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テーマ:いまさら、ビートルズ。(617)
カテゴリ:音楽
7-10 「for no one」 1966年5月9日 午後7時から11時までのセッションで、「for no one」のピアノとドラムを10テイク録音し、テイク10にポールの弾くクラビコードとリンゴのシンバルとマラカスを加える。この曲にジョンとジョージは参加していない。 5月16日にリード・ボーカルをオーバー・ダビングし、5月18日午後7時から11時まで、フレンチ・ホルン奏者のアラン・シビルが、汗だくになってホルンのパートを吹く。 彼が汗だくになった理由は、ポールの希望で高音部の混ざったフレーズだったからで、BBC交響楽団の主席ホルン奏者だからそのフレーズをなんとか吹きこなすことができた。 フレンチ・ホルンの限界という新しい音がここにも記録されている。
実は、この日の午前から午後にかけて、ペーパーバック・ライターのカラークリップが撮影されている。 この2日前、ポールは原付バイク事故で前歯を折っていた。 だからポールの顔つきがいままでと変わって見えるのはそのせいだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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