科学はイタズラだっちゃ！　受験も科学！ 　　　　　科学実験教室&家庭教師 　宮城県大崎市

[幸せ哲学] カテゴリの記事

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• 小さなことに、永遠が詰まっている

  問題に囲まれ、先が見えない、お先真っ暗。これは、真実かもしれない。しかし、ほんの小さなコトの中に、幸せを見つけることができれば、それは、きっと、大きな目に見える改革に必ずつながってるんだ。 一個の原子と宇宙はつながっている。一瞬と永遠はつながっている。 昨夜、思いがけず、透視能力の番組を見て、いわゆる暗在系に、時空を越えたすべての情報がたたみこまれていることを確信することができました。 この一瞬、この笑顔が、世界を変え、宇宙を変え、歴史を変えるのです。 今の今、目の前の小さな仕事に、感動できる人間になりたい。

  2007.12.29

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• 対象に誘惑される技術　２

  昨夜、抽象的な言葉で書いてしまいました。 顕微鏡を覗くと、小さな宇宙に、我を忘れます。望遠鏡では、宇宙の世界に。 「世界は、すごいだろう、美しいだろう、」という言葉も必要ありません。道徳や宗教さえ、持ち出さなくても、哲学を子どもたちは自分で、どんどん育みます。 説教は不要です。顕微鏡や望遠鏡の操作技術を伝えればいいのです。 絵の描き方も、たとえば、輪郭線を使わない技術を教えるだけでこんな感想をもらすのです。「リンカク線をかいて、ぬり絵みたいにペッタラペッタラぬってきたけど、そういう絵は決まりきっていて、おもしろくありません。人間で言えば、　スケジュール、ぎっしり。そういう人にかぎって、人間らしくない！それと、反対に、リンカク線のない絵は、ノビノビ。ちょっと形はまとまってないかもしれないけれど、物が美しいっていうのかな。光がさしこんでいるような絵。自然な絵。見かけだけじゃない絵。」 さらに、以下のような言葉、５年生の子どもに教えられると思いますか？「木なんかは、先にワクがあって、形をととのえるのがあって、そのとおりに上にのびるわけじゃない。太い幹から、すぐに葉はでていない。枯れ葉だって、はじめからついているのと、ちがうの。」 「一流の大学に入って、一流の会社にいく人って、たいてい親が行かせるんでしょ。それは、リンカク線のある人生だなって、思いました。」 さらに、別の絵の授業の感想ですが、「ばかにしていた木・草・花、どんなに小さい物でも今では「かきたい」と思うのです。」 これは、道徳訓話、百回しても、身につけさせられないことです。 書道だって、そうでしょう。技術を教えられることによって、自分で感覚の世界を得ていくのです。 誘惑されると、そこは、私と対象物だけの世界。恋人との世界。 作文の技術も、すごい世界に誘惑してくれます。 科学実験だって、ものごとに疑問をもつ「技術」です。そこから、勝手に、夢中になっていってくれるのです。 そして、その「技術」は、職人技ではダメですね。誰でもできるものに、まとめたい。これが、教師の技術だと思います。 

  2007.12.28

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• 惹かれること、好きでたまらないこと。

  好きになること、惹かれることこれがこの世の原動力。片思いにしろ、恋人どうしにしろ、悲しいくらいに、力が出てくる。 この感情に、宇宙の秘密はあるんじゃないだろうか？ ビジネスでも、研究開発でも、相手を好きになること。これが成功の秘訣。 これが、学校目標に組み込まれていいんじゃないだろうか？ 好きで好きでたまらない生徒・児童のために、考え抜き、祈り抜く、教師。好きでたまらない先生のために、張り切る生徒。好きでたまらない学問や、芸術、スポーツに目覚める生徒。 損得で動くエネルギーをぶっ飛ばしてしまおう。 これって、危険な考えなんだろうか？ 当然、教師は、いつも、想い通じず、失恋状態でいいのだ。想いを伝えるにも、障害だらけでいいのだ。苦しい。しかし、それが仕事。それでいいのだ。 学校、大好き。ぼくの母校。先生のことを考えただけで、涙が出てしまう。そんな、卒業生を送り出したい。 

  2007.12.26

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• 全然、気にならない。

  どこが問題ある子なんだろう？今日は、二人の子だったんですが、全然、気にならなかった。実験に集中して、のめり込んでくれました。 確かに、はじけるような無邪気さは、足らないかもしれない。でも、専門家でもない、寅さんが、問題点をえぐり出しても意味がない。 問題点にスポットライトを当てるより、楽しいものの光でいっぱいにしてやりたい。 昨日、ある程度、「楽しそうだ」という先入観を忍び込ませていたのが、功を奏したのかもしれない。詳しいことは、プライバシーに関わるんで、これから、あまり書きませんが、間接的に思いを書いていきます。 まずは、良かった、良かった。お陰様です。 

  2007.12.26

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• ガンは本質じゃない。

  さっき、宇宙のガン細胞を心配したけど、考えてみれば、私たちと宇宙は、一体なんだからガンのように見えるけど、それは、幻なんだな。僕たちの本質は、宇宙そのもの。いや、もっとその奥の、「本質」と一体。だから、コミュニケーションも何もない。自分自身との対話だ。 この文明社会は、 何らかの意味があって、自分で自分に、負荷をかけてる状態なんだな。

  2007.12.25

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• 宇宙のガン細胞

  もし、宇宙が一つの生命体だったら、私たち、文明人？は、有益な細胞だろうか？ガン細胞ではないだろうか？ 無限増殖（本体の指示がきかない）が癌細胞の性質だけど、細胞間のコミュニケーションにも欠損をもっているらしい。 もともと、人は、植物とも話しができたらしいのに。どんどんその能力を退化させている。 健康細胞になりたい。

