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カテゴリ:spirit
駅構内の写真展が気になる。 新京成線 二和向台駅 全日写連船橋支部とある。 全日写連 http://www.photo-asahi.com/
全日写連というのを始めて知った。 そして、サイトを見ると、下川靖夫さんと言う71歳の方の写真展の様子があった。 「ヨーロッパとアメリカの絶景を走る自転車の旅5300キロ」 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130522_600227.html ガンと向き合い世界を自転車で旅する。 そのしなやかな体つきと、軽やかな行動力と、美しい写真は、見ていて爽やかに感じる。 自分の中で理想のおじいさんを模索し始めている。 http://www.photo-asahi.com/honbu/hot/248/ こういうおじいさんはいいと思った。
戦中生まれの、今年71歳。サラリーマン時代の1985年、45歳のときにトライアスロンを始め、自転車の練習をかねて日本国中を旅する。その後、「見知らぬ外国の道を自転車で走りたくなった」。48歳のときにアメリカ西海岸を走って以来、北・中・南米からオーストラリア、ヨーロッパ、アフリカと世界54カ国、48、000キロを走破している。70歳の昨年は、アメリカとカナダのロッキー山脈を巡り、68日間で3935キロを走った。最初は記念写真ていどだった写真も、異境の風景を見る度に欲が出て、人にもその地を知って、見てもらいたくなる。コンパクトカメラから一眼レフになり、今では三脚も使用するようになった。 冒頭、癌のことを話しているが、実は昨年のロッキーの旅の途中から「硬いせき」が出るようになり、帰国後に検査入院。家族を通じて肺がん、ステージ4(何もしなければ余命6カ月~1年)と告げられる。 「もう、人生は十分楽しんだ。いつ死んでもいい。抗がん剤知慮で苦しむくらいなら早く死んだ方がいいと思っていた。だが、なぜか治療を受けることに決めた。癌が挑戦状を叩きつけてきた。ここで逃げれば男がすたる。常に挑戦を続けてきた人生だった。挑戦を受けるのもよい」 こう決意を固め、昨年9月下旬に一カ月入院し、抗癌剤治療を受ける。無謀というか、ちょっと常人の発想を超えているのが、入院中に札幌マラソンに出場したこと。治療中の副作用はなく、入院中もジョギングは毎日欠かさない。医師も「どっちでも良い」というので出場し、ハーフを完走した。治療の結果、悪性の胸水はなくなり、癌細胞も減少しているという。
写真は生き様である。 撮るならそんな写真を撮りたい。
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Last updated
2015.06.05 06:13:46
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