Enjoy　Ｒｅａｄｉｎｇ　Ｃｌｕｂ

大学受験生を面倒みたりと色々と経験させてもらいました。
今回もその中でたくさん考えさせられました。


あれこれと問題に直面し、あらゆることをしてみたりするのですが、
多読でご法度と言われている事もやりました。
その中ですごく思ったのは、

ナンセンスな高校英語や文法的学習はしませんが、
必要な文法学習はちゃんとやるという事。

英語を話すにの必要だなあ～と思う事しかしたくない。
学校英語に基準を合わせるのは私には無理だ。

中学までの文法は大切なのでちゃんとやりますが、
今までのポリシー通り、
小学生、高校生以上は学校英語は無視して
それでいいです！という方だけやります。

これを徹底します。

多読支援をしていてすごく思うのは、
自分が意識しないところに蓄積される英語感覚って
揺るがないし、やはり、後からしっかりと伸びる。

小学生でお勉強とは程遠い、
読み聞かせ、歌、ﾁｬﾝﾂ、こういう無意識の楽しみが
心や、脳にいつのまにか蓄積されていく。

この長い積み重ねが、後から形になるんだな～と思います。
文法や日本語と対訳式英語から入った方とは全く違います。

もちろん、文法や対訳式英語から入った方も
アンラーン（今までの日本式の対訳式英語を洗い流す）ことで
英語感覚はどんどん入っていきますけど・・・

意識のない無意識の蓄積からくる英語感覚がたくさんあると
中学で学校英語が入っても揺るがないって多読友が言っていました。

それは私も本当だと思います。
英語の基礎的文法は大切だと思うし、
母語でない英語ですから、ある程度の年齢になったら
学んでちゃんと理解するのも必要となると思います。

英語感覚の蓄積が十分にある子は、学んで吸収するのも早いです。

小学生からゆったりとたくさん読み聞かせをするのがやっぱりいい。
読み聞かせと歌やﾁｬﾝﾂ、これだけで充分だな～と思うのです。
これを楽しく長い期間をかけてたくさんの蓄積があるかが
中学生になってからの支援に迷いを生じさせない事につながると思う。

最近は大人の生徒さんが多かったのですが、
大人の方は、自分で楽しみ方を見つけたら、
ご自身で楽しんでもらうのが一番良いと思います。

私は子供を一から育ててみるべきだな～と思い、
待機していただいていた小学生に連絡を取りました。
じっくりはぐくみたいと思います。

悩んではいつも同じ結論になる。
これを繰り返していますね。
だったら迷わずポリシーを貫けよと、毎度のように思います。