  2007.12.25

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• 宇宙は、ひとつの生命体

  素敵なクリスマスをお祈りしています。 この世は、マンダラのように、入れ子構造体。すると、論理的に、宇宙は、ひとつの生命体です。もちろん、あなたも、わたしも、み～んなが、同じ生命の細胞同士。わあ、兄弟、姉妹だ。メリークリスマス！

  2007.12.24

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• 空即是色

  森の声さんから、素晴らしい指摘をいただいたものですから、掃除を後回しにして、（サボって）のめり込んじゃいます。「寅さんのおっしゃっていることは「色即是空」ですよね。でも、般若心経にはその続きがあります。「空即是色」と続くのです。」 寅さんは、認識が甘かった。色即是空と空即是色は、単なる裏表だと思ってた。さっそく調べてみました。（ネットでですが）（安直！）おお、やっぱり、後に来る『空即是色』を実感出来ないと仏教的には真の悟りとは言えないようなのです。この『空即是色』は、『全ては元々実体はないけれども、それぞれの存在には意味があり、全て光り輝いている』と言う意味だということです。色即是空だけで終わるならば、虚無主義に陥ってしまいかねません。仏教は、色即是空にとどめず、空即是色と帰って来るところに、素晴らしい洞察と智慧が輝いているのようです。この世は、本来、実体の無いものです。私もあなたも、実体がありません。が、なぜかわかりませんが、縁によって今私達が感じている存在となっているのです。私の命も、存在そのものも、私の宇宙も、縁によって「ある」のです。この縁を大切にしていきたいものです。寅さんは、当たり前ですが、仏教学者でも、何でもないので、曲解しているかもしれませんが、縁というのが、立場というものに近ければ、人間の思考や信念というものも、立場によって変わることは、仕方がないことです。その立場を忠実に、誠実に果たしていくことが大切なのでしょう。ただ、逆に他の立場も理解し、尊重することができるようでありたい。自分の立場も常に、相対化できるようでありたい。 私は、目の前の子ども達との縁を大切にするし、日本という社会との縁も大切にしたいと思います。と同時に、それにとらわれない、生き方も常に視野にいれていたい。それがあっての、「縁を大切にする」ってことですから。  忘れてしまわないうちに、メモしておきました。いつもマジメな寅さんです。掃除、掃除っと。でも、こんな考えでいいのかな？ 

  2007.12.24

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• いろんな価値観を抱擁する

  昨夜に引き続き、自分の「常識」を棚卸ししてみました。 そうすると、寅さんも、学校や教育に関係しているだけあって、やっぱり、固定観念の虜になっているよなあって。ボロボロ。 頑張ることは、良いことでしょうか？努力することは、良いことでそうか？窓際族は、悲しいことでしょうか？自己中心は悪いことでしょうか？自由がないのは、悪いことでしょうか？戦争は悪いことでしょうか？差別は悪いことでしょうか？奴隷は悪いことでしょうか？勉強することは良いことでしょうか？人に教えることは良いことでしょうか？学力が向上することが良いことでしょうか？  頭を柔軟にいろいろ考えると、それなりの理屈が思い浮かびます。（注意、寅さんが同意しているわけではありませんよ！！） で、絶対にこうだ、って決めつけられないものです。逆に、決めつけることこそ、コワイものです。お風呂の温度も、熱ければいい、冷たければいいというもんじゃありません。ちょうど良い、「いい加減」があります。それこそ、人によって違う、「いい加減」です。 専門家じゃないんで、曲解かもしれませんが、ゲーデルの不完全性定理というのが数学的に証明されていて「どんな理論体系にも、証明不可能な命題（パラドックス）が必ず存在する。　それは、その理論体系に矛盾がないことを　その理論体系の中で決して証明できないということであり、　つまり、おのれ自身で完結する理論体系は構造的にありえない」つまり、真理には、人間は到達できないということじゃないかと思います。逆に、「これが真理だ」と主張することこそ、「真理じゃない」。  何か、わけわかんなくなっちゃいましたが、野球は、甲子園を目指すのだけが、エライんじゃない。同好会で楽しむのも、とっても素晴らしいことなんだ。 みんな科学者にならなくたっていいんです。みんなスポーツ選手になって、感動の涙を流さなくたっていい。マラソンは、完走しなくたっていい。「学力がなくたっていいんだ」という前提に立たなければ、学力論議も始まらないと思います。「学校に行かなくてもいい」という大前提がなければ、学校の存在意義も再構築できない。 結局、人間の認識は、相互関係、相対論の中だけでしかありえないのではないでしょうか？科学も含めて、己というものも、相互関係があればこそです。仏教で言う縁起かな？ だから、純粋に「これが、私だ。これこそが寅さんだ」、というものもない。逆に、全世界、全宇宙が、私だと、言える。 人それぞれ、宇宙をもっている。それぞれの内部世界がそれぞれの宇宙だ。私の宇宙とみなさんの宇宙では、きっと、いや必ず違うのです。 ふっ、もう、やめよう。大掃除、大掃除。 

