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カテゴリ:生活
広東省一帯では旧正月明けから春にかけて「回南天」と呼ばれる超高湿時期がありまして、今が真っ盛りです。
この現象は冬から春にかけて気温が上昇していきますがこの時期は曇り空や霧雨、濃霧が多く大気中は湿度90%以上になるのです。 幸い気温が真夏では無いので蒸し蒸しするような事はありませんが、湿度98%(湿度計は振り切れています。)はさすがに気持ちが悪く、洗濯物は乾かず、室内外共に湿気でふにゃふにゃ状態。 最悪は窓を開けたりすると床や壁に結露現象が起きて水を撒いたようになってしまいます。 よって、この時期は窓は開けられません。 理由は気候以外にも、建物構造、建材にも問題があるのです。 中国でも華南地区は殆どがコンクリート、またはレンガ積みに石膏仕上げで、壁、天井、床には一切断熱材が使われていません。またどの家も良くてフローリングですが、その他はタイル張りの床で壁はコンクリートやレンガに石膏を塗ったままですから冬季間で建物が冷えていますため、春が近づき外気温が急激に上昇する為、室内より室外が暖かい逆転現象が起きます。 よって、外から生暖かい湿った風が室内へ入り込むと壁や床のタイルなどで冷やされちょうど夏に冷蔵庫から出したビールみたいに結露が発生します。 特に共同空間の床はほぼタイルですので水を撒いたようにびしょびしょになります。 この時期はカビも生えやすく、注意が必要です。 何分外気自体が90%ほどの湿度で室内は更に気温が低いので尚更飽和状態になり、結露が進むのです。 窓ガラスも結露で真っ白ですがこれは窓の外側に結露しているためです。 日本ではこのような逆転現象は先ず無いでしょうし、あっても断熱材があり、木材等ですから結露はしないでしょう。 この時期、床が濡れていますから外を歩く時はスリップには注意が必要です。特に商店街など床のタイルが鏡のようにピカピカですから尚更滑りやすいです。 また、中国製の靴は何故か靴底の磨耗が早く、車のタイヤに例えると「スリックタイヤ」波になり、乾いている時はグリップ力は良いですが、このような結露状況下ではハイドロ現象でよく滑ります。 骨折したら笑われますから天気で靴の履き替えが必要ですね。レーシングカーのタイヤみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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