果は、宮本議員１１票、中林議員５票、松浪議員３票、白票１票でした。私の会派は調整の結果、今回、宮本議員に投票しました。議会の選挙は有権者が２０名という少数での選挙ですので、市民の方はどのように感じられるか正直分かりませんが、私自身としましては密室の調整を否定はいたしません。現に議員にならしていただいてからの１０年間はそのようにして議長、副議長選挙では投票をしてきました。しかし今回の議場での選挙におきましては、票が３人に分かれるといったことは、開票するまで分かりませんでした。最終的に誰が手を下さずに、誰が最後まで立候補をしているのかといった立候補届けと議場での立候補表明演説ぐらいは必要ではないのかと感じました。

  2010/05/24

• お別れ議会

  本日、泉佐野市議会では４月臨時議会が開催されました。通常の年は、この時期に議会は開催されませんが、改選時の４月には臨時議会を開催します。泉佐野市議会では通称「お別れ議会」と呼ばれている臨時議会です。議案も少なく、市長から「４年間お疲れ様でした」といったような言葉をもらいます。今回の臨時議会では、泉佐野市議会委員会条例の改正が上程されました。その中身とは、泉佐野市議会にある３つの常任委員会を２つに統廃合するといった議案です。泉佐野市議会では本会議場で全ての議案を細かく審査するのではなく、常任委員会に議案を付託し、そこで審査をするといった形態をとっています。総務委員会、厚生文教委員会、建設経済委員会と３つの常任委員会があり、議案の種類によって付託される常任委員会が決まっています。しかしここ数年は、厚生文教委員会に付託される案件数がダントツで多く、逆に建設経済委員会に付託される案件がとても少ないといった現象が続いていました。議員定数の削減とともに、このような状況を変えるように常任委員会を２つに統合してはと、議会改革検討委員会で私が提案をしました。そして今回、総務委員会と建設経済委員会を統廃合することになり、名称は題にあるように「総務産業委員会」ということになりました。改選前の臨時議会は今回で私自身、３回目となります。何回経験しても、やはり一期間の最後の議会は、感慨深いものがありました。また「ここで仕事ができるように」と気持ちが引き締まった瞬間でした。

  2010/04/21

• ３月議会意見書

  ３月定例議会では、自由民主党泉佐野市会議員団が提出した意見書案のうち２本が採択されました。本日のブログでは、そのうちの「幼児教育の無償化と保育サービスの充実を求める意見書」を紹介させていただきます。        「幼児教育の無償化と保育サービスの充実を求める意見書」政府は平成２２年度予算に子ども手当の支給を盛り込みました。親の世帯の収入に関係なく一律で手当てを支給することは、家庭の教育費格差を拡大することにも繋がり、抜本的な少子化対策のためには不十分と言わざるを得ません。子育て世代は幼児教育、保育サービスの充実を求めており、こうしたニーズに応える施策を的確に打ち出す必要があります。　特に、幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培うものであり、全ての子どもたちに質の高い幼児教育の機会を保障することが求められます。また、待機児童を解消し、全ての子育て世帯が安心して子どもを産み、育てる社会づくりを進めなければなりません。よって、国会及び政府におかれては、下記の事項の実現に努めることを強く求めます。１．幼児教育に対する子育て世帯の負担を段階的に軽減するため、幼児教育無償化に取り組むこと。２．国の責任の下、児童福祉の原則を踏まえた保育の質の確保に努め、保育所の拡充や家庭的保育（保育ママ）の拡充を図り、仕事と子育ての両立ができる社会の実現に取り組むこと。３．待機児童解消に努める地方自治体の創意工夫を最大限生かせるよう支援  の在り方を検討すること。以上、地方自治法第９９条の規定により、意見書を提出します。

  2010/03/29

• 平成２２年度予算

  本日、本会議が開かれて、３月議会に上程されました議案が採決され、無事、平成２２年度の各会計予算が成立いたしました。平成２２年度の一般会計予算の規模は、４３８億６，３５３万円となっており、昨年と比べて１３．２％増額となっています。これは、平成２２年度に多額の借金を借り換えているためで、借り換えの金額を除きますと、９億６，０００万円の増額であります。歳入面では、市税収入におきまして空港連絡橋の国有化などにより、一時的に大幅な減収となっております。また景気の低迷を受けて所得の落ち込みにより個人市民税では、１億７，８００万円、法人では１億７，１００万円の減となっており、市税収入の落ち込みによって普通交付税の交付団体となり、交付税収入を４億６００万円見込んでいます。また歳出面では、宅地造成事業会計の廃止に伴う第三セクター等改革推進債の発行により、公債費の歳出が多くの割合を占めることになっております。この予算には日本共産党、維新２１、国賀議員が反対しました。反対討論では３者３様の反対理由で、他の議員に対しても、予算案に反対するように呼びかけます。しかしながらこの予算には老朽化した学校施設の建て替えや耐震化のための費用、日根野小学校の増築、日根野駅のバリアフリー化のための予算、あおい保育園の増改築への予算、末広公園の防災拡張工事費などが含まれています。他にも市民生活のための色々な扶助費が含まれています。対市民さんには、「～を実現した、～を進めた、市民生活のために～～」などと大きく宣伝するような会派がありますが、肝心の予算案には、何らかの理由をつけて、いつも反対します。