  2007.12.24

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• 解釈を変更してみませんか？

  今晩は、ホール管理人。考える時間がたっぷりあるって、とっても贅沢。しかも、小遣い稼ぎになってるって、うれしいじゃないですか。地域に感謝。 さて、さっき、「損得を考えるな」みたいなことを書いた反省をもう、しちゃいます。 この世は、実は、白紙に等しい「空」であり、しかも、この宇宙は、私の内的世界を反映したもの、コピーであるなら、自分の都合の良い内部世界を、バリバリ造ればいいんですよね。 こう言うと、どこかの成功哲学や、スピリチュアル系と同じになってしまうんですが、 実は、人間なんて、どう生きなきゃいけないってのは、ないのでしょう。「空」なんですから。道徳的でも、悪逆非道でも、何でもダメということはないのです。何が道徳的で、何が悪かってのも、時代とともに変わります。当然、勉強ができても、できなくても、全然構いません。イケメンでも、ブ男でも。働き者でも、怠け者でも、どうでもいいのです。悪意をもってはいけない、ということもないのです。死刑囚になっていけないってこともない。 何が、自分にとって都合が良いかということだけです。寅さんにとっては、善意の世界が気持ちがいいだけです。でも、これって、やっぱり利己主義ですね。そうなんです。利己主義も全然構わないんですね。 寅さんも、贅沢をしたい。家族に贅沢を味合わせたい。とびっきりの贅沢を味合わせたい。今、どちらかと言えば、貧しい方だと「自信をもって」言えるんですが、そんなこと、どうだっていい。そんなの関係ない！どうだっていいんなら、金はいっぱいあった方がいい。 そうなんです。金は奪うものでもなく、造るもんです。創造するものです。そして、創造力は、無限です。誰に迷惑もかけないで、金儲けはできるのです。 しかも、「金儲け」のためだけに人生を捧げて他の楽しみを棒に振る必要もないのです。素敵なことをやりながら、金もわんさかどっさりも、可能なのです。 要は内部世界を変えればいいのです。「空」なんですから、どうにでも変えられます。 変えられないのは、小さい時から、洗脳された常識・先入観にとらわれているからです。こだわりを超越することこそ、仏様の言わんとすることではないでしょうか？また、賢者への道ではないでしょうか？ 常識や、人格、そして自我、魂というものこれらが、情報の集まりだとすれば、「書き換え」は可能なはずです。 完全なリセットや初期化は、困難でしょうが、解釈の変更はできるでしょう。 自分の過去の記憶を無意識から意識に上らせてみましょう。意識に上げて解釈し直せば心がすっきりします。これで、過去の経験に別解釈を施すのです。解釈を変えることによって、固定的な観念が変化し、新たなモノの見方が出来るのです。新しいモノの見方が出来ると、内的世界の内的対話に変化が生じ、それが行動に反映され、世界が変化してきます。 解釈を変えてみるのです。そうです。過去の意味は簡単に変えられます。そうすると、未来も変わります。 大丈夫です。誰もが、たっぷりと先入観に覆われています。当たり前だと思うことを一つ一つ疑って見ましょう。もしや、ということがあったら、「もし、別の考えでながめてみれば」、という思考実験をしてみましょう。どんな感情が湧いてくるでしょう。この感情は、心地よいでしょうか？だったら、それにセットしてしまいましょう。 寅さんも、何回も、解釈を変更し、まったく別の人生をいろいろ歩いてきました。とっても面白い人生でした。そして、今も、解釈を変えようとしています。 もちろん、普通の場合、解釈はより次元の高いところにもっていくのが心地よいものだと思います。でも、これは押しつけです。低次元にしたって構わないのです。だって、何でもOKなんですから。ただ、よく、瞑想している人が、めちゃくちゃ気持ち良いと言ってますよね。（寅さんは、してませんが）高次元の抽象的なことに焦点を合わすのは、気持ちいいようです。 高次元かどうかわかりませんが、今、こんなブログを書いてる寅さんもきっもちいいです。 実は、学問の真髄も、解釈の変更にあるんじゃないでしょうか？もちろん、科学も。だから、科学の楽しさは、世界が違って見えてくることなのです。 

  2007.12.23

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• 損得を教えるのは損だ

  どこの誰とは、言えませんが、ある組織から、ふんだけるだけ、ふんだくってサヨナラした会社があるとします。 そこの社長は、ご機嫌でしょうが、この社長は、本当に得をしたのでしょうか？ みんな塩を撒いてたんですよ。 もし、得をしたと思うなら、それは、たいへんな思い違いです。もう、この地域では、誰も相手にしないからです。さらに、この情報は、地域を越えて伝わります。もう、だめです。 損得の計算は、たしかに必要ですが、それが前面に出ては、この社会では逆に生きていけないことを、学校でも教えるべきだと思います。  ところが、学校では、依然として、昔ながらの損得計算、それも、超個人主義の。表面的には、立派なことを言っていますが、その根底に流れているのは、学校の損得も含めた個人の利己主義。  思考の枠組みを揺り動かし、より豊かなフィルターを造ったり、発見したりするのが、学問であり、学校であると思います。 であるなら、教える側も、常に進化（深化）しているべきです。 ああ、それなのに、学校が、競争社会の原理から、抜け出していないのは、何ということでしょう。 世の保護者が、結局は、「我が子が、競争社会で生き残れるように」という原理で動いている反映なのでしょうが。 それにしても、何と時代遅れなんだろうか？って、思うのは、寅さんが、変人だからだろうか？ この世に競争がある側面を否定するものではありません。でも、それ以上に、この社会は、協力社会であり、助け合い社会であることは、冷静に見れば、誰だって納得すると思うのです。 どんなに強い人だって、人に助けられなければ生きていけないことは、１足す１より明白です。 人に勝たなければ、生きていけない？餓死する？ とんでもありません。この日本で餓死するのは、人に助けを求めることを知らない人です。 それは、人はコワイ存在だと教えられているから、助けを求められないのです。 よっぽど、知的障碍をもった人たちの方が、人を信頼することを身につけていれば、幸せに生きていけます。 人を信頼することを学ばなければ、この世では生きていけないのです。 商売の基本は、人を喜ばすことです。人から、より多くふんだくることではありません。 この世を動かしている基本原理は、決して競争原理ではないのです。 生存競争は、大いなる錯覚です。 我が子の幸せのためにこそ、人に尽くす喜びを身につけさせましょう。 学校に洗脳されてはいけません。文科省にマインドコントロールされてると我が子を地獄に突き落としてしまいますよ。ヒッヒッヒ。 本当は、コワイ、教育の話でした。

