華のある暮らし feat. 徒然草（花の写真館）

[14 処暑（ 8月23日頃から）] カテゴリの記事

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  トチの実笛、知ってる？

  　これは何でしょう！そんな写真になってしまいましたね。独特な形状の大きな葉っぱと丸い実でピンとくる強者もいらっしゃることでしょうが、一般には分かりませんよね。これは「トチ（栃）」の大きな木を下から見ています。 　実は、花も極めて独特らしいのですが、実際に見たことがないかも知れません。子供の頃、山で遊んでいましたので、見ている可能性はありますが、トチは「トチの実」が遊ぶ対象だったので､当時、花には興味がありませんでした。遠目でも分かるヒトには分かるのでしょうね。↑　CLICK ! 　初夏に植物好きが同行して長距離を走りました。車中で「あれはホオノキですかね？」とつぶやくと、「トチだね！」と即答をもらいました。^^＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現していますトチノキ（栃の木） 　白花価格：3850円（税込、送料無料) (2022/9/7時点)

  2022/09/07

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  仙人に変身する前

  　気ままに歩き回るのは楽しいものです。緩い谷間でガマが生える湿地の横に小さな田んぼがあるような場所を歩いていると、雑草ばかりの路傍に白い花が見えました。これは？！図鑑で見ていたセンニンソウですね。遠目で見たことはありましたが、今回はしっかり近くで観察できました。 　実は、近くの薬草園で観察したことがあるのですが、それは花後の「仙人様」のような姿、変身後の仮面ライダーを見たようなものですね。 　最初、目線を下ろした位置で白い花をみつけたのですが、一通り撮影してから前に先を進み、戻りかけた時に、目線を上げた位置に白い花がいっぱい咲いているのを見つけたという次第。情報によると、樹木に巻き付いて覆い尽くしてしまう勢いで生い茂ることもあるそうです。 　蛇足ながら、よく似た同属のボタンヅルだと思わなかったのですが、それは薬草園で見た葉のイメージが頭に残っていたためだと思います。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています原種系クレマチス 仙人草(センニンソウ) 3号苗（c02）価格：880円（税込、送料別) (2022/9/6時点)

  2022/09/06

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  夏の終わりに咲く

  　昨日、お天気が良かったので、アテもなく単車で出掛けました。気軽に狭い路地や未舗装の脇道に入り込めるのが特典です。野草などを撮影できたのですが、おーっ！と喜んだのが、このジュズダマの花でした。昨年、黒光りする実を撮影しましたが、花を見ていなかったのです。 　昨年とは別の場所ですが、土壌湿度が高そうです。同じイネ科の陸稲（イネ）によく似た花でした。でも、ちょうど稲刈りをする時期に開花するようです。もしかすると、陸稲の方が早く収穫できるように人為的に選別・育種されたのかも知れませんね。 　そう言えば、ハトムギはジュズダマを選別・育種して農作物化したものだとか。ただ、両者の外見は似ていますが、性質は相当異なるのです。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています（ビオトープ）水辺植物　種子　ジュズダマの種（10g）価格：740円（税込、送料別) (2022/9/5時点)

  2022/09/05

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  手間が掛かる農産物

  　最近、これが何モノなのか知っている強者のすみれ仲間がいて、驚かされてしまいました。滅多にお目にかかれないゴマの花です。キリ（桐）同様、青紫色のホタルブクロ風の花を咲かせます。見方によっては､夏すみれと呼ばれるトレニアに似ているかも知れませんね。↑　CLICK ! 　一説では、もう6,000年も前から栽培されている農産物です。ごま和えなど、和食では何気なく使われているイメージがありますが、利用量に比して､国産はほとんどないそうです。熱帯地方の植物であり、必ずしも降雨量が多い日本には余り適さないという環境的な要因もあるとされますが、どちらかというと、栽培に多大な手数が掛かり､機械化が難しいことが最大の要因かも知れません。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています胡麻屋の底力　香る金いりごま　1kg　価格：1344円（税込、送料別) (2022/9/4時点)

  2022/09/04

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  和箪笥の里で育った

  　春の終わりに青紫色のホタルブクロ風な花を咲かせる桐の木をご存じでしょうか。夏になると、オニグルミに似た果実を付けます。子供の頃に親父が『娘が生まれると桐を植樹して、嫁に行く頃に箪笥の材料になる』と話していたのですが、姉がいるというのに植えたのは泰山木でした（笑）。 　生まれた町は和箪笥の里で、家のそばにも工場がありました。木工所と呼んでいましたが、飾り金具の彫金をする金具職人も作業をしていましたね。板材を井桁に組んで自然乾燥していたのですが、その組んだ板に昇って遊んだものです（とても危ない）。↑　CLICK ! 　桐材はバルサ材に次いで軽い木材でありながら、木製家具に必要な耐久性を持ち合わせています。更に長期間使用しても狂いが少ない最適素材です。APG分類体系でシソ目ゴマノハグサ科から独立したキリ科に分類されました。日本では「草」から「木」になったイメージですね。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています【ふるさと納税】 岩谷堂箪笥 月雫チェスト 赤褐色・黒 銅色アラレ W81 伝統工芸品 和家具 和タンス インテリア 日本製（岩手県奥州市産）[GT044]価格：999000円（税込、送料無料) (2022/9/3時点)

  2022/09/03

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  なかなか賢い樹木

  　この花を見ると、アゲハチョウが飛び交う姿を連想してしまいます。もう、四半世紀前に二輪で木曽方面まで出掛けた時の記憶ですね。 　臭い樹からクサギと命名されたそうですが、それは葉の傷などから出る虫除け対策の物質ということらしくて、花は芳しい香りがする（はず）です。それで蝶を誘引しているのでしょうね。そう考えると、あの手この手を操る、なかなかの策士ということになりませんか。 　遺伝子の多様性を維持するため、自家受粉を避ける植物は多いのですが、クサギも、雄蕊と雌蕊が熟すタイミングをズラすという手法を執っていると言われます。ただ、雌花と雄花、雌株と雄株に分けて完全な隔離を図るまではしない。賢い植物という感じがしますね。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています野に咲く花の生態図鑑【秋冬篇】 （ちくま文庫　たー91-4） [ 多田　多恵子 ]

  2022/09/01

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  世界中で食べられている

  　この季節に蕎麦の花が咲き終わろうとしていました。印象としては、晩秋の姿を思い起こします。そっか、作付時期の違いなのか、夏蕎麦と秋蕎麦があるのでした。世界中で栽培され、原産地も「中国らしい」という状況だそうです。でも、世界の蕎麦料理って寡聞にして知りません。調べてみると、ネパールには「ディード」というそばがきがあり、フランスには「ガレット」、ロシアはソバの消費量では世界最多だと分かりました。↑　CLICK ! 　ところで、以前､近場でもよく見かけた「高嶺ルビー」などのアカソバが見当たらなくなりました。所謂、耕作放棄地状態が多いです。面倒くさいのでやめちゃったということでしょうか。まぁ、首都圏では作付面積も知れていて影響はないのでしょうが、少し残念な気持ちになります。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています種 1kg 赤花そば 高嶺ルビーNeo 緑肥作物 その他 酪農 畜産 緑肥 牧草 タキイ種苗 米S 代引不可