  2010/03/25

• ？？？

  昨日のブログの続きで、本日は昨日決まりました議員定数削減、議員報酬の削減を書かせてもらいます。今回の削減では、各会派で色々な意見が出されました。「議員定数削減には反対。議員報酬のみを削減したらいい。」といった意見や「議員定数削減をして、議員報酬は削減しない方がいい。」など両極端な意見が出されました。その中で一番賛成が多くなるようなかたちで今回の削減になったというところであります。泉佐野市議会の議員定数は、５月１６日投開票の一般選挙より、１名減の２０名となります。議員定数を削減するときは一般選挙のときからという法律上の定めがあります。また議員報酬の削減につきましては新年度より月額４万円カットとなります。泉佐野市議会は、平成６年の時には、議員定数が２８名でした。それが平成１０年の選挙で２４名となり、平成１４年の選挙では２３名、そして平成１８年の選挙では２１名となりました。このように議員が減ってきているのだから、さらに削減をすれば市民の声が届かなくなるということや、議会の勢力を弱くすることは議会の自殺行為といった理由で日本共産党や国賀議員は議員定数削減に反対しました。前回の選挙におきまして、自民党系の議員が減り、その分、私への市民の方々からの相談や要望が増え、とても忙しい４年間が続きました。しかし泉佐野市が財政を立て直していく上では、今まで以上に人員をカットし、その分の増える仕事量は、一人一人が吸収していかなければなりません。それは議員においても同じことであると言えます。また国賀議員は「議員報酬の削減は職員給与の削減につながるから反対」といった、私には理解しづらい理由で報酬の削減にも反対しました。

  2010/02/25

• ２月臨時議会

  本日、泉佐野市議会では、２月臨時議会が開催されました。主たる案件は、「泉佐野市財政健全化計画の策定について」でありました。このブログで何度もお伝えしてまいりましたが、泉佐野市は平成２０年度の決算におきまして、財政健全化法による早期健全化団体の適用を受けることになりました。財政健全化法に基づいて泉佐野市は、国に対して「財政健全化計画」を策定し、提出する義務が課されています。この財政健全化計画をめぐって泉佐野市は昨年の９月議会からさまざまな議論がなされてきました。私自身も「市民負担を求めていくような項目は削除すべきだ。」「もっと職員数を減らす努力をするべきだ。」などと色々な主張をしてまいりました。早期健全化団体は、財政健全化計画を提出する義務を負うこと以外に、とりわけ他のペナルティのようなものはございません。しかし一方で「起債の許可を受けるための収支計画」といった面もありました。今年度に限り、国は「第三セクター等改革推進債」といった、地方自治体の会計を処理していくための借金を認める特例措置を用意していました。その借金の許可を認めるためには、財政を健全化していくための収支計画を提出しなさい、といった要件がありました。この収支計画の面も財政健全化計画が兼ねていたのであります。つまり財政健全化計画の提出と国の第三セクター等改革推進債の許可は一対の関係であったのです。今回の財政健全化計画は１９年間で５３６億円の財政改善をしていく計画となっています。計画の中には使用料手数料の改定、小学校の統廃合などこれからも賛同できない項目が依然として残っていましたし、職員の削減数も依然より少なくなっていました。しかしながら泉佐野市にとって、どうしようもないお荷物の会計であった宅地造成事業会計の廃止がより重要であると考え、また計画はこの後も変更が可能であるということから、今回の財政健全化計画には賛成をしました。本会議での採決では反対の議員が複数いました。しかしながらそれらの反対をした議員は、国賀議員を除いては、他の案件であった第三セクター等改革推進債の申請や、宅地造成事業会計の廃止には、賛成をしています。都合の良いものだけを賛成するというのは、議員として無責任な対応であると私は考えます。また本日の臨時議会では議員定数を１名削減、議員報酬を月額４万カットする案件も可決しました。詳しくは次回のブログでお伝えします。

  2010/02/24

• 削減

  今月２４日に臨時議会が開かれます。その議題となるのは「財政健全化計画」や「宅地造成事業会計の廃止」などですが、議会から「議員定数削減」「議員報酬削減」が提案されます。本日は２４日の臨時議会前の議会運営委員会が開かれたのですが、「議員定数は１名の削減」、「議員報酬は月額４万円の削減」ということになりそうです。正式決定は２４日の臨時議会ですが、本日の議会運営委員会では日本共産党が定数削減に反対、国賀議員がどちらも反対、新田議員が報酬削減に反対といった意見以外はほとんどの会派が賛成をする意向でしたのでほぼこの案で決まりそうです。それぞれの会派から色々な案が出されました。もちろん私も「議員定数２名削減」「議員報酬１０％カット」といった意見を出しましたが、それらを組み合わせての結果ということで、今回の案には私は賛成をします。