  2007.12.23

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• やっぱり笑う門には、

  笑顔について、意識してしまったからでしょか？図書館で、野坂礼子さんの「ありがとうの魔法」を借りてしまいました。 そこからの引用です。「笑顔を作ると、幸福へのスイッチがオンになります。ほおの筋肉が上がり、ほおの中央にあるツボが刺激を受けると脳前方の左半球が活性化するからです。意識的に作った笑顔でも、楽しく幸せなときと同じ脳の状態になるのです。」 「さらに、ほお骨の辺りの筋肉が上がったとき、目尻に笑いジワができます。この笑いジワのできる辺りにもツボは集中しており、・・・・・・やはり、脳波を楽しく幸せな気分のときと同じ状態へと導くようです。」 「つまり、笑顔で脳波を変えられるのです。脳波がアルファ波のときは、脳内のモルヒネ系ホルモンであるベータエンドルフィンやドーパミン、コルチロトロピンなどのホルモンが出てきて、とろけるような気分を生みます。また、自分の内なる能力がどんどん発揮され、仕事が能率よく進み、ひらめきや直感が生まれ、想像力が出てきて個性や感受性が発揮されるのです。」 また、気分や脳みそに良いだけでなく、健康全般にも、とっても良いことは、様々な調査が物語っています。ガン細胞をやっつけた話も有名ですね。 野球のイチロー選手は、外野のフェンスにぶつかりそうになったら、怪我をしないためには、「力を抜く」んだそうです。 また、武術でも、最高に効くパンチは、力が入っていない状態からくり出されたものです。 仕事でも、最大の能力が発揮されるのは、力が入っていないときのようです。 寅さんは、いざという時には、「バカ・モード」に入ります。演劇をしていて収穫したものです。力みが消えます。 バカになりたくない人はどうすればいいでしょう。そう、超簡単に力が抜ける瞬間があります。、それは、笑いが起こる瞬間です。 やっぱり、ピンチのときこそ、笑いましょう。イヤでしょうが、嫌いな人の前でこそ、笑いましょう。イヤな人の前で、ニコっとできたら、それだけで、こちらの勝ちです。 （副作用については、自己責任でね！）

  2007.12.22

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• 千の風と科学

  森の声さんのコメントの「常不軽菩薩 」から、「山川草木悉皆成仏」ということを思いめぐらしました。そうです。一木一草全て仏様なんです。 人間だけでなく、一木一草地球に存在するあらゆる物が仏になると説かれています。生き物だけではありません。峰の色　谷の響き　鳥の声　風の音　一木一草にいたるまで　仏の命を宿し　かがやいていると、道元禅師もおっしゃっています。まさに、「千の風になって」です。 アメリカの物理学者、ディビッド・ボームは、光を当てると、三次元立体映像が浮かび上がるフィルムのホログラムからヒントを得、これは、不思議なことに、何等分しても、すべての断片に全体の情報が記憶されているのですが、宇宙は、ホログラムのような特性をもつ「包み込まれた秩序」から成っており、ここから「はじきだされた秩序」が、我々の通常の世界（物質界）である、とするホログラフィー宇宙論を提唱しました。 目に見える物質的な宇宙（明在系）のすべてのものが、目に見えない宇宙（暗在系）にたたきこまれていてしかも、あたかも何も存在しないように見えるのです。 そんなSFと思われるでしょうが、「何もない空間」とずうっと思われてきた「真空」が、実は、莫大なエネルギーを秘めていて、そこからは常に粒子と反粒子が飛び出し、その粒子と反粒子がくっつくと光が出て、また真空の中に溶け込んでいっていることが物理学ではわかってきています。 また、物質の存在そのものが、素粒子レベルで見ると、一定の物質が存在するのではなく実際は、常に暗在系から素粒子が出てきて明在系に行き、それがまた暗在系に戻っているのが、あたかも物質が存在しているように見えるだけなのです。これは、例えば、噴水の水がまるで常に一定の形をとっているので実体があるように見えるのと同じなのです。 まさに、色即是空の「色」と「空」の関係です。そして、「空」の特徴としては、物理学では、・観測不可能・非局所的（ここ、あそこ、と空間を特定できない。全宇宙に存在）・こうすれば、こうなる、という因果律が成立しない。・時間・空間が定義できない。ことが挙げられています。 この世の「色」の世界には、ぴったり「空」の世界が重ね合わせてあり、どちらかというと、「空」の世界が本質であるようです。 そして、「空」の世界は、波動関数の重ね合わせの状態だと表現されています。つまり、ありとあらゆる可能性の状態を同時に保持しているのです。 すべてが、仏である、すべてが光り輝いている、というのもある意味、科学的なんですね。もちろん、生きることが、科学的でないといけないなんて思っていませんが。 

  2007.12.22

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• 笑顔は最高のクリスマスプレゼント

  冬休みおめでとう。全国の教職員の皆様、そして生徒諸君。ご苦労様です。昼飯つくらにゃいかん全国のお母様方。そして、クリスマスプレゼントに悩んでいるお父さん、お母さん。 街は歳末助け合い。そこを、通り過ぎながら、こう思わず叫ぶ、科学寅さん。「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。それは、・・・・・・笑顔だ！」 え？　わかんない？聖書の物語です。ペテロとヨハネが宮の美しの門を通った時生まれながらにして足のきかない男が座し施しを乞うていました。彼らはその男に対して『わたしを見なさい』と言ったので男は何かもらえると期待して注目しましたしかし「ペテロが言った『金銀はわたしには無いしかし、わたしにあるものをあげようナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい』」（使徒行伝3章6節）そこでペテロが彼に与えたものは彼が期待していた金銀ではなく立たない足を癒す奇跡の業でした彼がここで日々施しを乞うているのは足がきかないためでありその病から開放された彼は躍り上がって喜び神を賛美しました。とさ。 でもね、自分で発した言葉ながら、寅さんは、何てすばらしい名言なんだって自分で感激してしまいました。 だって、私たちが毎日、あくせく働くのは、結局、家族が笑顔で暮らせるためです。だったら、最初から笑顔でいた方が、勝ちじゃない？！ そうです。笑顔は、何も、金銀がなければ作れないものじゃありません。作り笑いだっていいのです。笑っているうちに、幸せがやってきます。 それに、金銭が不足するからこそ、金銭にとらわれない、本当の愛、本当の自分、を見つめることができるのです。 それに、実は、笑顔こそが、福を呼び、金銀も呼び込むのです。金銀があるから笑顔になるってのは、財産をもったことのない者の、妄想です。億万長者で幸せな人は、いない！（って話です。寅さんが体験するわけがない。） だから、逆なんです。まず、どんな状態だろうが、笑顔です。そこにサンタがやってきます。いや、笑顔こそがプレゼントです。それも最高の。 世のお母さん。お母さんの笑顔を越える、プレゼントはありません。子どもにも、ご主人にも。（ここを強調！） ホログラフィックな宇宙論によると、この一瞬の笑顔は、全宇宙に影響を与えるそうです。現代だけでなく、過去から未来まで、です。 笑顔は、宇宙へのプレゼントでもあります。 みんなが笑顔になるくらい、素敵なプレゼントはありませんよね。だったら、遠回しな表現もいいですが、まず、私から笑顔をプレゼントしまくりましょう。相手も笑顔になあれ、って念じながら、笑顔ビームをそこいらじゅうに、手当たり次第に、乱射しましょう。 おっと、忘年会のアルコールが効いてきたみたい。ウィー。

