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カテゴリ:中国
武康路115号密丹公寓の1階は不動産屋である。 カメラをもう少し上に向ければこの1931年に建てられたミダンアパート(Mi-Dan apartment)のアール・デコ様式をとらえることができる。 アール・デコより、こっちの売り物件のほうが気になってしまった。 このいまでは当たり前の鉄筋コンクリート作りも1930年代当時は相当ファッショナブルにみられていた。 屋根はバロックスタイルを取り入れ、全体は象をイメージして建てられている。 確かに離れてみると、建物全体が象に見える。 また、上海の上空から、とんがりコーナーを探したとき、この密丹公寓のとんがり角度はかなり鋭いと思う。 武康路では、ここか、開普敦公寓(Capetown Apartments )のどちらかが、1,2を競う鋭さを持っていると思う。 サッスーン財閥が上海の地上げをした影響で、こういった残った角地を使って、建築家はその持っている才能を開花させた。 このとんがりの中でどのように生活しているのか気になってしまう。
これは1931年に建てられた。
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Last updated
2011.04.15 00:15:15
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