いいことありそ

そごう心斎橋本店が、この夏店じまいするとかで
同店の14階にあるそごう劇場も
4年という短い歴史に幕を下ろすことになりました。



ミナミ・三人男 その弐も、
そごう劇場ではこれが最後。


2回目で千秋楽になるとは…




プログラムには演目は書かれていません。
何が出るかワクワクします。


最初は三人男（桂吉弥さん、桂歌之助さん、桂まん我さん）のトークです。
米朝一門のアラフォー世代。




吉弥さんはそごう百貨店で買われたハーフパンツを披露。
格安で買われたようです。
そのパンツにツッコミを入れるお二人。



そして、話は師匠への夏のご挨拶になり
「お中元」に何を持って行くか。
客席も興味深々で聞いていました。



歌之助さん一派（しっかり者）は、一番に米朝宅に行かれるそうです。
その噂を聞いて、他の落語家さんもご挨拶に行かれるとか。
因みに歌之助さんは、果物を持参されたそうです。


やはりメロンとかさくらんぼなのででしょうか。








米朝夫人からのリクエストで
尼崎市指定のゴミ袋や、50円切手を
お中元として持って行かれる落語家さんもおられるようです。





これも夫人の優しさですね。



まん我さんは、師匠の文我さんには入浴剤を毎回贈られるそうです。
夏はクール系。冬はしっとり系。
この方の贈り物センスはいつも感心させられています。


（私、KBSラジオのサークルタウン土曜品評会の隠れファンです）
ローカルネタでｽﾐﾏｾﾝ。








そして、ジャンケンで出番を決めスタートです。




桂ちょうば　　「ぜんざい公社」　…これ古典が苦手な方にはオススメねたです。

　　　　　　　　　　　　　　

桂歌之助　　　「くっしゃみ講釈」　…八百屋のシーンはバカウケ。また聴きたいです。
　　　　　　　　マクラは美容室のスタッフとのやりとり。



桂まん我　　　「佐々木裁き」　　…シロちゃんが可愛かった。
　　　　　　　　四郎吉のとんちの所はやっぱり何回聞いてもおもしろい。
　　　　　　　　お奉行の困った表情も良かった。
　　　　　　　　
「これにて一件落着でございます」←この言い方が、最後にまた吉弥さんにつっこまれる事に。
　　　　　　　　マクラは師匠のお嬢さんのあやちゃん話。
　　　　　　　　


桂吉弥　　　　「蛇含草」 …お餅を食べる仕草が面白すぎ。
　　　　　　　　　　大食いの話です。
　　　　　　　　マクラは「ウエルカメ」の寺の人撮影秘話。



そうそう、桂米団治ネタ大好きです。
もうY団治というだけでウケています。


今日は渡辺橋の堂島ロールに並んでいるお客さんをご自分のファンと間違ったという
Y団治さんらしいネタ。



どんどんY団治さんは伝説になってほしいものです。



最後、再びお三人が登場されておしまい。


久々の心斎橋。
楽しいひと時でした。

繁昌亭らいぶシリーズ 1::桂春之輔 「ぜんざい公社」「もう半分」「まめだ」



桂枝雀／桂枝雀落語大全8 青菜・佐々木裁き(CD)


【落語CD】桂　枝雀　落語大全16「蛇含草」「質屋蔵」


桂吉弥／繁昌亭らいぶシリーズ3桂吉弥「ちりとてちん」「くっしゃみ講釈」