  2007.12.21

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• 弱い者が強く、強い者が最も弱い

  生物進化のおさらいをしてました。 海から陸へ進出した生物は、海の中では強い種族ではなかったんですね。強い種族は、一番いい場所を占領していて、動く必要がなかったんです。 弱くて、海からはじき飛ばされた種族が、生き残りをかけて陸へ出ていったのです。そして、新しい種へと進化したのです。 強い生物ほど、最も良い環境を占領します。良いものを食べ、少ししか子どもを生みません。 一方、弱い者は、悪い環境に追いやられるので、何でも食べ、寒さや暑さにも耐え、たくさん子どもを生んで、少しでも生き延びさせようとします。 こんな時、もし、地球環境が変わり、急に暑くなったり、寒くなったりして植生が変わったりしたら、強い者ほど、生き延びられません。 生物進化は適者生存ということばかり強調され、これらのことは、あまり注目されてませんが、弱肉強食は、目先のことであって、長期的に見れば、実は、弱者や落ちこぼれこそが、進化の主役なんですね。 

  2007.12.19

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• 神さま

  寅さんの勝手な思いです。神様はやっぱりいると思うんです。 変に理屈っぽく考えてしまうのですが、意識がモノゴトをあらしめているとすると、「私」の意識だけでは、とんでもない世界になっているはずです。もし、寅さんの意識どおりの世界になったら、こりゃ、たいへんです。もう、「魑魅魍魎・変態」の世界です。そうならずに、ものすご～く、深い世界になっているのはなぜか？私の意識も関与しているんでしょうが、基本的には、とんでもなく偉大な意識が宇宙を出現させていると考えてしまいます。 どんなモノにも、どんな原子や素粒子も、神さまの意識（愛）の結晶です。どんな出来事も、深い深い思いやりのあらわれです。神さまの思いそのものです。 人間の仕事って、何だろう？良いことをすることだろうか？人間が何をするというのだろう？ 神さまの愛を見いだすことすべてのことに、神さまの思いを見いだし、讃美することが、仕事じゃないかな？喜ぶことこそ、人間の仕事じゃないだろうか？ すべてのことで、神さまを讃美していると、すべてが調和がとれてくる。すべてです。すべてのすべてです。 昨夜、以前の塾生が、重いうつ病になってしまったことを聞かされました。彼のために祈るしかありません。離れているものですから。 誤解されるかもしれませんが、これも、神さまの愛のあらわれだと信じることで、突破口が開かれるでしょう。彼とご家族の上に、祝福がいま降っている雪のように降り注がれますように。 金がないのも、こんなフーテン生活も、神さまの愛がいっぱい詰まっている結晶です。 きっと、寅さんは、金がいっぱいあったら、とんでもない人間になっていることでしょう。金がないから、こんな仕事ができているのです。いろんな子たちや、人々とお会いできたのです。家族の絆も確認できているのです。神さま、ありがとうございます。   