  2010/02/16

• 難航

  国政では民主党政権が基地問題や献金問題で迷走を続けています。そういった中で泉佐野市は法律で義務付けられた「財政健全化計画」を国に提出しなければならないのですが、こちらの方の交渉は現在は難航していると聞いております。次の定例議会は３月定例市議会となりますが、２月２４日（水）に臨時議会を開催し、議会としての財政健全化計画の審査をします。またその前段階として２月８日（月）には行財政委員会が開催されます。この臨時議会におきまして、５月に改選をむかえます市議会の議員定数削減、議員報酬のカットの議案も同時に出そうと現在調整中です。私は自民党泉佐野市会議員団の幹事長として幹事長会などで２名の削減、１０％の報酬カットを提案してきましたが、それぞれの会派の主張に違いがあり、なかなかこちらの方も難航しているのが現状です。

  2010/01/27

• 土日議会

  昨日、泉佐野市議会では議会改革検討会が開催され、昨年におこなった土日議会について今後どのようにしていくかといった議論がなされました。泉佐野市議会では昨年、９月１３日（日）、１２月１９日（土）、１２月２０日（日）と休日に議会を開催しましたが、傍聴者の方がのべ人数で７９名（９月１３日）、３０名（１２月１９日）、１９名（１２月２０日）でした。私は普段の平日におこなう議会よりは傍聴者が多く、それなりの効果はあったと考えていたのですが、他の議員たちは予想していたよりも傍聴者が少なかったということで今後続けていくのか、どうかといった話になりました。ある議員は「思った以上に市民が政治に対して感心がない、泉佐野市議会ではもう土日議会をやめるべきだ。」といった話も上がりました。私はこれについては逆だと思いました。あまり感心がないのであったら土日議会などを開催して感心を持ってもらうようにしていくべきだとも考えます。また「開かれた議会」「開かれた市政」の一つのツールとして、思った以上に傍聴者が少なかったからすぐに止めてしまうのではなく、今後も色々な工夫をしながら土日議会は今後も継続していくべきだと主張しました。結果として、当初から３月議会は土日議会を開催する予定ではありませんでしたので、５月の改選後に新しい議会でこの論議を継続していくことになりました。議会は泉佐野市がどのような方向で進んでいるのかといったことや、どういった取り組みを今後していくのかといった情報の一番早く知れる場でもあると思います。今後も色々な工夫や取り組みをしながら「開かれた議会」「開かれた市政」を発信していかなければならないと考えます。

  2010/01/14

• １２月議会が終わりました。

  本日の午前中でをもちまして１２月定例市議会の全日程が終了しました。本日は以前にもお伝えいたしました意見書の採決もおこなわれましたが、私ども会派から下記のとおりの３本の意見書を上程いたしました。「平成２２年度予算の年内編成を求める意見書（案）」「経済成長を実現できる平成２２年度予算の編成を求める意見書（案）」「関西国際空港の国際ハブ空港化を求める意見書（案）」無事本会議でも賛成多数となり正式に泉佐野市議会の意見として各関係省庁に送られます。中でも関空の国際ハブ空港化を求める意見書（案）に関しましては下記のとおりの内容となっております。『平成２１年１１月１６日の行政刷新ワーキンググループが行なった「事業仕分け」において、関西国際空港株式会社への補給金が「凍結」との判断がなされたことは、これまでの同空港と共存共栄を図ってきた本市にとって、誠に遺憾な結果であります。　関西国際空港は複数の長距離滑走路を備え、かつ２４時間完全運用可能なグローバルスタンダードに適う国際ハブ空港としての機能を既に有しております。また大阪湾岸部への次世代産業の進出に大きな効果を発揮するなど、関西のみならず我が国の経済発展を牽引してきたことは周知の事実です。沖合い５キロという立地条件から騒音問題もなく、このような高いポテンシャルを有している関空を我が国のハブ空港として位置付けるべきであります。　先のワーキンググループでは「伊丹を含めた抜本的解決策が得られるまでは」という条件を付されていることから、今こそ関西の３空港問題に決着をつける時期であると考えております。国においては、関西国際空港の建設に至った経緯を十分に踏まえながら、かつ、我が国の将来の発展に繋げるという観点からも、伊丹空港を廃止し、関西国際空港を国際ハブ空港に位置付けるという明確なビジョンを早急に示されるとともに、財務構造の抜本的な改善を図っていかれることを強く求めるものです。』といった内容の意見書が送付されます。３空港の議論が色々とされる中にあって地元市議会の正式な意見として「伊丹空港廃止」という文言を盛り込まれた意見書が送られるのは、意義深いことと考えます。

