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『暮らしとお金』 FP HISAが綴る 日々の雑感

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2008.10.28
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カテゴリ:経済とお金

初台センタービル

●日本の株価下落が止まらない。ついに一時7000円を切ってしまった。TVでは我慢するしかないね・・?と

そこらじゅうに「ぼやき節」が聞こえる。

●この100年の地球上の人口は、1913年・17.9億人から07年に・66.7億人に増え、GDPは同2兆7321億ドルから54兆5849億ドルへ、ダウ平均株価は80ドルから1万4087ドルへ、国家の数は50から192カ国に増加した。

●500年の単位で見ると、16世紀初頭から終盤にかけて、スペイン無敵艦隊がイギリスに敗れるまでは、スペインが覇権国だった。

スペインは大航海時代から、ボリビアの銀を制して覇権を得た。。世界の植民地の大半がスペイン領だった。後退の原因は、スペインが国内産業の育成を怠ったためだ。

●次に17世紀初頭にスペインから独立し、港湾その他のインフラを使ったオランダが、国際貿易で富をなし覇権を得た。そのオランダも、中継貿易のうまみを英仏から取り上げられて衰退、英蘭戦争後に消耗し、中盤は英仏の覇権争いが激しかった時代だ。その後17世紀末から18世紀にかけて、植民地戦争に勝ち残ってきたのが英国だ。

●19世紀に入り、ナポレオンのフランスが英国に敗れると、英国が次第に台頭し、中盤から20世紀初頭にかけて、世界に植民地を拡大して覇権国になった。英国は産業革命を興し、世界の工場となった。

この時代をパックス・ブリタニカといい、ポンドはこの時代の機軸通貨として君臨していた。

●その英国も、第1次世界大戦で消耗して、欧州への借款や軍事物資の供給で潤った現米国が、債務国から債権国になった。さらに第2次大戦を経て、米国は富を蓄え、パックス・アメリカーナが始まる。ドルは名実とも基軸通貨となった。

●しかし、それからすでに100年が経過し、米国の国力も、衰えが見えるようになった。イラク戦争で指導力を失い、戦費は財政に重い負担を与えている。

あのGMも倒産の危機にあるし、フォードしかり、クライスラーはなくなりそうだ。金融機関は報道の通り、瀕死の重症だ。財政の赤字はさらに増えて、ドルの信用はさらに低下中。各国は他通貨に資産分散を始めている。まさに今は時代の変わり目に当るのだろう。

●大きな流れで見ると、今の米国の金融危機や失点が、起こるべきして起きてるのが想像できるだろう。

星の誕生から爆発まで、あるいは、方丈記の「ゆく河の流れ」 同様に、大宇宙に変転・変遷のないものは無いと言う事だ。

●このようにみると右往左往してる人間が小さく見えるが 皆さんいかがだろうか?

冗談じゃない。それどころじゃないって?(笑)

一つ思い出した。「マネー敗戦」って本が文春新書からでてるが、割と参考になると思うよ・・    

 マネー敗戦






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最終更新日  2008.10.29 18:32:15
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