  2007.12.13

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• 同期会を開ける幸せ

  寅さんの卒業した中学校は、一学年が、１０クラスあるマンモス校です。（ついこの間まで、同じ状態の、全国で指折りのマンモス校でした。） このお正月、５０歳を記念して、その同期会が開かれます。昨日、幹事２５名が集まり、最終打合せを行いました。この会議自体が、ちょっとした同窓会みたい。 忙しい中、よく集まってくれたもんだ、って、正直、目頭が熱くなります。 寅さんは、今までこのための会議に、どうしてもタイミングが合わず、また、ズボラだったもんで、参加できませんでした。でも、発起人さんを中心に、本当に頑張ってくれています。ありがたいことです。 しかも、寅さんが、昔、生徒会長だったことから、何も貢献していないのに、代表幹事として名前を出してくれ、代表のあいさつも、することになりました。 今、申込みは、３５０名の同期生のうち、１００名弱です。担任の先生も、5人来てくださいます。 この数字を見て、悔しがっている人もいましたが、私は、よく集まってくれるもんだと、拍手したいです。人生、５０年も生きていれば、いろんな波に巻き込まれます。山あり、谷あり。 そんな中、同級会に顔を出せるというのは、幸せなことです。いろんな幸運が重ならなければ、とても出席できません。 実は、１０年前にも、同じ同期会があったのです。しかも、会場は、寅さんの家の隣のホテル。しかし、私は、ドタキャンしてしまいました。 当時、私は、家業の酒卸の経営が行き詰まり、大手に身売りをし、経営者から、使われる立場になって身も心もボロボロでした。特に、１２月３１日は、年間で最も忙しい日で、年越しもあったもんじゃありません。仕事が終了したら、あけましておめでとうも言えない状態で、ダウン。 同級生に「あけましておめでとう」と笑顔であいさつする心境には、到底なれませんでした。 心は、ただ、悔しさと情けなさと、不満でいっぱいでした。１０年後の今、こういう形で、同期会を企画する側に立てていることそれだけで、本当に幸せなことです。 今、まさに、人生の荒波にもまれている友もいるでしょう。同窓会どころではない人。とても顔を出せない人。仕事や家族の都合で来られない人。いろいろです。何らかの挫折を経験していない人は、まず、いないはずです。すでに、天国に行った人もいます。事件、事故を起こした人もいます。 その彼らの思いの分まで、受け止めて、私たちは、とにもかくにも、お正月に顔を合わせることができる幸せをかみしめたいと思います。 幹事は、半年をかけて、準備をしてきましたが、その過程で、いろいろなことがわかり、旧友の思いが伝わって来て、あらためて、同級生は、お宝だなあ、何てったって、かけがえのないお宝だなあって、つくづく思います。 また、先生方も、この歳になって、お正月に呼び出されるのもたいへんなことでしょうに、喜んで出席してくださり、私たちにカツを入れることを楽しみにしてくれています。ありがたいことです。単なる仕事としての、教師業では、こうはいきません。 そして、あの時、ぼくたちは、２０代の先生たちに指導を受けていたんだなあって、あらためて、驚かされます。そして、５０になった私たちにとって、いまだに、先生は、先生なのです。教師というものの、怖さ、素晴らしさを思うものです。 （ただ、3年生の時の直接の担任の先生しかお呼びできないのが、残念です。） 私は、現在の母校の姿を写真に収めて、当日、紹介することしました。これから、写真を撮りまくらせていただきます。 外見は、ずいぶん変わっても、僕たちの思いってものは、染み付いています。容易によみがえってくる、いろんな「念」の場として、学校というもの、そして建物は、立ち続けてくれていると思うと「学校さん、たいへんだねえ、ご苦労さま。」と、ねぎらいたくなります。 人生に“IF”はつきものですが、 もし、生徒会長をしていなければ、もし、先生から、無理矢理、立候補を迫られなければ、もし、友達が、私がステージで演ずるパロディーを企画してくれなければ、今の寅さんは、存在しなかったでしょう。 全体を包み込む、大きな愛を感じずにはいられません。ありがとうございます。   

  2007.12.02

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• ご縁のマンダラ

  今日は、この一年間、おつきあいさせてもらってきた小学校の科学クラブ最後の日です。昨年から、二年間、おつきあいしてもらった子もいます。本当にありがたいことです。 みんなに科学を教えたというよりも、どんな授業スタイルがいいんだろうか、って、私のための実験台になってもらった面が多々あります。子どもたち、本当にありがとう。 さらに、こういう機会を作っていただいた校長先生、教職員の皆様、心から感謝申し上げます。また、仲介に入っていただきました公民館の職員の方、教育事務所の方々、ありがとうございます。 実は、昨日まで、私は風邪で、どうなることか、と思っていたのですが、今日は、シャキっと起きられました。今までも、実験教室のあるときは、どんなに具合が悪いときでも、声を出せるんです。全く、不思議です。休んだことがありません。これまたありがたいことです。 さらには、さらには、このご縁ができるまで。以前に、教員補助で勤めていた学校の先生のご推薦をいただいたことがキッカケです。一年間、その小学校で交流させていただきました。多くの先生方から学ばせていただきました。 そちらの科学クラブの指導させていただきました。ありがたいことです。 で、さらにそこに至る道を思うと、もう複雑で、目もくらむばかりに、多くの人々とのご縁、ご支援、ご好意があります。 量子物理学によれば、素粒子の存在といのは、波動であり、どこか特定のポイントに存在するというのではなく、非局所的なのです。（急に、こんな方向に、話をもっていって、こじつけようとしてますネ。）素粒子は、物質として観察するまでは、全宇宙に分布し、無限の「過去」から「未来」まで存在していることがわかってきています。 素粒子が「非局所的」であるなら、あの素粒子と、この素粒子も、基本的には分離不可能であり、両方とも宇宙全体に分布していることになります。 この宇宙がすべてつながっていて、相互依存であり、まさに、マンダラを形成しているってことが、ふと実感させられます。 そんな中で、「意識が物質をつくる」とすれば、（コペンハーゲン解釈）論理を飛躍させていけば、この宇宙は、全体として、ひとつの生命体だと言えるでしょう。 この宇宙意識は、まちがいなく、無条件の愛でできていると思われます。ありがたいことです。 おっと、忘れておりました。このクラブの準備のために、娘のお手伝いもいただきました。ありがとう。※　※　※　※　※　※学校に行って、あいさつしたら、３学期もあるんだって！！！うっかりしてました。来年もよろしくお願いしまあああす。まずは、良いお年を。

