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テーマ:心のままに独り言(8576)
カテゴリ:ウルトラセブン
熱い風呂に浸かりたい。
ウルトラセブン 第8話「狙われた街」 沖縄生まれの金城哲夫と大陸育ちの実相寺昭雄が唯一タッグを組んだ傑作。タクシー暴走、パトカー猛追跡。泣き叫びながら後部座席から逃げ出した女を運転手が追いかけてビンタ。DV?運転手は警察官に取り押さえられるが突然意識を失う。その後、航空機の墜落事故が発生する。パイロットはアンヌの伯父で民間航空きっての名パイロットだったが、130名の乗客が死亡した。最近、北川町の住民による事件や事故が立て続けに発生していた。数日後フルハシとソガは北川町をパトロール、駅前の自動販売機でタバコを購入しているとおっさんがライフル乱射。警官隊と共に取り押さえるが、またしても突然意識を失い気絶する。その後、取り調べが行われるが、おっさんは騒動の記憶が全く無いと話す。しかし事件を起こす前に駅前の自動販売機でタバコを買っていたことだけは覚えていた。警察からポインターで引き上げる途中、ダンはダンプカーの妨害を受ける。運転席には誰もいないが、声だけが響き渡る。「モロボシ・ダン、いやウルトラセブン。我々の邪魔をするな。これは命令だ。今すぐ手を引け。我々にとって君を倒すことは問題ではない。だが同じ宇宙人同士で傷つけあうのは愚かなことだ。もう一度忠告しておく。北川町に近寄るな、ウルトラセブン」。そんなこんなでフルハシが作戦室で一服。みるみる表情が強張り、ダンに殴りかかる。大暴れするフルハシを大勢で羽交い絞めにするが突然意識を失う。キリヤマ隊長はフルハシが吸っていたタバコの吸い殻を拾い上げるとむーんと考えてゴミ箱へポイ。しばらくして今度はソガが一服。またしても大暴れ&気絶。タクシーの運転手やおっさんの時とよく似ている。ダンがタバコの中から梅仁丹そっくりの赤い結晶体を見つける。フルハシとソガにタバコの入手先を聞き出そうとするが二人とも爆睡。「くそ~こんな大事な時に!」とソガの頭を揺さぶりまくった挙句ぞんざいに扱うとアンヌの伯父の家を訪ねる。事故の前日、駅前の自動販売機でタバコを購入していたことが分かる。おっさんも同じことを供述していた。つうことでアンヌを連れて駅前へ。あいにくタバコは売り切れていたため張り込み開始。その頃キリヤマ隊長は赤い結晶体について科学班から報告を受けていた。宇宙芥子の実とよく似た物質で、もちろん地球には存在しない。これを体内に取り込むと他人が全て的に見える効力がある。「従って理性や感情を失い、敵を倒すだけの殺意を持った人間に変わってしまうんですよ。それをタバコに仕込むとは恐ろしいことを考えたものです。人類の半分ぐらいはタバコを吸ってるんですからねえ」。そんなこんなでワゴン車に乗って黒服の男が現れ、自動販売機にタバコを補充を始める。すかさずダンとアンヌはタクシーを拾って尾行、鉄屑だらけの下町に到着する。黒服の男がボロアパートに入るのを見てダンはアンヌを残して単身アパートへ乗り込む。その一室に潜んでいたのがメトロン星人「ようこそウルトラセブン。我々は君が来るのを待っていたのだ」。ちゃぶ台を挟んで対峙するダンとメトロン星人。メトロン星人は今回の「実験」は十分成功したと言う。「赤い結晶体が人類の頭脳を狂わすのに十分効力があることが分かった。教えてやろう。我々は人類が互いにルールを守り、信頼し合って生きていることに目を付けたのだ。地球を壊滅させるには暴力を振るう必要はない。人間同士の信頼感を無くせばいい。人間たちは互いに敵視し、傷つけ合い、やがて自滅していく。どうだ?良い考えだろう」「そうはさせん!地球にはウルトラ警備隊がいるんだ」「ウルトラ警備隊?怖いのはウルトラセブン君だけだ。だから君には宇宙に帰ってもらう。邪魔だからな。ハッハッハッハッハッ」。メトロン星人が襖を開けると近代的なメカが現れる。外は夕暮れ。汚いドブ川の横に立つアパートが二つに割れ、宇宙船が姿を現す。アンヌの連絡を受け、ウルトラホーク1号出動。ダンが閉じ込められているにもかかわらず攻撃しまくり&見事命中。その弾みでダンはウルトラセブンに変身、ドブ川を挟んでメトロン星人と対峙する。壮絶なバトル展開と思いきや、逃げ出すメトロン星人をアイスラッガーで真っ二つ、エメリウム光線でとどめを刺す。「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心ください。このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え?何故ですって?我々人類は今、宇宙人に狙われるほどお互いを信頼してはいませんから」(ナレーション・浦野光)。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年10月29日 19時54分15秒
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