シバフタケとキツネノチャブクロの「地上絵」
きょうの岡山は日中に強い雨が降り、24時間積算降水量は29ミリとなりました。これで6月の合計降水量は374ミリ(6月の平年値は171.5ミリ)に達しました。しかも、6月19日から29日までは毎日雨が降っています。そのおかげで、大学構内の芝地では、シバフタケが大繁殖しています。シバフタケは別名「フェアリーリングマッシュルーム fairy ring mushroom」とも呼ばれており、菌輪を作るキノコとして知られているようですが、下の写真にあるように、必ずしも環状ではなく、上から見ると何かの地上絵のようにも見えます。そう言えば、少し前の民放のテレビ番組で、カザフスタンに8000年前に描かれたナスカの地上絵より古い「地上絵」があるという話題を取り上げていました。もっとも、制作者が本当に地上絵を描きたかったのか、それとも、(地上絵制作の意図はなく)単に規則的に造り上げた何らかの構築物群が、たまたま空から眺めた時に絵のように見えたのかは定かではありません。ここにあるシバフタケの模様も同様です。【キツネノチャブクロと思われる白いボール状のキノコ】