  2022/08/31

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  花期がかなり長い

  　萩の花が増えていました。実は今年7月前半に訪問した際、なんと、少し花が咲いていて驚いたものです。撮影地には昨年も訪問しましたので、もう少し秋らしくなってくれば､もっと花が増えることを知っていますが、今回、花期がかなり長いということを知りました。↑　CLICK ! 　実は、昨年の10月末に花巻（岩手県）を訪ねたのですが、そこは奥羽山系の温泉地でしたので、それなりに平均気温は低いはずですが、萩がいっぱい咲いていました。園芸的には白い花も流通しています。もし、広～いお庭をお持ちでしたら、庭木の選択肢として適していると思いますよ。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現していますダルマハギ(だるま萩)　5.5号苗(b05)

  2022/08/30

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  煮詰めてジャムにも

  　これはヤマボウシの果実ですね。見たことはありましたが、じっくりと観察して撮影していませんでした。ほほう、果実は丸くて、皮は独特の赤みがありますね。赤から橙色をしているそうですが、この樹は橙色ばかりでした。↑　CLICK ! 　皮をむいて生食できるのだそうです。ちょっと食べてくれば良かったですね。自分のモノではありませんので、そうはいきません（笑）。仕方なく、インターネットで調べてみましたところ、『果肉には小さな種がたくさん入っていて、味は甘く、よくマンゴーやバナナ、あけびの味に似ていると例えられます』とありました。それから、滋養強壮や疲労回復などの効能さえあるのだとか。これは、機会があれば食べてみたいところです。 　注：同属のハナミズキの果実は有毒だそうです。誤食しないよう、十分に気をつけてください。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています常緑ヤマボウシホンコンエンシス月光ヤマボウシ苗シンボルツリー 2022年5月頃開花苗【庭木】ホンコンエンシスヤマボウシ月光

  2022/08/28

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  街ができるまでのあだ花

  　実は、情報を整理していて6年も前の写真を持ち出してきました。撮影が午前中だったので、花がしっかり開いていないマツヨイグサです。 　森林だった広い土地があっという間に造成されて、少しずつ大きな住宅街に生まれ変わるまでの間、広い空き地、つまり、これから販売される土地が拡がっていました。その、なんとも殺風景な空き地に咲いていたのがマツヨイグサだったのです。↑　CLICK ! 　元々の森林に咲いていたのかは定かではありません。空き地で目につくようになった後、販売が進むに連れて徐々に姿が消え続け、ついには見つけることが困難になってしまいました。まだ、探せば見つかるのかも知れませんが、街ができるまでの短い期間に咲いていた儚いあだ花です。＜紹介＞ 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現していますマウントフジ フラワーエッセンス マツヨイグサ 10ml 【 フラワーエッセンス ストックボトル マウントフジ フラワーエッセンス マウントフジ マウントフジ フラワーエッセンス ストックボトル 】

  2022/08/27

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  庶民が親しむ雑草

  　ふと目をやると川原や空き地、山道の路傍など、どこにでもハビコッっている印象があるクズ。林を切り開いて宅地造成をしているような場所には、決まり事のように、どこかから現れて大きな葉を展開します。 　これまで余り撮影していなかったかも知れません。たまたま、赤紫色の花が目に留まっていなければ、今回も撮っていなかったかな。「秋の七草」の一つでしたね。地面を這って、藤を逆さまにしたような濃い花を咲かせる時期には見応えがあります。今更ですが､なるほどのマメ科でした。 　昔から、庶民に親しまれた植物で、根から造られる葛湯は日常的に利用されており、体調が微妙であれば葛根湯を処方していたのです。花色に変化があって、シロバナクズ，トキイロクズという品種があるそうですが、まだ、見たことがありません。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています【てんさい糖の本葛湯 ゆるり本くず湯 4種セット 吉田屋】 敬老の日 敬老の日ギフト 送料無料 送料込 葛湯 くず湯 吉野 本葛 香料不使用 着色料不使用 健康 贈り物 てんさい糖 低カロリー ダイエット 奈良土産 人気 残暑見舞い 残暑お見舞い

  2021/09/04

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  可愛らしい夏の花

  　夏場を華やかにする百合の花は、サポーターが多いですよね。ヤマユリやヒメサユリも綺麗ですが、カノコユリは気品があって、かつ、可愛らしく、とても気に入っています。ただ、残念なことに、ヤマユリやヒメサユリと違って、自生地で見たことがありません。 　すみれたちを探して全国を旅していますが、夏は百合の花を訪ねてみたいですねぇ。植栽とは少し違う雰囲気を感じますよ。まぁ、そうは言っても、絶滅危惧種ですから、簡単に観察できるのでしょうか。いずれにしても、来年以降の話ですが･･･。 　実は、子供の頃から百合が大好きで、交配・育種に興味津々だったのですが、なにしろ、一般に播種から開花まで、つまり、結果が出るまでに時間が掛かりすぎる難物種ですから、若い頃には、とても我慢できないと、早々に諦めてしまいました（笑）。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています内田赤カノコユリ　球根　5球（入荷予定：2021年10月頃）

  2021/08/23

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  荒れ地のシンデレラ

  　20日程前の写真です。カラスウリにしては少し印象が違うなぁと思った訳ですが、結論は、開花後の昼に見ると、こんな感じだということがわかりました。 　実際、夜に花を見る機会は多くないですよね。近所に絶好の撮影ポイントがあったのですが、あっという間に宅地と化してしまいました。まぁ、そう簡単に絶滅するようなヤワな植物ではありませんが、余りシャレた街路では見られません。夜に美しい姿で咲く花でありながら、荒れ地が似合うというギャップがオモシロイですね。＜紹介＞ 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています

  2017/08/31

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  独特な青色に染まる小さな花を一面に咲かせる露草

  ●●●独特な青色に染まる小さな花を一面に咲かせる露草●●●ブルーのマーカーで塗ったような小さな花がたくさん咲いています。「これは何かな？」もちろん、ほぼ日本全国で見られるツユクサ科のツユクサ(露草)ですね。別名でアオバナ(青花)、ボウシバナ(帽子花)よ呼ばれているそうです。余り知られていないかも知れませんので、別名の紹介は不要かなぁ。ただ、兄弟分のオオボウシバナの方は有用な植物だったのですよ。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Commelina communis"　●　原産 : アジア、アメリカ東北部　●　分類 : ツユクサ科ツユクサ属ツユクサの花から青い色水を作って遊んだことがあるでしょうか。この青い色素はコンメリニンと呼ばれる化合物だそうです。着物を染める際、本染め前の下絵を描く絵具として使われるのだとか。ただ、効率が悪いのか、花弁の大きいオオボウシバナが使われるのです。この花は不似合いなほどに大きい苞葉に包まれるように咲きます。苞葉内には幾つかの蕾が用意され、毎日、次々に咲き出すのです。 　ツユクサは、朝、花を開いた時には既にめしべに花粉が付着していて、高い比率で自家受粉する「つぼみ受粉」タイプの植物です。高い比率ってどの程度なのかと調べてみましたら、なんと９割程度に及ぶとか。子孫を残す能力がとても優れているのでしょうが、所謂、遺伝子の多様性はどうなってしまうのでしょうか。日本アロマ環境協会　表示基準適合認定精油【GET！生活の木　エッ...価格：7,560円（税込、送料別）

  2010/09/11

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  広く定着した帰化植物 タカサゴユリ(高砂百合)