  2007.11.30

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• 夢先案内人

  月曜日に、小学校５年生の子たちに、大人が夢を追っている姿を伝える「夢先案内人」として立つことになりました。 以前から、大勢の案内人の一人として、協力させてもらってきたのですが、今回は、たった一人で、２時間、１１０名の子どもたちに向き合わなければなりません。 これって、天から、私に対して送られたメッセージのような気がします。「もう一度、原点に戻れ」っていう。 原稿を書いていて、とっても気づくことがありました。私が科学実験教室を始めたのは、もちろん、家族を食わせるためですが、経済的なことなら、もっと稼げることは、いっぱいあります。と言うより、科学教室で生計を成り立たせるなんて無謀もいいところです。 そうじゃなくて、有名になりたかったから？それも、実は、あります。それは、お世話になった全国の先生方や、友人に、恩返しをしたかったからです。 でも、本当の恩返しは、その中身です。たった一人の子でもいいから、徹底的に味方になってあげたい、という思いだったのです。徹底的に信じてあげたい、と思いました。 その手段として、寅さんがハンドリングできるツールは、音楽でも絵画でもなく、科学だったのです。 ですから、個別にお付き合いできる塾形式が、基本と言えば基本でした。しかし、家庭の都合と、科学というものが、がそもそも、社会的な存在であることから、（いろんな意見を戦わせてこそ、科学の本質）ある程度、大勢の子ども相手に、十分な経費をかけて準備する必要を痛感し、出前実験教室屋になっている次第なのです。 ですから、本当は、科学の知識なんて、どうでもいいのです。「君のことを」「このおじさんが、見守っている」はっきり言えば、愛してるよ！というメッセージと行動、すべてを伝えられれば、いいのです。たとえ科学は、やっぱりキライでも、全然OKなのです。 この世の中で、たった一人でも、本当の支えとなることができたら、それだけで、私はこの世に存在した意味があると思って、活動してきたはずなのです。それを、ついつい忘れてしまってました。 人は、生きていくのに、どんなに辛くても、たった一人の理解者がいれば、生きていけるものだからです。そして、その効果は、原子力よりも偉大だからです。 さらに、私一人の力は、限られていますが、社会には、同じような思いの人がいっぱいいるはずです。その思いを組織化して、パワーを何倍にも膨らませて、社会を、本当に温かいものにしていきたい。 そのための拠点としての「学校」になれば。 夢先案内人、どのように伝えようとテクニックで悩むより、思いをしっかり整理する方が、数倍大事だったことに、気づいた次第です。   

  2007.11.24

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• かめおかゆみこ教団

  演劇教育でご活躍の「かめさん」こと、「かめおかゆみこ」さんのお話とご飯の会に、昨夜参加してきました。今日は、山形でワークショップをやっておられるところでしょう。かめおかさんは、寅さんにとっての、ドリンク剤です。文章もそうですが、お会いすると元気を、いつもいただきます。昨日の話は、超縮めれば、「やりたいこと、やってみたいこと、好きなことに対し、自分のOKを出そう。」ということです。死ぬ時になって「やっておけばよかった」と後悔したいくないものです。やって失敗するのは、失敗ではない。かえって、腰がすわってないと、障害につぶされるが、胸を張って進むと道が勝手に開けてくる。やりたいことをみんなやって、悔いの無い人生を過ごそう。会社や仕事のマイナス面に振り回されていると、思い通りの生き方はできません。自分の人生は自分で決める。他人からどう見られるかを意識しながら生きるのではなく、本当に何がしたいのか、に集中したいものです。で、そういう教育ってのが、日本にはほとんどありませんね、と話し合いました。かめおかさんとのお付き合いは、考えすぎてしまい、物事に行き詰まってしまう人にはお勧めです 何が楽しいか、どこまで行けるか、　どこまでバカになれるか、どこまで精力的になれるか、　まったく、今の悩みが小さいことだと、気づかせてくれます。やりたいことがあったらまず実際にやってみる、というのは、超一流になるための極意でもあると思います。やりたいことを先延ばししない、ということは、知的好奇心が超旺盛ということです。それは、時間を惜しむことなく、自主的に課題をどんどん掘り下げていくことそして、行動力がすさまじくなります。気づくと同時に行動を開始しています。で、とことん実施するこれは、端から見ると、すごい努力の人と見えるのでしょうが、その人にとっては実は「無邪気な遊び」感覚なわけです。納得がいくまでする「遊び人」です。それにしても、「かめおか教の信者」は、全国に多彩にいらっしゃるものです。今回集まられて、ご縁をいただいた方々も、素敵な方ばかり。（寅さんも含めて！）幹事さん、本当にありがとうございました。 

  2007.11.17

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• 脳は新生するって。　だったら、すごい希望が。

  脳細胞が元気でないと、同じ刺激を受けても、人は幸せを感じません。ある意味、網の目のように、リンクを貼っている脳の中のニューロン君たちが、私たちの世界を創っていると言ってもいいでしょう。そして、そのニューロン君は、１００才でも新生されているんだそうです。バンザイ！！ ところで、他者の行為を観察者の脳内に直接映し出しているように見えさせるニューロンを「ミラーニューロン」と言うそうです。 自閉症の場合、このミラーニューロンに障害があるという説があります。 人は他人の行為や意図をなぜそんなに簡単に，そして正確に理解できるのでしょう。　ミラーニューロンの働きによって，他者が行なっている行為をあれこれ推論しなくても理解できるのかもしれないそうです。先生の行為を理解できるのは，目の前で起きていることが生徒の脳の中でも実際に起きているからなのです。　かつて現象論の流れを汲む哲学者たちは，何かを本当に理解するには自分の心でそれを経験しなければならないと考えていました。まさに、その考えを裏付ける脳内システムがあったのです。 1990年代後半から，ミラーニューロンと自閉症との関係が研究されだしました。そして、過去10年間に，二つの関係を証拠立てる研究がいくつか発表されています。このミラーニューロンをさらに深く研究することで，自閉症の原因を突き止められる可能性があります！！！ さらに、ニューロンには、自然治癒力があることがわかっています。いや、毎日、毎晩、再生されているのです。素人考えですが、その力を最大限引き出せば、一生かかえなければならない、と言われている自閉症にも、光が差すのではないでしょうか？ では、一般に、脳を育てる原則をメモしておきます。　久恒辰博著「幸せ脳は自分でつくる」より、要約。 まず、睡眠です。寝ているときに、もっとも細胞は増殖するのです。　　夢を見ることもとっても大切です。昼寝も大切です。次に、ストレスを無くすことです。ストレスは、脳細胞を破壊します。三つ目、感動ある刺激的な環境です。四つ、恋をすることです。五つ、身体を使うこと。六つ、食事ですが、アミノ酸と、何と、元気一発、タウリンが重要のようです。　　　もちろん、血液サラサラが良い。七つ、実は、バイアグラが、良いとの説があり、（あの、バイアグラです！）　　　その主成分である一酸化窒素を増加させるのに、アルギニンがいいそうです。　　　スポーツドリンクなんかにありますよね。　　さらに、直接的に取るには、コレステロール代謝改善薬「メバロチン」がいいそうです。　　まだ、動物研究の段階のようですが、　　脳梗塞ダメージの軽減や、海馬での神経新生や、神経突起の成長も促進されるんだそうです。八つ、脳のツボを刺激するマッサージ　（恋人に肩もみされるのが、最高）とにかく、脳回路は、不変ではなく、人格や性格も変えられるのです。そして、脳は自ら再生する力をもっています。ある意味、脳は別人格だと割り切って、信頼して愛情を注ぐことが必要のようです。将来の希望や生き甲斐をもって生活しているとき、周りの人たちと共感し多くの愛情の中ですごしているとき、そして、自分に自信をもって暮らしているとき、神経回路は、どんどん成長するのです。今、どんな障害があろうとも、脳の底力を信じて、一生懸命、「育てて」みてはいかがでしょうか？寅さんも、もっと、真剣に昼寝をしようっと。

