チンドケ。ケとは犬のこと。島にいるその辺の犬も一応珍島犬というか珍島の犬。純血は外では飼えないと聞いた。
私には、よく分からないのだが、雑種は、安くなるのは、珍しくなくなるからなのだろうが、いろいろ混じるほうが強くなるのではないか。希少性がなくなり、価値がなくなるのだろうが、まあ、それは人間の都合なのか、よく分からないが、人間も混じるほうが美しくなるからねえ。顔が変になちゃうからねえ、○○家みたいに・・・まあ、よそから血いれてるけど。まあ、その辺は私にも詳しくは分からない。
昔、ダックスフンドかなんか、トモダチが家に連れてきて私になつくから、よっしゃよっしゃと、刺身とか食べさせたらぺろっと食べるから笑いながら、よしよしとどんどん与えていたら、友達が真っ青な顔していた。明日下痢すると。素直に謝ったが、確かに何でも食べるから面白いので手当たり次第与えていたことを素直に反省した。
トモダチがでかい犬を飼っていて、この犬はなあ、今まで一回も人を噛んだことがないんだ、でかいくせになあ、と言って笑ったので、手を出したらカプっと噛まれた。血がピュヤーと出た。私は苦笑いをした。友達は、1年たっても2年たっても、あの犬が人を噛んだのはおまえだけだ、はははと俺をあざけるのであった。
母の弟が変な犬を飼っていた。どんなに親しみを込めても吠えるのだ。飼い主にも吠えるし、はっきりいって雑種の貧弱で醜い犬であった。この犬どうしたのと聞いたら、虐待されていた犬を2匹俺が引き取っただけだよ、ははは、と笑って、だからもう人間に慣れることはないからなと、また寂しそうに笑った。母の弟は兄弟の中で一人だけ浮いており、すぐ仕事をやめたり、結婚を何回もしている風来坊みたいな人だが妙に私とも気が合い、何だか冗談のように生きているが、優しいヤツなんだなと思う。何年かぶりに会ったら、いきなり、「お、昨日アラファト死んだな」と挨拶抜きに交わし、何年かぶりに親の葬式(私からはおじいちゃん)で会ったら、「お、暇やな、コーヒー飲みにいこか」とちょっとずらかったり、親が死んで悲しいはずなのに、一切親の話はせず、「先週、沖縄行って来てな」と話し始め、ぶらっと、家に寄ったら、昼間なのに「ビール飲もうや」といきなり飲み始めるし、何度目かもうよく分からん奥さんも出てきて、ビールを開けてくれた。イギリス人の義弟を連れて行ったら、彼を指差し「マリッジワンタイム」俺を指差し、「ツータイム」そして自分を指差し「スリータイム」と言って笑かせた。すかさず、「スリータイム」と言った瞬間に私は、「モア」といったのだが・・・。
2012 韓国、珍島、海が割れるのよ~
日本→2回目のカンジャンシジャン gourmetの旅
ソウル→木浦
木浦の涙 木浦到着
韓国海沿いgourmetの旅(珍島や木浦)
珍島 海割れまで
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