  ●●●広く定着した帰化植物 タカサゴユリ(高砂百合)●●●これは花も茎も細長ーい百合で、白い花で真夏から初秋に咲き出します。あれぇ、「これは何かな？」台湾原産の帰化植物、西日本に広く定着したタカサゴユリ(高砂百合)です。本当に九州から四国、中部辺りまで、まるで雑草の繁殖力で増えました。九州の方は、白い百合と言えば、このユリを思い浮かべると聞きました。逆に東北で生まれ育った育った方には、まるで見たことがない百合です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Lilium formosanum"　●　原産 : 台湾　●　分類 : ユリ科ユリ属タカサゴユリは冠婚葬祭に重用される鉄砲ユリに少しだけ似ています。比較すると、花も葉も葉も細長く、花の外側に淡紫色の筋が入っています。両者の交配種が新鉄砲百合で、なんと種子繁殖する場合もあるそうです。空地ができると、セイタカアワダチソウと先を競って花を咲かせます。種子は薄くて翼があり、強い風に乗って遠くまで飛散できるのです。それから、実生一年で花を咲かせる特性も強い繁殖力の秘密なのでした。 　ユリの仲間は交配させることがなかなか難しくて、その上、実生から花が咲くまで５年以上掛るケースがあるのです。ところがタカサゴユリもテッポウユリも、まるで関係なさそうですね。繁殖力も交雑する特色も、他の追随を許さない存在なのですね。【安値商品】 生活の木/ハーバルライフ　バレリアン 3ml/アロマオ...価格：850円（税込、送料別）

  2010/09/11

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  一年を通して楽しむことができる観葉植物コリウス

  ●●●一年を通して楽しむことができる観葉植物コリウス●●●まるで花が咲いたように葉が並んでいますが、これはほぼ同じ植物です。「これは何かな？」シソ科のコリウスと呼ばれる属グループの仲間たちです。要するに綺麗なシソ、金襴（きんらん）紫蘇、錦（にしき）紫蘇と呼ばれます。今回はおとなしくて小さな花も写っていますが、地味ですねぇ。(=^_^=)でも、真夏も真冬も、まぁ、こんな感じですから、とても重宝な植物です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Coleus cvs."　●　原産 : 熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア、太平洋諸島　●　分類 : シソ科コリウス属実は、梅干しを漬ける時に使う赤いシソを種から育てています。このタネはＨＣで買ってきたのですが、意外に大きくてびっくりしました。一方、コリウスの種はゴマ程度か、もう少し小さいようです。コリウスも、実生で育てると意外に面白そうだなぁと感じています。カラフルに並べて育てたら楽しそうですが、ある程度の面積が必要ですね。新芽を摘んだり、害虫退治をしたり、手間は掛るかも知れません。 　赤いシソをプランターで育ててみたのですが、やはり、大きく育たなくて四苦八苦しています。水遣りにも気を遣う植物ですね。楽しそうですが、我が家にはマッチしないと思われ、大きな庭を持つお宅を眺めて楽しもうと思います。紫蘇（シソ）3ml ［北海道産］～エッセン...価格：1,700円（税込、送料別）

  2010/09/10

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  風蝶草　花火が炸裂するように咲く美しいクレオメ

  ●●●風蝶草　花火が炸裂するように咲く美しいクレオメ●●●以前、富良野と美瑛で撮影した画像を持ってきたことがあります。「これは何かな？」今回は、近所の歩道で見かけたフウチョウソウ科のクレオメと言う花です。園芸植物ですから、どこに咲いていても良いのですが結構大きくなります。ある程度の数があった方が見栄えがよろしいので、北海道イメージでした。ぱっと花火が炸裂したような、独特な風貌をしていますね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Cleome spinosa"　●　原産 : 南アフリカ　●　分類 : フウチョウソウ科フウチョウソウ属前回の繰り返しですが、和名で風蝶草、中国名は酔蝶花だそうです。美しい和名ですが、周知されていなければ、如何ともしがたいのでは！英名のスパイダーフラワーは知られた表現なのでしょうか？今回気になったのは、豆の莢(さや)に似たものが付き出ていることです。アブラナ科の植物の種子に似ていますね。これで、おしべだけでなく、めしべも付き出ていることが確認できました。蛇足ですが、クレオメって、流氷と旅するクリオネに似た名前ですね。(^^*) 　ところで、クレオメは傷つけられると植物生育阻害活性の強い物質メチルイソチオシアネートが放出されるそうです。つまり、他の植物の成長を阻害するということですね。結果、自分は草丈を伸ばして、太陽を独り占めという訳でしょうか。なかなかのワルです。(=^_^=)美しき日本の香り・和のアロマオイル選んで...価格：3,000円（税込、送料別）

  2010/09/10

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  濃紫色に白覆輪の華麗な花が咲くデュランタ「宝塚」

  ●●●濃紫色に白覆輪の華麗な花が咲くデュランタ「宝塚」●●●とても印象的な紫の花ですが、最近、良く見かけるようになりました。「これは何かな？」白の覆輪が美しい観賞用低木、デュランタ「宝塚」です。夏の暑さにはとても強いのですが、水切れに弱く耐寒性もありません。日当たりの悪いところでは花の付きが極端に悪くなるそうです。肥料はたっぷりめがお好みとか、まぁ、良くも悪くも南国の植物ですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Duranta erecta　'Takarazuka'"　●　原産 : 中米　●　分類 : クマツヅラ科ハリマツリ属ところで、気になるのは「宝塚」というネーミングですよね調べるのに時間がかかったのですが、結局、単に商品名と理解しました。デュランタは人命に由来する属名だそうです。えっ？それではおもしろみがありませんか。(=^_^=)ある業者が、日本ではまだ知られていない頃から育種を続けていたのです。選別品種から、濃い紫色の白覆輪の花に「宝塚」という名前を与えました。白花には「白組（アルバ）」、斑入りの観葉系に「来夢（ライム）」宝塚歌劇団との関係は別として、ネーミングのセンスは良さそうですね。 　その園芸業者さんに興味が沸きますね。webサイトがあるということでしたので、訪問してみましたら、現在も精力的にユニークな育種を続けているようです。デュランタについては生産を中止したものが多いようですが、最終的に５種類の品種を世に出したとのことですよ。★アロマテラピー★エッセンシャルオイル(精油)★彡☆生活の木・Tree ...価格：4,200円（税込、送料別）

  2010/09/07

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  瑞々しい緑色と強健さで好まれる街路樹 キョウチクトウ

  ●●●瑞々しい緑色と強健さで好まれる街路樹 キョウチクトウ●●●どちらかと言うと花期は長い方ですが、そろそろ近所では終焉を迎えます。「これは何かな？」瑞々しい緑色の長い葉に多くの花をつけるキョウチクトウ(夾竹桃)ですね。以前、身近な場所に咲いている有毒植物として紹介しました。先日のニチニチソウやマンデビラもキョウチクトウ科です。テイカズラも仲間ですから、意外に幅広く分化しているのですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Nerium indicum"　●　原産 : インド、中国　●　分類 : キョウチクトウ科キョウチクトウ属今回は爽やかイメージの白い花ばかりですが、紅色や黄色などがあります。高速道路の両脇等の路傍で見掛けることが多いと思いませんか？これはキョウチクトウが排気ガスに強く、また乾燥にも強いからなのです。原爆投下直後、各紙は広島では長く草木も生えないと記事掲載したそうですそんな状況でもキョウチクトウはすぐに息を吹き返して慰め役を果たしたとか。その強健な性質と瑞々しい緑色が、人々に復興の力を与えたのでしょうね。 　ニチニチソウ、マンデビラ、テイカズラ、それからキョウチクトウは仲間です。良く観察しますと、実は花の形状が良く似ています。ただし、キョウチクトウは八重花が多いので、ちょっとだけ違う雰囲気に見えるかも知れません。日本アロマ環境協会　表示基準適合認定精油【GET！生活の木　エッ...価格：8,925円（税込、送料別）