  2009/12/21

• 意見書

  地方自治法第９９条に、議会は地方公共団体の公益に関する事項について関係省庁に意見書を提出することができるという規定があります。議会はその地方公共団体の議決機関として意思決定をすることを認めているものであります。今回の１２月定例議会には私の所属する「自由民主党泉佐野市会議員団」から６本の意見書を提出しています。中でも「関西国際空港の国際ハブ空港化を求める意見書（案）」は関西国際空港のハブ化と伊丹空港の廃止を求める意見書であります。こういった意見書は議会運営委員会において２会派以上の反対があれば本会議に上程することができません。今週の土日議会中におこなわれる議会運営委員会において意見書の賛否が問われることになります。事業仕分けで補給金が凍結され、関西における三空港が色々と議論されている中としては、わが会派としては泉佐野市議会の意思として是非とも提出したい意見書であると考えています。

  2009/12/16

• １２月議会が始まっています！

  泉佐野市議会では一昨日から１２月定例市議会が始まっています。今回の１２月議会では例年と比べても多くの議案が上程されています。今回はなぜ議案が多いかと言いますと、４年前に指定管理者制度に移行した泉の森ホールや福祉センターなどの公共施設が、今年で４年間の期限がきましたので、それらに対しての議案や市立病院を独立行政法人化していくための定款などの議案が含まれているからです。泉佐野市議会では上程された議案を各常任委員会に付託し、審査をしてきましたが、病院関連の議案が多くなるだろうということで、市立病院問題対策委員会を特別委員会にして、市立病院関連の議案をそこで審査することにしました。また今回は私が所属する自由民主党が野党に転落したということもあって、今までにはなかったことですが、私の所属する会派から「高速道路原則無料化の撤回を求める意見書（案）」など６本、また「天皇陛下御即位二十年を祝す賀詞の決議」を上程しています。そして土日議会では代表質問をいたしますし、加えて年末の忘年会シーズンに突入をし、何を言いたいかと申し上げますと、本当に忙しい日々が続いています。ブログの更新も滞りがちで読者のみなさまには申し訳なく思っておりますが、何とか時間を見つけて更新してまいりますのでよろしくご理解をお願い致します。

  2009/12/09

• 平成２０年度決算

  泉佐野市議会では４日（水）から平成２０年度の決算特別委員会が開かれています。今回の決算特別委員会でも市長をはじめ、副市長や企業誘致奨励金を担当している課長から「たばこ税」についての説明がありましたが、今回の報道ではかなり誤解を生んでしまうような内容の報道がされたとのことです。担当課長も新聞記者の取材で自分が言った内容をかなり歪曲されて記事として書かれていたということであります。これからも泉佐野市は粛々と「たばこ税」の確保に努めていくということでした。このニュースレターで前々回「たばこ税」について書かせていただきましたが、市民の方から「煙草のおかげで財政を健全化させる構想は、不健全だと思います。早晩、やめたほうがいいのではないですか。要するに煙草を吸え、吸えの立場ですから、目下の禁煙、節煙の流れには抗することです。自信の健康問題、他人への悪影響、ひいては、医療費の増大などの実害が目立ちます。」といった内容のメールが送られてきました。今回のたばこ税の増収につきましては別に泉佐野市が「吸え、吸え。」と奨励しているわけでもありませんし、たばこの小売業者に泉佐野市でたばこ税を納めていただいているだけであります。もしたばこの小売業者が泉佐野市から撤退してしまいましたら泉佐野市は１５億円の減収となってしまいます。１５億円の減収は、今の泉佐野市にとって命取りであります。市長も委員会で「もし今回の報道で業者が撤退してしまったら泉佐野市は再生団体となってしまう可能性が高まる。そのようにならないようにこれからも努めていく。」と答えられていました。春の時点で泉佐野市が大幅にたばこ税が増収となることは新聞報道でも報じられていました。なぜ今この時期にこのような報道が大々的にされたのかは不思議でありますが、泉佐野市としてはこれからもたばこ税の確保には全力で努めていくべきであります。

  2009/11/06

• 侃々諤々

  泉佐野市議会では９月議会終了後に「議会改革検討会」が開催されました。この検討会は私が議長のときに立ち上げたものでして、議会内の様々なこと侃々諤々やっています。今回の検討会では「議会インターネット中継」「議員定数報酬削減」「市議会だより」「無記名投票の廃止」の４つの点について協議しました。中でも議員定数・報酬削減については色々な意見が出されました。私ども自由民主党泉佐野市会議員団は「議員定数２名削減」「議員報酬１０％カット」を主張しています。先般市議会議員選挙がおこなわれました羽曳野市は人口約１２万人で議員定数が２０名です。また人口規模が同程度の富田林市や松原市も議員定数が２０名であります。そういったところから２名削減して議員定数を１９名にするように、また議員報酬につきましても現在の５５万円から５０万円を少し切るぐらいまで削減するということで１０％カットを主張しています。議員報酬だけを削減することを主張する会派や議員定数だけの削減を主張する会派など色々な意見が出されています。議会の削減を「早期健全化計画」に盛り込んでいくためにも１２月議会ぐらいまでには議会の一致を図っていくという方向で進めているのが現状であります。

