215785 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

日記/記事の投稿

コメント新着

王島将春@ 聖霊のバプテスマ はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
雅理雄@ Re:安楽死を認める制度を創設せよ(10/22) 安楽死賛成派です。 仔細は下記に記しま…
xfd@ Re: 日教組はの平等教育なるものは間違ってい…
親日派@ Re:移民の子も日本人として教育せよ(11/20) お前みたいな反日チョンコウが何をほざい…
私だ@ 挿入できるよ アルバイトはじめました(人・ω・)$ <small…
2007/07/23
XML
カテゴリ:政治
 教育改革も参議院選の争点になるべきでしたが、置き去りにされ得ている感がします。道徳を正規の課目とし、教科書、副読本を国が定めるのかどうかも中教審の中でも意見が分かれていますが、国の関与には疑問が残ります。
 国の指導者、安部首相の造反議員の復党を許した政治的判断が公約違反だと国民には受け取られました。首相の構造改革路線からの無節操な変身、閣僚の失言、暴言が政治家のモラルハザードを国民に強く印象づけました。
 社会保険庁のモラルハザードが政治のモラルハザードに幻滅した国民の怒りに油を注ぎました。参議院選の争点が年金問題一色になってしまいました。皮肉にも政治家のモラルハザードが教育改革を争点から外してしまいました。
 首相の古い自民党への先祖返りが国民年金問題に火が点く伏線でしたが、官邸には危機感が欠如していました。造反議員の復党が政権に与えたダメージを回復できなかったのは官邸の危機管理システムが機能していない証拠です。
 総選挙の民意に逆らう造反議員の復党は自民党の公約違反です。公約を無視し、世論を無視し続ける首相が唱える「美しい国」には共感できません。与党が参議院に大敗しても安部続投ならば与党は世論の支持を失うでしょう。
 しかし、小沢民主党が勝利すれば与野党逆転時代が再びやってきます。日本は政治的な混乱の中に落ち込むでしょう。再生した経済にも悪影響が出てくるでしょう。政治家小沢一郎にもモラルハザードの臭いを強く感じるからです。
 与野党の指導者すら信頼できない政治は再び若者の政治離れを加速しています。若者の政治離れは日本の将来に禍根を残します。団塊の世代がリタイアした後、現役世代のしらけ世代化が加速すれば、日本は危機に陥るからです。
 教育改革は隗から始めなくてはなりません。政治家が平然と嘘をつき、失言、暴言をしても責任をとらない政治、国会中継を子供たちに見せられない政治レベルでは、道徳の時間に何を教えても子供たちには馬耳東風でしょう。
 民主主義はアメリカから与えられた制度ですが、日本の国是ともいえるでしょう。安部首相の戦後レジームからの脱却は、日本が積み上げてきた戦後民主主義も否定するようです。国民の期待に逆行する面のみが強調されています。
 小泉前首相を抵抗勢力はポピュリズムと批判しましたが、世論の支持を背景にしながら政策を実行するのが民主主義です。世論の支持を無視した政治は政策がいかに正しくとも民主主義ではありません。独裁主義、全体主義です。
 安部首相にはな長年の懸案であった憲法改正への道筋をつけ、教育基本法を改正した実績を誇る面がありますが、小泉前首相の置きみやげの衆議院の2/3の議席があったからです。首相の猪突猛進を可能にしたのは若さなのでしょう。
 国民が期待したのは安部首相の若さです。国民は古い自民党に食傷していたからです。民主党がニューリーダーに率いられていたら国会でも違う局面が表れたでしょう。国民は戦後世代に率いられた二大政党制を望んでいるのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007/07/23 09:00:14 PM
コメント(0) | コメントを書く


プロフィール

ドッチン

ドッチン

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

・2024/06
・2024/05
・2024/04
・2024/03
・2024/02

© Rakuten Group, Inc.