  2010/09/07

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  日傘に似た花を咲かせるエンジェルス・トランペット・ツリー

  ●●●日傘に似た花を咲かせるエンジェルス・トランペット・ツリー●●●余り見掛けなくて、やっと見つけた薄紅色の花です。「これは何かな？」ナス科のエンジェルス・トランペット・ツリーと呼ばれる植物の一つです。低木がブルグマンシア属、一年草がダチュラ属で、近縁ですが別属です。花が下向きに咲くのがブルグマンシア属、上向きがダチュラ属だったですね以前、勉強したのですが、やはり、ごちゃごちゃになるところでした。ダチュラ属は「花岡青洲の妻」で特に有名になった毒のある植物です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Brugmansia suaveolens"　●　原産 : 中南米、インド、中近東　●　分類 : ナス科ブルグマンシア(キダチチョウセンアサガオ)属実際、流通名は千差万別ですので、属名で表現するのが無難ですね。チョウセンとか、アメリカという接頭語が付くことが多いようです。勿論、環境が合わず、南北朝鮮やアメリカ合衆国には自生していません。毎年、黄色い花を咲かせる家では、晩秋に根元から伐採してしまいます。あららーと思うのですが、翌年の夏には人の背丈を超えています。環境の整った温室では、樹高３ｍ以上になるものも珍しくはないようです。 　ご近所のお宅でも、花が終わるとザクっと切り戻して、毎年上手に大きな花を咲かせます。ドラム缶を輪切りにしたような樹脂の植木鉢で育てていますが、苦労して養分たっぷりの土を作っていますよ。日本アロマ環境協会　表示基準適合認定精油【GET！生活の木　エッ...価格：1,890円（税込、送料別）

  2010/09/05

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  ニチニチソウはカラフルで変化の富んだ園芸品種

  ●●●ニチニチソウはカラフルで変化の富んだ園芸品種●●●初夏から秋にかけて次々に花を咲かせます。「これは何かな？」キョウチクトウ科の非耐寒性一年草、ニチニチソウ(日々草)ですね。元来は多年草ですが、日本では越冬できず、一年草として扱われています。良く見ると分かりますが、元来は低木に属する植物、つまり木本だとか。ビンカとも呼ばれていますが、これは以前の学名の名残なのだそうです。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Catharanthus roseus"　●　原産 : マダガスカル、ブラジル、ジャワ 　●　分類 : キョウチクトウ科ニチニチソウ属名前の通り、次々に毎日花を咲かせて、その上、花期も長い園芸植物です。多彩な植物で、花の大小だけでなく、這性種、フリル咲き種等もあります。調べてみると、斑入り葉や花びらにぼかしが入った種もあるようですね。近年、改良された園芸品種が、別の名前で流通していることがあります。正確には、ニチニチソウやビンカと言う名前が見えないというべきでしょうか。まぁ、原種は余り知られていないので、大勢に影響はないかも知れません。 　沖縄等を除けば、元来の育ち方ができない日本で、これだけ多くの株が毎年育てられるということは、とても不思議な現象ですね。ジリジリ焼けつくような炎天下に、平気な顔で大量の花を咲かせ続け、秋まで花期が長い点がもてはやされているのでしょう。大人しい花が多いのですが、ちゅらビンカのようにパッと目を惹く品種も増えているようです。日本アロマ環境協会　表示基準適合認定精油【GET！生活の木　エッ...価格：5,040円（税込、送料別）

  2010/09/05

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  飽食時代の健康食品 キクイモ(菊芋)は大型帰化植物

  ●●●飽食時代の健康食品 キクイモ(菊芋)は大型帰化植物●●●そろそろ街角や土手等で、この黄色い花が目立つようになってきました。「これは何かな？」北アメリカ原産の帰化植物で、小型ヒマワリ風な花が咲くキクイモです。繁殖力が旺盛で、やせた土地に放置しても良く育って、この通り！草丈が２ｍ前後まで達するのですから、本当にヒマワリ並みなのです。ただし、排除が難しい「概ね雑草」なので、お庭向きではないでしょう。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Helianthus tuberosus　●　原産 : 北アメリカ　●　分類 : キク科ヒマワリ属塊茎が食用とされますが、特別に美味しいものではないそうです。調理に手間もかかる食材ですが、天ぷらなら、まぁ簡単でしょう。健康食品として重用されますが、滋養豊富ということではありません。主成分のイヌリンは多糖類と呼ばれるもで、血糖を増やさない糖類です。消化されて血糖値を下げる効果が期待されるキクイモオリゴ糖となります。前回の繰り返しですが、飽食の時代にこそ重用される食品かも知れません。 　情報が少ないのでネットでも探してみたのですが、意外に情報がありました。「天然のインシュリン」と呼ばれているとか。健康食品としての商業的ニーズがあるのでしょうね。［期間限定～50%OFFセール］ニアウリ　5ml～エ...価格：446円（税込、送料別）

  2010/09/05

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  優美な京絞り模様　紅色のカノコユリ(鹿の子百合)

  ■■■★★★ 優美な京絞り模様　紅色のカノコユリ ★★★ ■■■近所のお庭にパッと艶やかでヒラヒラの花が咲いています。美しいと言うか、可愛らしいというか、魅入ってしまうようなユリですね。「これは何かな？」カノコユリ、または、その選別種ですね。漢字では鹿の子百合（鹿子百合、鹿之子百合）と書きます。分類上、カノコユリとタキユリに分ける見方もあると知りました。反り方等の違いのようですので、ここは区別しないでおきましょう。「鹿の子」とは、きもの生地の染め（絞り染め）技法の名前ですね。参考に写真の背景に使用してみました。代表的な京絞りですから、どこかで見たことがありませんか。本当は「絞り」ですから立体的な模様です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Lilium speciosum"　●　分布 : 四国・九州　●　分類 : ユリ科ユリ属カノコユリには素晴らしい花色と強健な性質があります。交配親として優れた特性を持っているということになりますね。因みに、花色は紅色の他に、白と桃色があります。巷に出回るオリエンタル・ハイブリッドの主要な交配親なのです。園芸カタログをご覧になる機会がありますでしょうか。現在は、とても多くのオリエンタル・ハイブリッドが流通しています。最初に登録された品種は L. × parkmanii だと分かっているようです。これはカノコユリとヤマユリの交配によるもので、1869年に登録されたとか。長い歴史があるものなのですね。いろいろ調べていて、へぇ～と思ったことがあります。少しマニアックですが「低温要求性」という言葉をご存じでしょうか。すみれのタネ等のケースで、冬を経験しないと発芽しない性質のことです。カノコユリの鱗茎にも、この性質が見られるということなのです。花には良い芳香があり、鱗茎は食用になります。自然が与えたすばらしい遺伝子が日本にあったということでしょう。 　自生品を見たことがありませんので、縁があれば、九州へ出掛けてみたいと思います。その日の気分や体調に合わせて香りをセレクトしませんか？【PHY'SI...価格：12,600円（税込、送料別）

