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カテゴリ:中国
徐家匯公園のなかに、百代小紅楼、現La Villa Rougeがある。 この赤レンガ(昔は白黒)の建物から中国のレコード産業が始まった。
この建物の歴史を振り返るだけでも中国近代史が凝縮されている。 現在は、レストラン、バー、シガーバーなど、新しい動きの中で再生されようとしている。
1921年 百代小紅楼 フランスのレコード会社、パテ・マルコニ(百代唱片公司中国総部 Studio Pathe)の建物としてスタート。 1934年、パテのパリ本社が倒産 英国の会社EMIに吸収されEMI東方百代唱片公司となる。 1940年代は日本軍に占拠。 1952年 チャイナ・レコードの上海支店(中国唱片厰公司上海分公司)となる。さまざまな録音が生まれる。 1982年 中国唱片総公司上海公司となる。
そして、現在のLa Villa Rose は、香港資本の高級レストランとなっている。
歴史のもしもで、この中国EMIで、ジョージ・ハリソンが the inner light か、 shanghai surprise の録音で使用していたら、さらにここが観光スポットで、盛り上がっていたかもしれない。
百代小紅楼・La Villa Rouge ←プライムインターナショナル ジャパンの島根 慶一さんが、素敵な上海めぐりの記事を掲載されている。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 06:33:53
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