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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/03/26
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カテゴリ:政治
 能登半島地震には常識の裏を掻かれました。福岡県西方沖地震も地震の起きない地域と考えられていた地方でしたし、神戸も地震が起きることは想定されていませんでした。地震の予想は不可能に近いことを改めて明らかにしました。
 国は東海沖地震を予測可能だと想定し、地震予測のために力を注ぎましたが、地震予測が可能かのような誤解を与えました。ハザードマップが一人歩きし、危険の少ない地方が油断する結果をもたらしましたが、頂門の一針でした。
 地震の起きる確率は統計学的表現であり、確率が低くても対策を怠ると激震に見舞われることもあるのです。幸い地震の激しさに比べれば被害が少なかったとようですが、新潟県中越地震のように冬に向かう季節ならば大変でした。
 北陸電力志賀原電は停止中でしたが、臨界事故の隠蔽を反省するのならば耐震データーを速やかに公表すべきです。志賀原電の立地に際し用いたデーターでは地震の確率を低く見積もっているのではないかと思われるからですからです。
 国土地理院のハザードマップでは能登半島沖の震源地は最低ランクでした。ハザードマップは危険を喚起するためにありますので安心を保障するためにあるのではありませんが利用者から危険を無意識に排除する働きをしていたようです。
 関東地震、東海地震、南海地震が起きる確率は最高ランクですから地震対策を講じる必要がありますが、現状は無対策といっても良いくらいです。これらの地震が起きれば日本の活動は停止します。人的、経済的被害は計り知れません。
 「地震は忘れたことにやってくる」と言われますが、地震対策は国を挙げてしなければならない事業です。箱物行政からは脱却すべきですが、国民の生命、財産に関わる事業は地方自治体レベルでは対応できず、国が対応すべきです。
 最近、世界的に地震が多発しています。地殻活動が活発化してきたのかも知れませんが、現代科学でも解明ができないようです。地震国であり経済大国でもある日本は地球の地殻構造、地殻運動を解明するために総力を挙げるべきです。
 マントル層まで掘削できる技術を開発したようですが、地球温暖化を解明するためにも地道な学術研究が必要です。日本の国際貢献には自衛隊派遣のようなハードな使命よりも科学技術への貢献のようソフトな使命の方が向いています。
 インドネシア沖地震ではには地震計すら備えていない国が多いのには驚かされました。狭い海を隔てた国々の間で情報の交換すらなされていませんでいた。地震情報がネット化されて有効に活用されていたら被害は激減していたでしょう。
 地震はプレートが押し合う地域、大陸周辺部に多いのですが、天変地異だと諦めて受け入れる人々が大多数でした。津波に対しても無防備だったように危機感がありません。日本のようにハザードマップが完備している国は少ないのです。
 しかし、ハザードマップが完備していても自然が相手ですから予測不能の事態が起きて当たり前です。行政は科学を活用しながらも科学にも限界があることを弁え、予測不能の事態に対処できるだけの力量を備えることが必要です。
 能登半島沖地震は国民の目を地震の不可知性に向けましたが、政府、地方自治体もこれを機会にして地震対策に力を注いで欲しいものです。能登半島で地震が起きるのならば、東南海、関東地方で明日にも地震が起きるかも知れないからです。





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最終更新日  2007/03/26 10:20:26 PM
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