  2009/09/17

• ９月議会が終わりました

  本日の午前中をもって泉佐野市議会の９月定例会が上程された全ての議案が可決され終了しました。今回の９月議会は例年と違って日曜議会の関係で少し早く終わりました。今回の議会では平成２１年度泉佐野市一般会計補正予算が審議され承認されましたが、その中には自公連立政権時の緊急経済対策の予算が盛り込まれていました。上ノ郷小学校の耐震化、新池、長南、三中における武道場の整備が入っています。その他にも色々と経済対策関連の予算が盛り込まれている補正予算が可決をいたしました。政権交代の影響が不安材料でありますが、とにかくこの予算を持って学校教育施設の改善がおこなわれるようになるのは喜ばしいかぎりです。

  2009/09/15

• 日曜議会開催中！

  本日は午前１０時より泉佐野市議会史上初めて「日曜議会」を開催いたしております。どれだけ傍聴の方が来られるのかなと思っていたのですが、いつもよりはかなりの多くの市民の方々が傍聴に来てくれていました。現在は昼休憩に入っていますが、午後１時より再開いたします。午後１時から３時までおこない、３０分の休憩を挟んで午後５時までおこないます。各会派の代表質問がおこなわれています。もしよろしければこの機会に是非とも議会を傍聴していただけたらと思います。よろしくお願い致します。

  2009/09/13

• ７月臨時議会

  昨日、泉佐野市議会では７月臨時議会のための議会運営委員会が開かれました。例年この時期には臨時議会が開かれるということはないのですが、今回は不調に終わった佐野中体育館の建設工事の入札が再度おこなわれ、その契約に関しての議決が必要なために議会が開かれます。理由は国の補助金の関係で今年度中に工事を終わらせなければならないためにどうしても７月に議会を開く必要があったのです。議会の議決が必要な工事関係の議案としましては金額が建築、土木、設備、機械、造園などで１億５千万円以上と定められています。佐野中の体育館の工事では再入札の結果、市外業者の松井建設株式会社という会社が落札しています。佐野中の新体育館の建設に関しましてはかなり以前にもお伝えしましたが、松浪健四郎代議士にかなり頑張ってもらいました。佐野中には小さな体育館が二つあり古い方の体育館は耐用年数が過ぎていますが、まだ新しい方の体育館は耐用年数がきていません。今の国の補助制度のもとでは二つとも取り壊して新しい大きな体育館を建てるしかありませんでしたが、そうなれば耐用年数がきていない方の体育館の分の補助金を国に返還しなければならないといった問題があり、これに関して泉佐野市教育委員会は長年手を着けることができませんでした。しかし松浪代議士が文部科学副大臣のときに新しい方の体育館を「武道場」として残すことにし、古い方の体育館だけを取り壊して大きな新しい体育館が立てれることになりました。新しい大きな新体育館が建設されれば佐野中の柔道部は練習場所を今のプレハブから武道場に移ることになります。またその他の議案としましては、子宮がん検診や乳がん検診の補正予算が上げられています。これらは今回の国の補正予算のメニューの一つで全額国の方からお金がもらえます。現在はがん検診をされている割合が２割程度ですが今回の対策によって５割程度まで引き上げるという狙いがあります。泉佐野市では少しでも早く実施することによって早期のがん発見をということで今回の臨時議会で上げられてきました。この事業は今のところ３カ年の予定ですが、民主党に政権が移れば「補正予算を凍結する」と言っていますのでこの事業もストップしてしまいます。その他にも国の補正予算によって泉佐野市は学校関係の事業を行う予定ですが、それらも全てストップしてしまいます。そういったことをもっと市民、国民のみなさまにお伝えしなければならないのが私ども議員の仕事でありますが、なかなか全てにおいてきちんとお伝えすることができず、私のまわりでも「民主党の方が何となく今の自民党よりはいい」となっていることに自分自身の不甲斐なさを感じております。総選挙までしっかりとお伝えしていきたいと考えております。

  2009/07/22

• 見習うべきこと

  本日を持ちまして６月議会の全日程が終了いたしました。以前にこのニュースレターで紹介させていただきました議案は、一部の議案に対しての反対はあったものの全ての議案が可決となりました。また今回の議会では地方自治法の規定によりまして「泉佐野市土地開発公社決算書」「財団法人泉佐野市公園緑化協会経営状況報告書」「財団法人泉佐野市文化振興財団経営状況報告書」が議場で報告されました。これらの報告に対しての質疑は一旦、議会を暫時休憩して委員会室に場所を移しての「議員協議会」で毎年おこなわれます。公園緑化協会の報告のところでは数名の議員から「公園緑化協会は観光や農業、林業まで手を広げすぎている。行政はきちんとコントロールできているのか？」といったような意見が出されました。確かに経営状況報告書を見させてもらいますと、現在、公園緑化協会は観光振興、農業経営、林業経営、そして環境マネジメントなど幅広く色々な事業をされています。しかし私は逆に人員が市ほど多くない中にあって、よく経営状況報告書の中に記載されているだけの多くのことが手がけているなあというのが率直な感想です。とにかく泉佐野市の活性化のために色々とやってくれています。ただこういった公園緑化協会の動きに対して批判的な見方をされる方は少なくないというのが現状でもあります。また市よりも先に「環境ＩＳＯ１４００１」を取得したり、地域ブランドとして「泉にんにく」というものの商標登録申請をおこなっています。泉佐野市としても公園緑化協会の動きの中で見習うべきことはきちんと見習っていかなければならないと思いました。