  2010/09/04

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  旺盛な繁殖力　端正な白花　タカサゴユリ

  ■■■★★★ 旺盛な繁殖力　端正な白花　タカサゴユリ ★★★■■■白くて細長いビードロ状の花を咲かせるユリです。「これは何かな？」テッポウユリの近縁種、台湾からの帰化植物タカサゴユリです。新テッポウユリって、タカサゴユリとテッポウユリの交雑種だったのですね。自然状態でも交雑種が見られるそうです。純白ではなくて、花弁の外側に特徴的な薄紫色の筋が見られます。それから葉がとても細く、背が高くなるのも大きな特徴です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Lilium formosanum　●　原産 : 台湾　●　分類 : ユリ科ユリ属比較的最近の大正時代に日本にやって来たのだそうです。西日本では野山で普通に見られ、雑草化しているという感じです。ものすごい繁殖力を持っているということなのです。秋になるとペラペラの薄いタネがたくさんできます。翌春、このタネから芽が出て夏には開花してしまいます。実生から開花まで半年強、こんなユリはとても珍しいと思って下さい。この遺伝子を受け継いだ新テッポウユリも実生１年で花を咲かせます。ただ、通常、実生後、数年から７年も掛かって開花するものなのです。ですから、人工交配種を作り出すのには、とても苦労する種だと言えます。７年後に咲いた花は全くＮＧだったということもある訳です。(￣◇￣;) （補足）開花まで実生後３年と記載されている資料もありました。不思議に思ったのですが、自分で育てた方の記録を信用しました。それから、新テッポウユリのことは周知ですよね。 【送料無料】100％天然オイルの濃厚さ。和らいだ柔らかな百合の香...価格：3,150円（税込、送料込）

  2010/09/03

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  花を愛でて良し、飲んで良し！ 重宝なハーブ エキナセア

  ●●●花を愛でて良し、飲んで良し！ 重宝なハーブ エキナセア●●●ハーブ園でピンク色のマーガレット風な植物を見てきました。「これは何かな？」属名でエキナセアとも呼ばれるムラサキバレンギク(紫馬簾菊)です。北米原産の多年草で、一見でキク科の植物であることが分かりますね。「ハーブティとして飲まれ、炎症治療等にも用いられた」と説明がありました。興味を持って調べてみましたら、かなり有名なハーブのようです。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Echinacea purpurea"　●　原産 : 北米　●　分類 : キク科ムラサキバレンギク属免疫力を高める効果が期待され、注目されているのだそうです。知識が不十分でまとめられないのですが、優れた有用植物のようですね。その上、有用とされる成分が多く含まれているとされています。飲んで美味しく、薬効があり、全草が使える・・・、これはすばらしいですね。ネイティブ・インディアンの民間薬として普通に利用してきた植物です。日本で言えば、ゲンノショウコとかクサノオウとかに相当するのでしょうか。ただ、継続摂取はいけないそうで、時間をおいて摂るのが良いそうです。関連製品 　ハーブティはいろいろ試しているのですが、これは知りませんでした。日本では余り有名という訳にはいかないようです。でも、エキナセアを利用したお茶やサプリメントは多数あるようですね。これを機に覚えておくことにします。綺麗な花ですから、庭に植えても重宝しそうですね。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/18

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  目立たない花の代わりに葉が目立つ ショウジョウソウ

  ●●●目立たない花の代わりに葉が目立つ　ショウジョウソウ●●●どこかで見たような雰囲気を持つ植物です。なるほど、ポインセチアに似ていますが、「これは何かな？」ゴマノハグサ科のショウジョウソウ(猩々草)ですね。学名にも叉の名(シノニム)があるようですが、別名もいろいろです。クサショウジョウ(草猩々)、アニュアル・ポインセチア（Ａnnual poinsettia） 。うまい命名と思うのはサマー・ポインセチア（Summer poinsettia）でしょうか。猩々とは古代中国の空想上の猿に似た獣そうです。植物の名前ではショウジョウバカマ(猩々袴)の方が有名かも知れません。遠目にはキリっとした花に見えますが、実際の花の方は極く控えめですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Euphorbia cyathophora または Euphorbia heterophylla"　●　原産 : 北アメリカ南部、ブラジル　●　分類 : トウダイグサ科ユーフォルビア属因みにポインセチアもショウジョウソウと同じトウダイグサ科だそうです。先日、二度目の登場二度目となったハツユキソウ(初雪草)も同じでしたね。大きな違いもあり、ポインセチアは常緑性低木、他は非耐寒性一年草です。下に、沖縄で撮影したアップ写真がありますが、葉もおもしろいですね。大きくなる葉は、中央付近で左右からキュっと摘んだような形をしています。小さい葉はオーソドックスな形をしていますね。 もう一つ、おもしろいことに気付きませんか！色付くのは、葉の大きさに拘わらず、一番上の萼に相当する位置の葉です。でも、朱色になっているのは葉の付け根からほぼ同じ面積で同じ形ですね。　非耐寒性一年草だそうですが、逆に暑いのは大好きとみえて、竹富島（沖縄）では路傍の雑草のように咲いていました。亜熱帯域では多年草として育つのかなぁと想像したのですが、annual poinsettia と呼ばれるそうですから、やはり一年でライフサイクルを終えるのかも知れません。　もう少し調べてみました。どうやら、原産地では茎の下方が木質化して枯れ残るのだそうです。つまり低木に分類される植物で、一年草というのは原産地以外でのライフパターンなのでしょう。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/18

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  ひょうきんな瓢箪型のおもちゃかぼちゃ(ミニパンプキン)

  ●●●ひょうきんな瓢箪型のおもちゃかぼちゃ(ミニパンプキン)●●●お盆近辺で流通するようになる、おちゃめな野菜です。「これは何かな？」食べられるのでしょうが、どちらかというと観賞用の「おもちゃかぼちゃ」です。メキシコ等を原産地とする小型のかぼちゃで、いろいろな形があるようです。写真は、イメージとして最初に浮かんでくる瓢箪型または洋梨型ですね。ご覧の撮り、それぞれ個性がありますが、下半分が緑で上が山吹色です。未確認ですが、どうやら、スモールバイカラーと呼ばれる品種のようです。上半分の山吹色ですが、大きさや形は違いますが、どこかで見た色では？ハローウィンで登場するオバケかぼちゃと同じ色ですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Cucurbita pepo var. ovifera"　●　原産 : メキシコ北部　●　分類 : ウリ科カボチャ属あらためて調べてみると、かぼちゃって、いろいろな新種がありますね。大きさ（重さ）もおもちゃかぼちゃの３０ｇ級から３００Ｋｇ級まで見られます。大きいのはアトランティックジャイアントと呼ばれる種ですね。日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ等と分類されます。でも、原産地はメキシコで、日本にはポルトガルから伝わったとされます。カンボジアからではないんですね。学名を見て分かりますが、おもちゃかぼちゃはペポと呼ばれる系統です。この系統は食べられますが、多くはせいぜいスープに使う程度だそうです。畑でタネだけを収穫して、実の部分は廃棄されるのだそうです。へぇ 　タネを収穫するというので、袋に入ったパンプキンシードを思い浮かべたのですが、そういう使い方よりも、どうやらオイルとして、サラダに掛けたりする使い方をするようです。もちろん、おもちゃかぼちゃのような小型種の話ではなくて、効率の良いペポかぼちゃがあるのでしょうね。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/18

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  徐々に毒々しさを増す大型の毒草 ヨウシュヤマゴボウ

  ●●●徐々に毒々しさを増す大型の毒草　ヨウシュヤマゴボウ●●●花の咲き始めは愛らしいイメージもありますが・・・。「これは何かな？」ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と呼ばれるヤマゴボウ科の帰化植物です。北アメリカ原産の巨大で繁殖力の強い雑草です。いつの間にか空き地で１ｍにも育ち、毒々しい赤紫の花を咲かせます。ヤマゴボウとう名前ですが、実は有毒なんですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Lychnis miqueliana"　●　原産 : 北アメリカ　●　分類 : ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 有毒部分は全草（つまり全て）で、特に根が有毒です。濃赤紫の実をつけますが、これは無毒という情報もあります。でも、「毒をもって毒を制す」の通り、薬草園でも見られるから不思議です。花が大きくなるに連れて、花茎が赤味を増してきます。古い表現をすれば、マーキュロクロムという薬品を塗ったようです。ヤマブドウ風ですが、子供が葉や根をママゴトに使わなければいいですね。最近は、そんな遊びはしないのかな。 　帰化植物とのことですが、子供の頃に見た記憶がないんですね。以前、なんだろうと思って調べたのですが、今まは全国で見られる雑草だと認識しています。深い山奥にも生えていて、繁殖力の強さを感じます。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/18

