|
カテゴリ:中国
外国人のおのぼりさんは、南京東路を歩き、地元の若者は、徐家匯へ行く、といううわさが本当かどうか知らない。 徐家匯は、日本でいう渋谷なのだろうか、それとも、電気街があるので秋葉原だろうか。 このあたりのファッションレポートを定期的に発信しているサイトがある。 ストリートスナップは、世界各国のおしゃれなファッションスナップが満載!
このあたり一帯は、もとは徐光啓氏の農業実験フィールで、そのあと、上海カソリック発祥の地となる。 さらに南側は1960年代には工業地帯が広がり黄浦江の環境汚染をひどくさせたが、近年、環境意識の高まりとともに改善され、オリンピック後は、市民の憩う水辺都市として再生されている。 そう考えると、東京でいうと江東区かお台場あたりになるのだろうか。 このビルと商業施設の谷間に、徐家匯天主堂(Cathedral St.Ignace)が埋もれている。
5年前の山之内淳氏のエクスプロア上海の記事によると、再開発が始まっているが、それが現在のどこか、よくわかっていない。 取り壊しが決定している港匯広場となりの弘基広場には、前述のように地下鉄9号線の徐家匯駅が建設されるが、地上部分には高さ300メートルの浦西一のオフィスビルが登場する。用地がもともと少ない徐家匯エリアにおいて13.2ヘクタールの規模を誇る弘基広場は、上海中心エリアでも最後の大型開発プロジェクトになるとも言われている。徐家匯の中心エリア面積の半分を占めており、この弘基広場の重要性がわかる。 この弘基広場の土地は、徐家匯88号用地と命名されていて、もともと韓国の大宇グループが1億米ドルの投資で押さえていた。ここにホテルやフィットネスクラブ、レストラン街を含む「徐匯商城」を作る計画だった。しかし1990年代のアジア金融危機の影響で、開発がストップしてしまった。その後、徐匯区政府は株式譲渡の形で、城開集団に開発権を移譲させている。エリア全体で、総投資額200億人民元のビッグプロジェクトだけに、人々の関心も高い。すでに、弘基広場内のレストラン・テナントの立ち退きも始まっている。ただ、交大新村や楽山新村など付近住民1200世帯の立ち退きも必要で、今後の調節の難航も予想されているが、今後5年~10年の間でプロジェクトを完成させたいとしている。
浦西一の高層ビル計画 不動産開発の上海実業控股と上海城開集団が2011年2月24日、上海市最大級のビジネスエリアである徐家匯で最大規模となる不動産開発プロジェクト「徐家匯中心」について明らかにした。 浦東にあるあの上海ヒルズは、492メートルである。それには届かないものの、高層ビルの建設は、人を引き付ける。東京の東京スカイスリーは、あきらかに人の流れを変えた。だから同じように浦西の徐家匯中心がこれから人をひきつけ発展するのは確実だ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.10 20:02:34
コメント(0) | コメントを書く
[中国] カテゴリの最新記事
|