  2009/06/26

• 公民格差

  本日は、後半２日目の本会議がおこなわれています。午前中は泉新の会代表の北谷育代議員の質問がおこなわれました。北谷議員は昨年、厚生文教委員会の委員長をされており、その時におこないました公立保育所、私立保育園の視察の話を交えての質問でした。北谷議員の「公立保育所は市基準で保育士を配置しており、国基準で配置している民間保育園よりも保育士の数が手厚く配置されている。この格差を解消していくべきだ。」といったような質問をいたしました。答弁をされた新田谷市長は、「現在予定している公立保育所の建替えと同時に公立保育所の保育士の数を国基準にしていく。一度に残す５園の公立保育所全てでやるのか、それとも建替えていく順番にやっていくのかは、これから検討していく。」と答えられました。泉佐野市が設置しているのが公立保育所であり、社会福祉法人が設置しているのが私立保育園というだけであって、どちらも「公的な保育サービス」を担っていただいているのには違いなく、私もこの公民の格差を是正していく必要があると考えていました。泉佐野市は「ひかり」「下瓦屋」「中央」を民営化し、来春には「こだま」も民営化されます。またこれからは「泉佐野」「佐野台」「みどり」「長南」「わかば」を公立保育所として残し、「羽倉崎」「鶴原」を民営化していきます。「大木」に関しましては以前にもニュースレターでお伝えしましたように廃所が決まっています。公立保育所を民営化するとき、配置基準などは５年間、公立なみ、つまり市基準を保証しているのが民営化の特徴です。これから民営化をするときに国基準で引き継がすのか、市基準をそのまま保証するのか、障害児保育など「なぜ公立保育所を残すのか」といった位置付け、公立保育所で働く職員の数をどのようにしていくのか、公立保育所の配置基準を国基準にするには色々とクリアしていかなければならない課題が多くあります。これについては一定の早い段階での年次計画などを示す必要があると私は考えます。

  2009/06/25

• 会派

  後半の本会議が始まりますと、昼休みの時間を利用してでも会議が開かれます。１２時で一旦、１時間の休憩に入りますが、１２時３０分から議会運営委員会や市議会だより編集委員会などが開催されます。「ハヤメシ」は得意なのでさほど苦にはなりませんが、結構慌ただしくなります。本日も昼休みに議会運営委員会（以下、議運）が開催されました。後半の本会議中に開催される議運はその議会に提出された意見書や決議などの取り扱いと追加案件の説明です。本日の議運ではその他に新しく「会派」が結成されたとの報告がありました。会派とは主義主張や政策的な部分を同じくする「グループ」であります。議会運営は会派尊重主義をとっておりまして、議会運営委員会、そして議会内のことを決めていく幹事長会、また市議会だより編集委員会などは会派の代表が委員メンバーとなって構成されており、会派に属さない議員は委員メンバーになることが泉佐野市議会ではできません。私は議員にならしていただいてから「自由民主党泉佐野市会議員団」という会派に所属しております。所属している私が言うのも何ですが、故杉岡茂先生、新田谷市長、山下府会議員、佛願先生、松谷先生、熊取谷先生、赤坂先生といった方たちが今まで所属しておりました泉佐野市議会の中では伝統のある会派であります。泉佐野市議会は２１名の議員がいますが、この会派に属さない議員が５名いました。そのうちの松浪武久議員、向江英雄議員、布田拓也議員の３名が新たに会派を組まれることになりました。これによりまして会派に属さない議員は国賀祥司議員と新田輝彦議員の２名となりました。議運の終了後に引き続いて幹事長会が開催されました。幹事長会での議題は「議長車の買換え」などでした。今の議長車は１３年間乗り続けている日産のシーマです。２年ぐらい前に市長車がエコカーである「プリウス」に買い替えられました。そのときにも「議長車の買換え」の話は出たのですが、市長車ほど利用頻度がない議長車は財政状況のことを考えて見送られました。市長車のようなエコカーである「プリウス」に買い替えれば、国の景気対策によって補助金が出るといったのが、今回の話の発端でした。しかしそれでも３００万円近くのお金がかかります。このお金は議長や議員のポケットマネーではありません。市民の方々からお預かりしている大事なお金なのです。私は昨年、議長として議長車には大変お世話になりました。しかし私自身は「車を運転していただけるだけでありがたい。しかし本当に議長車という黒塗りの専用車が必要なのか？買い換えるぐらいなら泉佐野市の職員さんが使用していて、たくさんある白い公用車の１つを使わせてもらったらいい。」といったのが２年ぐらい前に議長車買換えの話が出た時からの持論でありました。今回も自民党、公明党、共産党が買換えには反対して議長車の買換えは見送られました。政府与党のエコカー推進による景気対策に対して、泉佐野市では自民、公明が真っ向から反対したという少し変わった結果になりましたが、泉佐野市では厳しい財政状況の中、色々と市民の方々に痛みを伴っていただいている中にあっては、議長車のことなどは一番後回しでいいのではないのかというのが私の考えであります。