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  服飾ボタンのよう　固くて丸い山吹色の花　タンジー

  ■■■服飾ボタンのよう　固くて丸い山吹色の花　タンジー■■■きりっとした山吹色の頭状花をたくさん咲かせようとしています。「これは何かな？」独特の香りは放つタンジー (Tansy) です。古い時代から知られていたのか、別名が多いのには驚きました。タンジーではない名前で記憶しているケースもあるのでしょうね。　■ バチェラーズボタン　■ ジンジャープランツ　■ ビターボタン　■ センティッドファーン薬草として利用されたこともあるのですが、弱い毒性があるそうです。現在はポプリの材料等として利用されているとか。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Tanacetum vulgare　●　原産 : ヨーロッパ・アジア　●　分類 : キク科ヨモギギク属一目でキク科と分かりますが、例によって防虫効果があります。古い時代には消毒・防腐剤としても利用されたとか。現代でも果樹の近くに植えて害虫除けに利用しています。前述の通り、毒性があるので、特に妊婦はひかえるべきだそうです。ところが、葉や茎を利用した料理の情報があるんですね。　(￣◇￣;) 肉料理等の香り付け、風味付けに利用されているとのことでした。その他にも多彩に利用されている植物のようです。花と葉の浸出液は「ねんざや打撲傷」、「リューマチ」に効果があるらしい。葉の煮出液は毛織物用の染料になるらしい。因みに、染め色は「黄緑色」ですが、花の煮出液ではないんですよ。 ＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/18

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  古い時代から重用されていたハーブ　バーベイン

  ■■■古い時代から重用されていたハーブ　バーベイン■■■穂状花序の下の方から、小さな花が咲きあがろうとしています。「これは何かな？」バーベナの仲間でハスタータと呼ばれます。ハーブの世界では「ブルーバーベイン」と呼んだ方が通用しそうです　(＾ｖ＾)。普通は青紫色の花ですが、写真の個体群は淡いピンクですね。調べてみましたら、青系と白系と桃色系統があることが分かりました。呼び名としては「ピンクバーベイン」と呼んだ方が妥当なのかも知れません。バーベナはとても種類が多く、情報もごちゃごちゃしている感じでした。初夏から秋口まで花を咲かせ、切り戻すと、また咲き出すとか！丈夫な宿根草で、植えたままでも良く育ち、こぼれたタネで増えるそうです。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Verbena hastata"　●　原産 : 北アメリカの東部　●　分類 : クマツヅラ科クマツヅラ属さて、ハーブとしての効用等も知りたいところですよね。驚いたことに「キリストの出血を止めた神聖なもの」とされているのです。古い時代から重用されていたということでしょう。基本的な効用は精神的な疲労をやわらげる鎮静作用です。不眠症の改善、安眠効果が期待できるようです。消化器系にも有効らしいのですが、余り詳しく分かりません。ハーブティとしていただく場合、少し苦みがあるのでブレンドするとのこと。花としてかわいらしく、効用も多い有用な植物です。ただ、子宮刺激作用があるので、妊娠中は控えた方が良いとのことでした。関連商品　 ＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/16

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  強い芳香 海岸の砂地に咲く日本の薔薇 ハマナス

  ■■■強い芳香　海岸の砂地に咲く日本の薔薇　ハマナス ■■■これは真っ赤な薔薇の花でしょうか？ちょっと葉の感じが微妙に違うような気がしますね。「これは何かな？」Japanese Roseと呼ばれ、海岸の砂地でよく見られるハマナスですね。ハマナスの語源について、はまなし(浜梨)の東北訛りという説があります。北海道や東北地方の海岸線に多いためでしょうね。日本海側では島根県以北、太平洋側では茨城県以北に分布するそうです。語源については、まぁ、諸説があると理解した方が良さそうです。なにしろ、梨とは同じバラ科であるということ以外の共通点は？ですよね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Rosa rugosa"　●　原産 : 日本～東アジア　●　分類 : バラ科バラ属花色は赤が多いようですが、桃色や白色も見られ、八重咲きもあります。１８００年代にヨーロッパに紹介されて、交配や改良が行われたようです。園芸バラの交配親としても珍重されたようですね。ハマナスを交配親にした品種群を「ルゴザ系」と呼ぶという情報です。果実（偽果）は食べられるんですよ。「甘酸っぱい味」だそうですが、生食を推奨は致しません！！ジャムに加工するのが良さそうですね。花には芳香があって香水の原料にするそうです。ネットには、葉からも新しい芳香成分が得られたという情報がありました。根皮は染料にするとか、でも情報が余りありません。ビタミンＣを豊富に含んでおり、薬用酒にする話はよく聞きます。それからバラ油（ローズ油）の原料にもなります。花弁から作られるバラ油は、主にアロマテラピー用途に供されるようですね。 　日本海側の南限とされるのは島根県ですが、鳥取県にも南限の看板があるそうです。はて！＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/16

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  甘い芳香　広範な効用で知られる花　イランイラン

  ■■■甘い芳香　広範な効用で知られる花　イランイラン■■■緑色に近い淡黄色のクルクルした不思議な花が咲いています。「これは何かな？」タガログ語で「花の中の花」を意味するというイランイラン（依蘭樹）です。Ylang Ylang、どこかで聞いたことがありませんか？女性に好まれる香りがあって、抽出液が香水の原料となります。濃厚な甘い香りに分類され、例えばシャネル＃５にも利用されているとか。熱帯多雨林の酸性土を好むそうです（変わっていますね）。黄緑色または淡紅色の花を年２回ほど咲かせるという情報でした。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Cananga odorata　●　原産 : フィリピン、マダガスカル　●　分類 : バンレイシ科カナンガ(イランイランノキ)属インドネシアには、この花に関わる興味深い風習があるそうです。それは、この花を新婚夫婦のベッドに散りばめるというものです。精神的緊張を解きほぐす効果があるのです。催淫効果もあるとか…、さぞやロマンチックな夜になることでしょうね（＾ｖ＾）。花が色付く頃から甘い香りが強くなる性質です。この頃から上質のエッセンシャルオイル(精油)を抽出できるようになります。既に幾つかの事例を紹介しましたが、多くの効用が知られていますね。　■　リラグゼーション促進効果　■　抗うつ・催淫作用　■　血圧降下促進効果　■　皮脂の分泌のバランスを調整する効果　■　頭皮の強壮効果、頭髪の成長を促す効果　■　ホルモン・バランスを調整する効果　■　性的な障害に対する回復効果　■　殺菌消毒 etc.横文字標記も多様で Ylang-ylang, Ilang-ilang, Alang-ilang 等がありました。因みに、こんな植物があちこちに生えている訳ではありません。「イランイランの木」と標識がありますが、ここはハーブ園の庭なのですね。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/16

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  魅惑の八重咲きマンデビラ 「ロージー・センセーション」

