事件評論・・・・ 黄昏探偵のボヤキ事件簿！！

　まさに、平和国家・民主国家に対する冒とくであり、

挑戦です。

　交通事故の処理や公共工事の入札等の憤懣が動機

だと犯人は言っているようです。

　しかし、背景はほかにあるような感じです。

　犯行後、犯人は逃げようとしましたが、伊藤市長

の奥さんから足にしがみつかれ、市長の選挙事務所の

職員や通行人等に取り押さえられ、逮捕されました。

　けん銃は押収されたそうです。

　けん銃の弾丸が市長の体内に残っていたようです。

　遺体の司法解剖がなされました。

　死亡原因の確認と、弾丸の痕跡の確認です。

　体内から発見された弾丸と押収されたけん銃の弾痕

等との検証がなされます。

　押収されたけん銃から発射されたことの確認です。

　さらに、硝煙検査が行われます。

　犯人が着ていた着衣等を押収します。

　けん銃を発射しますと、けん銃から火薬が着衣に付着

します。

　発射したことの確認です。

　現場検証も犯人立会いで行われます。

　待ち伏せ位置、けん銃発射位置等も確認です。

　犯人の犯行の裏づけとして、家宅捜索が実施されます。

　伊藤市長の死は残念です。

　こころから、犯人に対して深い憤りを覚えます。

　これは、テロです。

　許せません。

　伊藤市長が凶弾に倒れた後、逃げる犯人の足にしがみ

ついて、捕まえた奥さんの勇気ある行動にこころが痛み

ます。

　どのようなことであれ、人の命は重いのです。

　徹底した動機の解明と背景を追求していただきたいも

のです。

　警察の候補者等の警備と徹底してほしいですね。

　ご家族、長崎市民の皆様に衷心からお悔やみ申し上げます。