  2009/06/24

• 久しぶり

  本日から泉佐野市議会では６月定例議会がスタートしました。一議員としての久しぶりの本会議です。最初は本会議場でどういった議案が上程されるかという説明だけですので午前中で本会議は終了しました。・動産の買入について（給食センターの食器洗浄システム）・動産の買入について（学校給食用食器）・動産の買入について（水槽付消防ポンプ自動車／空港島）・動産の買入について（水槽付消防ポンプ自動車／りんくうタウン）・泉佐野市立文化会館条例の一部を改正する条例制定について　→泉の森ホールの利用料金を指定管理者の収入とする条例制定・泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定について　→地方税法の改正にともなう条例の改正・泉佐野市立泉佐野駅前市民サービスセンター条例及び泉佐野市立消費生活センター条例を廃止する条例　→センタービル内の市民サービスセンターを廃止して駅前に移し、市民コーナーと消費生活センターのみとする条例改正・損害賠償の額を定めることについて　→市立病院で発生した医療事故の損害賠償（３２８万円）・平成２１年度泉佐野市一般会計補正予算（第１号）　→火葬場の債務負担行為、泉佐野駅前駐輪場の整備、緊急雇用など・平成２１年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計補正予算（第１号）　→緊急雇用・平成２１年度泉佐野市病院事業会計（第１号）　→独立行政法人に移行するための債務負担行為など上記の議案が上程され、それぞれの所管の常任委員会でまず審査されます。その後に特別委員会、特設委員会が開催され、後半の本会議は議員の一般質問がおこなわれます。私も久しぶりの本会議で質問をいたします。久しぶりですので勘が鈍っているかもしれませんが精一杯がんばります！

  2009/06/10

• 期末手当

  国家公務員、国会議員の期末手当いわゆる夏のボーナスが削減されるといった報道がありましたが、泉佐野市におきましても本日臨時市議会を開き、市の職員、特別職、議会議員の期末手当２．１５か月分支給されているものを０．２か月分凍結し１．９５か月分とする議案が可決しました。これは民間企業が軒並み夏のボーナスの支給をカットしている中にあって民間と公務員の均衡を図るために人事院が勧告したものであります。これによりまして泉佐野市は職員一人あたりの平均で７万７千円夏のボーナスが減額となり、合計６，２００万円の支出が削減されます。また議会におきましても２３３万円の支出が削減されることになります。泉佐野市には２つの職員組合があり、労使交渉では、民主党系の組合は妥結しましたが、共産党系の組合は結局妥結しないままでの本日の議案上程となりました。本日の議会におきましても革新系の議員から「人事院勧告は国家公務員向けであって泉佐野市は従わなくてもいいのではないか。」「泉佐野市は国に先駆けて職員の給与をカットしてきた。」等々の反対意見が出されましたが、２つの議案とも賛成多数で可決されました。

  2009/05/29

• 臨時議会終了

  本日、泉佐野市議会では新しい役員や委員会を決める臨時議会が終了しました。私は今回、常任委員会では厚生文教委員会、特設委員会では行財政委員会と市立泉佐野病院問題対策委員会、そして前々号でもお伝えしましたように議会運営委員会と市議会だより編集委員会に所属することになりました。ここ数年、常任委員会の中では厚生文教委員会に付託される案件が一番多いです。また本年は泉佐野市が早期健全化団体の適用を受けることになるということで健全化計画は行財政委員会の方で議論されることになります。そして医師不足等の経営面で大きな難問を抱えている市立病院のことを議論する市立病院問題対策委員会といったようにとても泉佐野市の重要問題を扱う委員会ばかりに所属することになり、あらためて気の引き締まる思いです。また議会運営委員会と市議会だより編集委員会では副委員長に就任させていただくことになりました。議会運営委員会の場では、議会運営委員長は会議のまとめ役となりますが、副委員長は発言も結構できます。市議会だより編集委員会では議会と市民をつなぐ重要なツールである「市議会だより」の改善について積極的に副委員長という立場で関わっていけそうです。議会から例年、農業委員会に委員を二人送りだしています。議員歴１０年目となりますが、今までこの農業委員会とはなかなか縁がなく経験したことがなかったのですが、今回初めて農業委員会に委員として出させてもらうことになりました。最後に議会選出の監査委員の選任同意という案件があったのですが、同じ会派の鎌野議員が選ばれることになりました。通常、正副議長と監査委員は議会の三役ということになっていますが、今回の役員改選で三役のうち副議長と監査委員の２つを自民党から出させてもらうことになりました。このように新しい議会の役員が選ばれて５月の臨時議会は終了しました。来年が市議会の改選という中にあって、私的には今回の改選によって、積極的に色々な事柄に関わっていけるところに配置していただけたかなと思っています。気分を新にしてさらに頑張っていきます！