  ●●●魅惑の八重咲きマンデビラ　'ロージー・センセーション'●●●葉や蔓の様子をどこかで見たことがありますが、花の雰囲気が違うなぁ。「これは何かな？」マンデビラの八重咲きの園芸品種「ロージー・センセーション」です。なるほど、普通は一重ですから、かなりイメージが違って見えますね。花の咲き方は、薔薇のようでもあり、クチナシにも似ています。かなり人気があるようですが、結構、気難しいという情報があります。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Mandevilla　cv. 'Rosy Sensation'"　●　原産 : (原種) 熱帯アメリカ（ボリビア、エクアドル）　●　分類 : キョウチクトウ科マンデビラ(チリソケイ)属とにかく、十分な日照と、在る程度の気温が必要なのだそうですね。不足すると休眠して花が咲かないとか、蕾が落ちてしまうとか（きゃあ！）。水はけも大事で、過湿になってしまうと、気難しさを発揮するそうです。非耐寒性ですが、夏の暑さにはめっぽう強い植物です。そういう訳で、開花時期は、せいぜい１０月末までですね（笑）。まだ街角では見掛けない品種ですから、比較的新しいのかも知れません。 　マンデビラのように外来語をカタカナで記すのは難しい面がありますね。発音にこだわりを発揮すれば、'-villa'ですから、マンデヴィラとかマンデヴィッラと書かなければいけないのかなと思ってしまいます。園芸品種名の方も「ロージィ・センセィション」・・・、これは無いかな。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/14

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  鉢植で残暑見舞いに最適かな！ ハツユキソウ(初雪草)

  ●●●鉢植で残暑見舞いに最適かな！　ハツユキソウ(初雪草)●●●まだまた暑いというのに、涼しい顔で元気です。「これは何かな？」緑の葉に白い覆輪のコントラストが美しいハツユキソウ(初雪草)です。観葉植物で、小さな花が咲いていますが、全く目立ちません。涼しげな色合い、適切なネーミング。鉢物は、残暑見舞いも兼ねて、夏のプレゼントに良さそうな気がします。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Euphorbia marginata"　●　原産 : 北アメリカ　●　分類 : トウダイグサ科ユーフォルビア属地植えにしている株は秋口まで掛けて、かなり大きくなるんですね。非耐寒性一年草ですから、気温が下がるに連れ、静かに消えていきます。やはり、日照が十分に当たる場所に植えたい植物です。小さな花と前述しましたが、実は「杯状花序」と呼ばれます。花弁に見えるのは付属体で、事実上、雄しべと雌しべだけなのですね。花は目立たなくても、生け花の素材としておもしろそうだと思います。 　資料によりますと、移植を嫌うタイプの植物だそうです。ゲンジスミレも同様なのですが、そうであれば、夏の日差しとか、草丈とか、よく考えた上でタネを播く必要があるという訳ですね。大きめの鉢にたねを直播きするというのは、結構リスクがあり、水遣りもたいへんだと思いますよ。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/14

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  柔らかい花を咲かせるムクゲ「パープル・ルージュ」

  ●●●柔らかい花を咲かせるムクゲ　'パープル・ルージュ'●●●花弁の数がちょっと多いようですね。「これは何かな？」ムクゲ(木槿)の園芸品種で「パープル・ルージュ(Purple Rouge)」です。街角でもなんとも多彩な園芸品種を見掛けるますよね。園芸家の歴史は長くて、江戸時代には一つのピークがあったようです。一つの分け方として、一重、八重、それから半八重の花があります。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Hibiscus syriacus　cvs."　●　原産 : 中国、インド　●　分類 : アオイ科フヨウ属「パープル・ルージュ」は半八重、薔薇咲きと呼ばれるタイプです。元来の花弁が「外弁」で、花の中央部にできる「内弁」と区別されます。内弁の大きさと数から、薔薇咲き、祇園守、花笠に区分されるそうです。古来の園芸品種に外来の園芸品種が混在して流通しているようです。ちょっとだけ、サンプリングしてみました。　■　龍潭寺白　：　一重　白花　■　龍潭寺白　：　半八重・祇園守型　白花　■　ピンク・デライト　：　半八重・薔薇咲き型　薄い紫に濃い紫花　■　耳原花笠　：　半八重・薔薇咲き型　白に赤花　■　ザ・バナー　：　八重・菊咲き型　白に赤花　■　ポンポン・ルージュ　：　八重・ポンポン咲き型　紅紫花花を見れば分かりますが、南国の花「ハイビスカス」の仲間ですね。実際、ソックリだと思いますが、一般にムクゲの方が花付きが良さそうです。色合いも大人しくて、トロピカル・イメージはぐっと抑えられているようです。 　花が、パラソルのように大きく開いて咲くものと、チューリップの様に開ききらないような形状で咲いているものがあるようです。店頭や街角で、いろいろな花を見つけるのはおもしろいですよ。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/14

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  トロピカル・ムード満開　赤い大きな風車　マンデビラ

  ■■■トロピカル・ムード満開　赤い大きな風車　マンデビラ ■■■大きな赤いアサガオのような花が蔓を伸ばして咲いています。花弁が風車に似た独特のフォルムをしていますね。「これは何かな？」マンデビラと呼ばれる熱帯の蔓性植物です。マンデビラは属名で、多くの種や園芸品種が流通しています。カラフルなサンパラソルや、八重咲きのピンクパフェが有名なところでしょう。花色としては、濃紅や薄紅、黄、白色などがあるそうです。今のところ、残念ながら、この色ばかりを目にしていますね。きちんと区別できないのですが、上の写真はローズジャイアントかも！そうだとすれば、種間交雑で生み出されたハイブリッドということになります。　cf.:　　Mandevilla × amoena 'Alice du Pont'ホワイトデライトやルビ－スターも同じ経緯の園芸品種です。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Mandevilla spp."　●　原産 : 熱帯アメリカ　●　分類 : キョウチクトウ科マンデビラ属水涸れが大敵です。暑さには強いのですが、寒さには強くありません。熱帯の植物ですね！気温次第で年中伸び続けるのですが、日本では一年草的な暮らしです。蔓状に伸びる枝には花が咲かないのです。それで先端を摘むのですが、南国風な感じが好きな方は残しても良いかも。秋にはほとんどの枝が蔓状に伸びるので刈り込みます。挿し木で増やすことができるので、涼しくなる前に試したいところですね。従前、旧属名のディプラデニアで流通していたので補足しておきます。 ＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/10

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  予想外！ なんとも可愛らしい淡紅色 ゴマ(胡麻)の花

  ■■■予想外！ なんとも可愛らしい淡紅色 ゴマ(胡麻)の花■■■大きめの濃緑色の葉の付け根から淡い紅色の袋状の花が咲いています。「これは何かな？」余りに身近な存在なのに、タネしか見たことがないというのが普通でしょう。これはゴマ（胡麻）なのです。古い時代に中国（胡）を経由して伝えられたと言われています。どの程度古いかというと、縄文時代の遺跡から発掘されているとか？！胡の国って、そんなに古い国？（さすが中国四千年って、合わないじゃん）。　*横に置きましょうか（なにしろ、中国は建国百年も経っていないし・・・）胡の国の麻に似た植物ということなのでしょうね。因みに、実は似ているかも知れませんが、花は似ていません。比較的乾燥に強いことが特徴です（つまり、干ばつに強い）。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Sesamum indicum"　●　原産 : アフリカ（インド、エジプト説あり）　●　分類 : ゴマ科ゴマ属ご存じのような実（タネ）ができます。　(*^o^*)　省略可　(o^_^o)　滋養強壮、胃酸過多などに効果があり、今、再注目されている植物ですね。最近は健康食品というイメージが強くなってきました。黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマ、それから金ゴマ(？)があります。金ゴマは、主にトルコで栽培されているそうですが、どんな代物でしょうか！炒ってすりつぶして、薬味や香辛料として使いますよね。それから、当然、ゴマ油の原料として珍重されています。今後、こうした油脂を多く含む植物は重要になるのではないでしょうか。一つの花から、想像以上にたくさんの実ができるそうです。数百個というところでしょうか！アラビアンナイト（千夜一夜物語）に登場する呪文は「開け～ゴマ！」です。どういう意味ですかね？すみれのように莢から弾けるから、パッと開くという意味かな？？良くわかりませんので、へへ、とごまかす。　``r(^^;) 　♪ オープン　セサミー！　(Open Sesame !) ＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/10

