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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2008/08/08
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カテゴリ:政治
 麻生幹事長は構造改革路線からの転向を明言しましたが、財政出動が景気対策にはならないことはバブル崩壊時代に証明されています。10兆円を超す財政出動も砂地に水を撒くようなものでしたが、財政出動なき構造改革により日本の企業は再生しました。
 原材料高は投機資金が市場から引き上げても中国、インドなどの台頭により需要が急増しましたから、収まることはありません。経済構造を原材料高に適応させることが必要なのです。オイルショックよりも厳しい省エネ、省資源技術開発が必要なのです。
 農水産業にも合理化が必要とされます。土地の集約化も必要とされますし、専業農家の養成も必要です。関税障壁、補助金だよりの農業を根本的に変える必要があります。付加価値を高める農業、高品質の農産物の輸出、地域密着型農業も選択肢に入ります。
 漁業のコストに占める燃料費は他の産業から比べれば異常です。流通過程を合理化することにより生産者と市場を近づけ、手取りを増やす必要があります。浜値と市場価格との差がありすぎるからです。水産業には合理化の余地が随分と残されているのです。
 産業界は悲鳴を上げていますが内部留保がかなりありますから、産業構造の改革のチャンスです。原材料高によるコスト高の影響を最も受けるのが省エネ、省資源技術の未発達な発展途上国だからです。日本の得意とする省エネ、省資源技術の出番だからです。
 ガソリン高も省エネの面から考えれば省エネ技術に追い風です。日本車の生産がアメリカ車に追いついたのも省エネ技術によるからです。地球温暖化対策の面から考えれば原材料高は資源の有効利用のための新技術開発を加速しますから、プラスになります。
 ハイブリッド車開発がトヨタにGMを追い越す力を与えたように第二、第三の省エネ技術開発が日本を再び日の昇る国にするかもしれません。原材料高は発展途上国の人件費の安さに対抗できる機会をもたらしましたから、産業構造の改革のチャンスです。
 オイルショックによる産業の構造改革が日本に高度成長をもたらしましたから、原材料高も高度成長をもたらす可能性があります。際限のない財政出動がバブル崩壊から立ち直るのを遅らせたように、安易な財政出動は企業の構造改革の芽を摘みかねません。
 財政規律のたがが外れればばらまき行政が復活します。日本売りが加速し、株価の回復が遠のくでしょう。国債の格付けがやっと上がりましたが、再び下がる可能性が大です。バブル崩壊時のジャパンプレミアムが復活すれば景気に悪影響を及ぼしかねません。
 日本の企業の体質が様変わりしたといわれていますが、安易な財政出動が経営者のモラルハザードを起こしかねません。国民にはバブル崩壊の悲劇の体験が深く根付いていますから、単なるばらまきは郵政解散のように選挙民の反乱を引き起こしかねません。
 民主党が小沢代表以外のニューリーダーに率いられていれば政権交代の大合唱が巻き起こっているのでしょうが、55年体制を具現している小沢トロイカ体制には拒否感を感じる人も多くいます。古い自民党と古い民主党との争いでは目くそ鼻くそのようです。
 民主党が政権交代で舞い上がっていますから、このような非常時にも適切な対応がとれません。国会で慎重な審議を重ねるのを最優先にすべきです。政争に明け暮れた結果国が滅ぶのは良くある話だからです。これからの一年が日本の将来を左右するからです。
 





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最終更新日  2008/08/08 08:30:03 PM
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