  2009/05/25

• 新役員

  本日午前１０時より泉佐野市議会では臨時議会を開会し、新しい正副議長を選出いたしました。新しい議長には戸野茂議員（会派：民主党、期数：６期目）、副議長には奥野英雄議員（会派：自民党、期数：２期目）がそれぞれ選ばれました。私は今回、自民党会派の幹事長を仰せつかることになり、副議長会派の幹事長は議会運営委員会の副委員長に就任するという先例がありますので、議会運営委員会の副委員長に就任することになりました。議会運営委員会の委員長は民主党会派の野口新一議員です。振り返ってみますと一年前の臨時議会で議長に就任させていただきいたときには、鈴木議長の時代よりありました関空連絡橋国有化による泉佐野市の大幅な固定資産税の減収といったとても大きな懸案事項が残っていました。この問題に対して、市議会としては７月１８日に超党派の大多数の議員で国に要望活動をおこない、また８月１９日の臨時市議会では法定外税である「泉佐野市空港連絡橋利用税条例の制定」を議決しました。このような一連の議会としての動きが、固定資産税の大幅な減収に代わる国の支援策を勝ち取ることができたのではないかとも考えています。全国的に泉佐野市、泉佐野市議会の動向が注目を浴びた時期に議長という大役を務めさせていただいたことは私にとりまして、かけがえのない経験となりました。また議会代表として「第４次泉佐野市総合計画策定審議会」「法定外税導入検討委員会」「指定管理者制度評価委員会」などに参画し、多数の有識者の方々と様々な議論を交わせたことも貴重な経験であります。これからは早期健全化団体の適用を受ける泉佐野市が再び自信と誇りを取り戻せるように、一議員に戻りましてからも、これらの経験を活かして、さらなる泉佐野市発展のため弛まぬ努力をしていきたいと思っております。

  2009/05/21

• 

  さっぱりました

  先週末からの暑さと、上瓦屋のＴさんを筆頭に以前から評判が良くなかったということもあり、少し伸ばしていた髪を切りました。やっぱり髪の毛を短くしたら全然違いますね。もうすでにこの時期から暑さで、「だらぁ～」となりかけていたのが気分一新さっぱりしました。  そういった中で本日は泉佐野市議会におきまして議会運営委員会が開催されました。来週の臨時議会のための議会運営委員会です。来週の２１日に臨時議会が開催され、新しい正副議長を選出するための選挙をおこないます。いよいよ議長職も残り一週間となりました。あと残っている公務は、来週に防犯協議会に出席するという公務ぐらいです。また議会運営委員会では、昨年立ち上がりました議会改革検討会の協議の報告がありました。一回出席すれば何千円かという費用弁償が出ていた会議があります。それを議員は費用削減という面からここ数年もらわないようにしてきたのですが、文化振興財団（泉の森ホール）の評議員や民生委員推薦会などいくつか残っていたものがありました。それらのものをどのようにしていくかといったことを議会改革検討会に協議を依頼し、協議の結果内容を報告していただきました。結果として全て廃止するということになりました。また議会改革検討会の中では泉佐野市が早期健全化団体に指定されることを受けて、議会としても議員報酬の見直し、議員定数の見直し等についての議論をしてもいいのではないかと意見が出され検討会では幹事長会で報酬・定数の見直し等について検討されるような要望がありました。議会運営委員会は本会議にどのような案件が出され、それらをどのように議会として審査していくかといったことが協議されます。この委員会は議会運営委員長がその会議を進めていきますが、この議会運営委員長は慣例で議長会派から選出されます。現在は私と同じ会派の奥野英雄議員が務めていただいております。また、だいたいセットで幹事長会というのが開かれることがありますが、これは議会運営委員会と同じメンバーで各会派の幹事長で構成されておりますが、こちらの幹事長会は議長が会議の進行をします。ここで決定されることは議会の内部のことについての案件が多いです。「検討会の方では議員報酬、議員定数の見直しの議論をするような要望が出されております。議会にとりまして非常に重要な案件でありますので、各会派に持ち帰っていただき、よくよく議論を重ねたのちに新しい正副議長の体制のもとで引き続いて議論をしていただきたい。」とお願いをして幹事長会を終了しました。来年の５月には市議会が改選されます。それまでの残りの一年間でこういったことに対して議会としてどのように対応をしていくかといったことがこれから議論されていくことになります。

  2009/05/14

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