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カテゴリ:福岡県
午前中に打ち合わせを済ませ、ランチに向かったのは「海木」ってお店 実はこちらへ来るときに乗ったJALの機内誌で紹介されていたいお店で、“だしいなり”なるものが名物なのだそう この3月、JALのファーストクラスでの機内食にも取り入れらているらしいのだけど・・・ 天神と言う中心地からちょっと離れたトコロ ホテルニューオオタニの北側の路地をちょっと入ると、こちらのお店があるのだ 6人掛けのテーブルと、同じく6人ほど入れる個室、それに6席ほどのカウンターでありましょうか 決して広くない、しかし板長の目が届くサイズのお店と言うことでありましょう ちょっと大人の隠れ家みたいで、ステキなお店であります お昼のメニューはお弁当だけ それに天ぷらを付けるか否かの選択が出来るのだけど、折角来たのだから天ぷらもいただくことにいたしましょう たこの柔らか煮、筍の焚き物、鯛のお刺身、田楽や焼き魚などなど 日本料理を看板にするだけのことがある、薄味で上品なお料理であります 天ぷらは、海老をメインに、ぜんまい他、数種のお野菜たち 彩りも美しいお料理は、気持ちを安らがせてくれますね JALの機内誌を見て“だしいなり”をいただきたくて来たんですよ って話をしたら、「では、ご飯の代わりに“だしいなり”をご用意しますね」と気遣っていただいたモノ すべすべしたお肌のお稲荷さんですね 熊本からわざわざ取り寄せた“南関揚げ” それを鰹の出汁でじっくりと煮込んだお稲荷さんは、たっぷりと出汁を含んだジューシーなモノ 口に入れるとジュワッと出汁が広がり、これまでの稲荷の概念を吹き飛ばされました 実はこちらの大将 昔は寿司屋さんだったらしいのですが、和食の道を歩みだしたとき、寿司屋さんでは売ることが出来ない稲荷を売りたいと、この“だしいなり”を始めたのだとか なぜ、寿司屋では売れないのかと言いますと、あまりにもたっぷりの出汁を含んでいるため、その出汁が他のネタにしみてしまうからなのであります 以前は、会席を召し上がっていただいたお客さまに、最後の〆として提供していただけなのだけど、 その後、お高い会席を召し上がっていただかなくても、これを召し上がっていただきたいとお持ち帰りを始めたのらしい そしてドンドンとコレが人気となり、JALの話にも繋がったのだそうなのだけど、あまりの人気のため製造が追いつかないほどなのだそうだ 想いを持って作り上げる商品 それを一生懸命に続けていると必ず花が咲く そんな、教科書のような出来事ですね あまりの美味しかったので、お土産にもひと箱いただいちゃいました 温かい状態で召し上がっていただきたい商品なので、召し上がる前にちょっと蒸してくださいねとのこと 面倒くさがりのワタシでありますから、きっと“チン”してしまうのでしょうが、今夜が楽しみであります 気さくな奥さんと、寡黙な大将 それに大将と良く似たご子息で営むこちらのお店 ちょっと敷居が高そうな構えでありますが、実はアットホームで、「こんばんは」と気軽に入れるお店でありました 福岡で見つけたステキなお店 忘れることの無いよう、しっかりとブックマークしておきます 【日本料理 海木(かいぼく)】 福岡県福岡市中央区渡辺通り1-9-3 1丁目ビル1F 092-738-6564 今日もご訪問いただきありがとうございます ブログランキングへの応援クリックお願いします 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.18 19:22:04
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