最近は何を作るのもレシピがHPのどこかに存在する。
ワヤンが流れていた。インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる、人形を用いた伝統的な影絵芝居であり、ヒンズー寺院での祭りなどで行われ、インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」などが主な演目である。白いスクリーンを貼り、その裏から、石油ランプを当てる。間にワヤン・クリの人を置いて、芝居を行う。観客は石油ランプや人形の反対側から鑑賞するようになっている。ジャワ島の古都、ジョクジャカルタでは、どこでどう見たのかよく思い出せないが、夜な夜な鑑賞したような気がする。
ジョクジャの近郊といえばボロブドゥール寺院が有名であるが、
プランバナンというヒンドゥー寺院もある。ジョクジャ市内から20キロ程の郊外にあるのだが、よく分からなかったので、はじめ歩いていこうとしたのだが、途中でベチャ(インドネシア式リキシャー)を拾い、自転車で1時間程かけて出かけたのだが、寺院はまだまだ再構築中で、寺院よりも、ゴロゴロとまだ復元されていない無数の石材が雑然と積まれ、むしろその方に驚く。どう考えても、完全に復元されるのは、永遠に無理と言う感じであり、ほったらかしという感じであった。その石材にも、装飾が施されていて、1個ぐらい盗んでも誰も気がつかないのではないかと思ったほどだった。
ジョクジャカルタでは民家に泊めて貰っていたのだが、そこでは、遊びに来ていたワルガキに、手持ちの缶詰1個をくすねられたという思い出を残しつつ、ソロ(スラカルタ)に向かった。以上。