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カテゴリ:多文化共生
初台にはウイグル料理専門店がある。 店内には、ウイグルの楽器もある。 シルクロードの風を感じる場所で、ラグ麺を食べる。 ウイグルのうどんである。 ここから、すべてのパスタや、うどんが生まれた、とウイグル店長に力説される。 ウイグルの乾燥人参を漬け込んだ甘い酒も飲んでみる。「カンカのお酒 タクラマカン」 ラグ麺のほかに「コルマ・チョップ」を頼む。ラグ麺を切り、ジャガイモのブロック、豆などを炒めたものだ。
店内には、ウイグルの楽器がある。 「ドゥタール」 2本の弦楽器という意味だろうか。弦は2本である。 アフリカから中央アジアに広がる弦楽器とラグ麺とが重なるイメージがある。どちらも大陸でさまざまなバリエーションを示している。 調弦は、2種あるようで、曲によって変えるそうだ。 演奏映像をネット検索すると、ウイグルのドゥタール名手Abdurehim Heyit(ウズベクのドターリスト、アブドゥラヒム・ハミドフ)やその他の演奏が見られる。 http://www.youtube.com/watch?v=9RDvafNkJAs 2本の弦でここまでやれるとはすごい。 さまざまなテクニックが使われている。 その他、タンバリンのような「ナグマ・デペ」などが置いてある。 店では、ウイグル人が集まって演奏会も開かれるそうだ。
このブログを書きながら、様々なウイグル ドゥタールの演奏を聞いているが、この手の動きとニュアンスを自分のウクレレに取り入れられないだろうか、いろいろ、やってみようと思う。 少し、ネットでドゥタール・サウンドめぐりをしてみようと思う。 演奏する人の向こう側にその人の歩んできた人生が見えてくる。 2本の弦で様々な演奏テクニックを駆使して繰り出される大地のうねりのようなサウンドは、テクニックの数だけ、様々な人生経験を表現しているようだ。
ウイグル人の演奏映像を見るときちんと帽子をがぶっている。 ウイグルの帽子は、ウイグル人の伝統的な服装のひとつ、つまり飾りものとして知られている。 ウイグルでは「手作業ができない女性は女性といわない」という言い方がある。昔からウイグル人は、葬式の時には帽子をかぶらなければならないことになっている。人が亡くなると、霊魂は死体の頭から離れてあの世に行ってしまうという言い方もある。だからウイグル人は、葬式に行く時には自分の魂を守るためにも、必ず帽子をかぶって行く。それから、頭はとても大事なところなので、寒さ、暑さや激しい砂嵐あるいは自然の災害などから頭を守るためにも帽子をかぶる必要がある。 http://blog.silkroad-j.lomo.jp/?eid=1321592
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Last updated
2013.05.24 03:18:55
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