朝起きた時は、静かだった。ただ静かだったのは3秒間だけであった。起きるべきかあと3分眠るべきか毎朝悩んでいるのに、今日は4秒後に起きた。眠気もなくなった。いつもは既に電車に乗っている時間だった。
インドのゴアで私の後輩も同じ事をしでかした。朝、起きた。窓が開いていた、それとなく貴重品を見ると全財産が消えていた。静かだった。とりあえず、煙草を吸った。事態を体系的に理解するまで、3分。煙草を吸い終わった瞬間、「ヴァ~」と叫んだ。
とにかく朝は、お金を使いませんでした。
11時30分、それは昼飯の時間で、夜に知人と外食がない日は毎日、昼間がディナーとなる。米、そして西欧風おでん(どんなんや、ブロッコリー、ニンジン、ロールキャベツ、ジャガイモ等、あれ、これってポトフ?今気がついた)魚ムニエル、スパゲティサラダ。600円(駄菓子屋親父風)
地下鉄で移動する。交通費230円往復460円の出費。
ドリトル先生ではないけれど、世界の名作にでてくる子供達は何だか孤児が多い。貧乏も多い。過酷な試練を乗り越えていく。しかし孤児の男の子は、放浪したり何かと仕事に従事する。しかし、少女はどこかの家に養子や丁稚に入れられる。少女の放浪や労働は少ない。結構その入れられた家庭にも若い男や伯父さんは少なく、どちらかといえば去勢された老人や、不在出稼ぎ、または生き別れたりして単身のおばさんが引き取る。性的なものがうまく排除されているなあと思う。そういえば2浪早稲田大学卒業のマスオさんとサザエさんの性生活は完全に排除されていたなあ。
とつまらぬことを考えていたら駅に着いた。
郵便局にて駐車違反の反則金15000円を払う。個人なら無視するが、社用車やっちまったので仕方ない。それにしても交通事故を減らすためや、安全や、国民のための反則金、罰金なんて払う方も貰う方も考えているのが不条理システムだ。だから捕まった人も捕まえた人も「運が悪かった、残念」と思い、もみ消しも公然と存在する(してもらったこともある)。基本的に殺人や強盗のもみ消しはないが、交通違反はある。ノルマもある。国民の安全のためではない。
ところでドイツではバーにアルコール測定器を置いてあるところもある。1杯飲んでは計測して、酒気帯びまでまだ大丈夫とか、もう酒気帯び数値以下になったといってから車に乗って帰る。日本では、建前1滴も飲んではいけないが、酒気帯びである数値以下なら罰則規定がない。飲酒運転は駄目だが、合理的でない、分りにくい、せめて自動車学校で酒気帯び運転実験や、50キロ急ブレーキ体験をして感覚を覚えさせて欲しいものだなあ。
15000円は払った。意味がないと思って払った。事故は、わざとじゃない場合がほとんどだ。いつ自分が事故を起こしてしまうかビクビクしている。他人事ではないしわざとではないので、交通事故で刑務所に見せしめ的に永年行かせるのはどうかとも思う。それより遺族に金を払う為いっぱい働いて欲しい。そして例えば2度と運転できないようにして欲しい。本当に事故を避けたいなら、運転席である容器にハーと息を吐いてアルコール数値が越えないときのみエンジンがかかるようにすればいいし、リミッターつけて80キロ以上スピードの出ない車を作ればいいし、赤信号で自動的に停まるようなシステムつくればよい。
帰りに古本屋を発見し、6冊購入。900円。
家に帰る前にスーパーで100円でチューハイ売ってたので2本買ってしまう。
夕食を買うのを忘れていた。最近食欲あまりない。しかし腹は減る、困ったことだ。
ところで日本人はアメリカ人に比べエンタ^テーメントにかける費用が1000分の1。悲しいではないか。20代の日本人はアメリカ人より可処分所得は十分に高い。女性はブランド物、コスメテック飲食旅行などである。男性はもっと酷い。1位がパチンコ、2位が風俗である。私には縁がないが、日本人男性はアメリカ人の風俗に対して100倍お金を使っている計算になる。考えたら風俗産業とギャンブル以外に楽しみのないつまんない場所なのかもしれない。でもきっと皆、何かを探している筈さ!と私は思いたいな。
今日の出費17160円。
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