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カテゴリ:大好きな奈良
10月28日 午前7:00 せっかく佐保路をのぼり奈良坂界隈にやってきた のですから、ぶらりと散策しましょう。 天平の世より人が行き来したいにしえの路も 当たり前のことですが、今では車の交通量の多い アスファルト舗装路です。 だけれども、ここかしこにお地蔵様がまつられ 由緒ある建物やお寺さんが点在しています。 トップの画像の「北山十八間戸」はどういう建物 だと思いますか? 実はね、西大寺の僧 忍性が1243年に建てた、 日本初の癩者(ハンセン病患者)の救済施設です。 18間に区切られた細長い長屋で、ハンセン病患者を収容し 一万八千人にのぼる人々を救済したといわれています。 このすぐ近くには、コスモス寺という別名をもつ 「般若寺」があります。 般若寺 楼門(国宝) 天平時代よりの由緒あるお寺さんなのですが佐保路の 小高い地の利があだとなり東大寺や興福寺などの 陣地争いの要塞に利用され、いくどとなく戦災に あっています。 この楼門は威風堂々としたますらお的な ものでした。 楼門奥には日本最大級の多重石塔がありますが、 残念ながらマムちゃんは時間が早すぎて 楼門を眺めるだけで・・・さようならですっ。 さて、お次は「夕日地蔵」。 夕日地蔵 夕日地蔵の脇には會津八一(あいづやいち)の歌が 詠まれた立て札がありました。 思わぬところで秋艸道人 會津八一にあえて マムちゃん大喜びです。 う~ん 力が湧いてきたっ。 さあて、佐保路を奈良へむかって歩きましょう。 次は東大寺北の門・・・転害門(てがいもん) からのレポートです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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