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  不思議な魅力　人気の青紫花　園芸種 デュランタ「宝塚」

  ■■■不思議な魅力　人気の青紫花　園芸種 デュランタ「宝塚」■■■青紫色に白の覆輪が美しい「藤」に似た花が咲いていました。「これは何かな？」観賞用低木として流通しているデュランタ「宝塚」です。白花の「アルバ」もなかなかカワイイと思います。それから、観葉植物として流通している園芸品種もあります。淡代表的な品種で、黄緑色の葉が美しい「ライム」は知られていますね。黄白色の斑が入るという「バリエガータ」という品種にも興味津々！（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Duranta erecta　'Takarazuka'"　●　原産 : 中米　●　分類 : クマツヅラ科ハリマツリ属挿し木で簡単に増やすことができるということです。それで、園芸店でリーズナブルな価格で並んでいるのでしょうね。今回は、地植えで大きく育った様子を見ることができました。非耐寒性でもあり、本州では余り見られない大きさでした。ところで、別名が多いのには驚きました。和名では「タイワンレンギョウ」、「ハリマツリ」、「ジュランカズラ」等。英名では "Brazilian skyflower", "Golden dewdrop", "Pigeonberry", etc.。 「クマツヅラ科」という科名だけでも覚えられないのに・・・　（^^ゞ？。意外だったのですが、オレンジ色の実がなるのだそうです。それから、バニラのような芳香があるそうです。事前に知っていれば確認したのですが、次の機会に譲りましょう。 ＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/09

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  卓越した健康食品　育てやすいソバ(蕎麦)の白い花

  ■■■卓越した健康食品　育てやすいソバ(蕎麦)の白い花■■■ここは畑ですが、一面に白い小さな花が咲いていますね。「これは何かな？」すっかり健康食材イメージが定着した「ソバ(蕎麦)」の花です。遠目には真っ白ですね。収穫された実や粉の雰囲気をご存じの方にこそ、意外かも知れません。ただ、何にでも例外はあるようです。「高嶺（たかね）ルビー」と呼ばれるヒマラヤ原産で赤花のソバがあるとか。土壌を選ばず、焼き畑のような状態でも収穫できます。逆に、蕎麦が名物という地域は土地がやせているというのが定番でした。 最近は、村興し的な意味合いが強くなって来たような気がします。水田の転換作物に向いていると見られているとか。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Fagopyrum esculentum "　●　原産 : 東アジア北部　●　分類 : タデ科ソバ属さて、健康食材という部分にスポットを当ててみましょうか。タンパク質の含有率が米や麦という代表的な穀物より多い。必須アミノ酸のリジンの含有率も代表的な穀物より多い。ポリフェノールの一種ルチンが多く含まれ、血液をサラサラにする。血中コレステロール低下作用がある。血圧降下作用がある。記憶力増強、老化防止、ガン抑制効果も確認されている。花もかわいくて、確かに観光にも一役買いそうですね。収穫までに要する期間が２～３ヶ月と、とても短期間だと知りました。消化も良くて、とても有用な穀物だと言うことができそうです。 　夕闇が近づいていて、見やすい写真にはなりませんでしたが、かわいいのでＯＫとしました。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/09

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  聖母の黄金 オレンジ色の情熱的な花 マリーゴールド

  ■■■聖母の黄金　オレンジ色の情熱的な花　マリーゴールド■■■大型種をアフリカン、小型種をフレンチと呼ぶようです。一応、「これは何かな？」ご存じ、キク科のマリーゴールドですね。切花用に流通している大きめの種がアフリカンマリーゴールドなのでしょうね。プランターや花壇で良く見掛ける方がフレンチマリーゴールドだと思います。ともにメキシコ近隣国が原産ですが、種小名が違うんですね。(@_@)系統が違う程度かと思っていました。でも、なぜ、どちらかにメキシカンという冠が付かなかったのでしょうか？えっ、別にあるんですか！メキシカン・マリーゴールド (Tagetes tenuifolia) という別種もあるそうです。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Tagetes patula (小型種：フレンチマリーゴールド)"　●　　　 　 "Tagetes erecta (大型種：アフリカンマリーゴールド)"　●　原産 : メキシコ　●　分類 : キク科タゲテス属派手なオレンジ色の花を良く見掛けます。黄色の花と植え分けて、アレンジしている花壇も見掛けますね。園芸的に良い素質が好まれているということでしょう。丈夫で土質を選ばず、対応できるPH値の幅が広いんですね。一応、キク科ですので短日性植物ですが、花期はとても長いようです。除虫菊ではないのですが、センチュウを殺す作用が知られていますよね。センチュウは連作障害の原因のひとつと言われているそうです。有効成分はα-terthienyl (アルファ・テルチエニル）で、葉や根に含まれます。乾燥させたポプリにしても防虫作用があるとか。なかなか有用な植物ですね。それから、花の色素としてカロテノイドを含んでいることも重要かも！一部は抗酸化作用がある健康食品として注目されているそうです。オレンジ色の花には完熟トマトの20倍に及ぶ量のカロチノイドが含まれるとか。でも、大きさが全く違うのに、どういう比較なのでしょうか？　(p_-)（注：一定量当たりの密度のことかな！）そうすると、農作物として栽培される未来もあるということですね。 　マリーゴールドの花から抽出したルテインを配合したサプリメント等があるようです。へぇ～！＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/03

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  背の高いシソ科の総状花序　ハナトラノオ(花虎の尾)

  ■■■背の高いシソ科の総状花序　ハナトラノオ(花虎の尾)■■■トウモロコシやナス畑の横で育てられていました。「これは何かな？」観賞用切花として好まれるハナトラノオ(花虎の尾)です。シソ科で茎が四稜形なのでカクトラノオ(角虎の尾)とも呼ばれます。園芸植物として、得難い良い性質を持っているようですね。丈夫で耐暑性にも耐寒性にも優れ、花期が長く、繁殖力も強い！土質も選ばず、ぐんぐん成長し、地下茎で増えて群落を形成するそうです。 ご覧のような総状花序に白、薄紅、または薄紫色の花を咲かせます。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Physostegia virginica"　●　原産 : 北米　●　分類 : シソ科ハナトラノオ属属名の「フィソステギア」で呼ばれることもあります。この属の内で栽培されているのは、主に本種なので、まぁ良いのでしょう。なんとなく横文字の方が似合いそうな気がします。北米原産と記載しましたが、バージニア州と特定されているようです。学名に表れていますね。日本に渡来した時期も、大正時代と特定されているようです。良くわかりませんが、明確に記録されているものなんですね。オカトラノオを紹介済みですが、トラノオと言う名の植物は他にもあります。ハナトラノオはマイナスイオンは出しませんよ(別の植物です)。混同しないように気を付けましょうね。 　近所に少なからず花卉農家があるということが分かり、ちょっと意外でした。＜紹介＞　姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。

  2009/09/03

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