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カテゴリ:中国
上海は、日本人にとって特別な場所であり、中国近代の歴史変化が凝縮した場所でもある。 開港まもない170年ほどしかないこの街は、戦前、戦中、戦後とさまざまな歴史を刻み、アジアの中心として今も変貌を遂げている。
中国のほかの街にない佇まいと躍動的な魅力を感じる。 少なくとも上海育ちの20代若者に、日本人が昔の建物を踏まえて上海の魅力を語ると、上海人より上海に詳しいなどと、お世辞を言ってもらえる。 自国の文化の良さは外国人のほうが感受性豊かに理解していることが多い。 当然、その理解や現状は住んでいる人にはかなわないが、外国人の視点が思いもかけない発見をもたらす。
だから、上海のちょっとした街並みを調べることは、誰かの役に立っているし、そこで得た知見は次の世代に新しいバトンをつなげることができると感じている。
上海について研究する日本人も多い。 日本上海史研究会 日本を研究する上海の学会もある。上海市日本学会
また、街を歩いて在留邦人の活躍を感じた。企業の事務所看板だったり、お店だったりしている。 実は、レトロを懐かしむ以上にその先のアジアの中心として、上海が動いている。
それらをどのようにつかんで、波に乗るかが、今後の課題である。
↑ 上海出張が3倍充実 具体的にはここ数年、上海市政府は、歴史的な工場建築の保護・開発に力を入れ、上海の創作産業の発展を促進させるため、一連の政策、措置及び計画構想を以下の通り公表している。
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Last updated
2011.03.30 21:57:05
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