  2007.11.10

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• あのとき「YES」とこたえていれば、今ころ

  昨夜の深夜テレビで思わず見とれて、夜更かししてしまった映画。「天使のくれた時間」（米　２００１年作品）う～ん、大人のファンタジーだ。 ウォール街で成功をおさめ、超高給マンションに住み、フェラーリを乗り回す主人公。誰もがうらやみ、、本人もすべてを手に入れたと思っていた独身貴族が、不思議な青年の導きによって、「もう一つのシナリオの人生」に飛ばされてしまう。 それは、１３年前に冷たく縁を切った恋人との、平凡だけども、温もりにあふれた家庭生活でした。二人の可愛い子どももいて、そして・・・・・・ クリスマス時期によくある、別の人生を体験してみて、今の自分を見つめ直すご教訓映画だ。だけど、少しも押しつけがましくなく、じんわりと効くように、演出されていて、秀作の一つだと思う。 「多重世界」説は、まだまだ、「とんでも科学」に分類されていることが多い。しかし、真面目に議論もされているんだ。そして、否定もされていない。 寅さんも、実は、あるんじゃないかと思っている。11次元まである世界です。4次元の人生ラインが、いくつも折り重なっていてもおかしくありません。 でも、そんな面倒なことを議論しなくても、すでに、電脳世界では、パソコンを操作する人ごとに、世界を作りだしています。生の認識の世界でも人によって、同じリンゴを見ても、それぞれ違った世界の中で見ているわけです。 人は誰でも、今の世界より、もっとマシな別の世界に行きたいと思うものでしょう。しかし、もしかすると、寅さんの場合、「今」の世界こそ、もっと悲惨な世界から、ようやくたどり着いた目標の世界なのかもしれません。とすると、今の世界の状況に、もっともっと、感謝をして、喜ばなくては、もったいないことだよなあ。 ふっと、意識を変えると、世界は、いとも簡単に、その色を変えます。女房や子どもたちとの生活、これだけで、どんなに幸せなことか。 今の幸せを噛みしめることができないで、次の世界を目指そうとしているところに間違いがあるのかも。 もちろん、今の人生ラインにしがみついても、自分を滅ぼす道につながる。感謝しながら、手放そう。きっと、さらに素敵な人生ラインにつながっていく。 それにしても、大人にこそ、「絵本」が必要なのかも。

  2007.11.04

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• 複数の平面を飛び回る

  よく、全身全霊を捧げたら、きっと道が開かれるという話を聞きますが、私は、それは間違った指導ではないか、と思えます。流行の言葉を使うと、引き寄せの法則の反作用により、自分の意志とは関係なく過剰な願望を減少する力が発生し、思いがけないアクシデントにより、それどころじゃなくなるのです。 別の角度から言うと、優れた仕事には、ひとつの論理を越えた、ワープが必要なのですが、人間の理性は、一つの平面の中でしか働かず、そして、そこだけにこだわると、「腐って」しまう性質があるように思えます。 仕事中毒、自爆攻撃、スポーツでの薬物使用、さらには、偽装表示、役所の隠蔽体質、みんな、真面目に一平面にいたからこそ「腐った」のです。旧日本軍の体質もそうでしょう。 では、どーすれば良いか。どんなに大切な仕事も「遊び」にしておくのです。自分の魂の本体は、別のところに置いておくのだ！本体は、いろんな平面をトラベルして廻るのだ。 優れた仕事は、一つの局面にこだわるところから生まれない。いくつかの平面をクロスさせるところに生じる、と思う。しかし、世の平面エネルギーの渦巻きは、蟻地獄のようにあなたのすべてのエネルギーを欲しがっています。これは、ある意味、人から離れて、一人歩きするモンスターです。真面目な人ほど、それに同意してしまいます。 本当の主体性を教える教育が必要じゃないかな。 こだわりの無い愛情、信仰でない尊敬遊びの心こんなの教育としてふさわしいかどうかわかりません。教えられるものなのかもわかりません。でも、自然な成長を阻害する、「こだわりの教育」は避けたいものです。  

  2007.11.01

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• 意識の波長の違い

  同じ意識でも、顕在意識と潜在意思では、働きが違うことは、はっきりしています。そして、潜在意識の方が、宇宙への働きかけは大きい。顕在意識で、コントロールしようとすればするほど逆効果になっている。 きっと、これは、量子レベルでの波長の違いによるのだと思うのです。波長の長い可視光では、私たちが通常見る世界（マクロの世界）しか見ることができません。しかし、波長の短いX線を使えば、原子・分子などの物質のミクロの構造を観測できます。 世界が全然、違ってしまうのです。 これと同じで、顕在意識は、マクロの世界潜在意識はミクロの世界に対応しているのではないかな？いや、X線などよりも、数十段、波長の短い世界でしょうが。   しかし、潜在意識はコントロールが難しい。それに、顕在意識を無にすることも、現実的ではない。では、どうすれば、コントロールできるのか？コントロールしようとすることが、すなわち顕在意識を働かせていることだ。 「真面目な意識」が邪魔をしているとすれば、非真面目な意識が、波長を隠れた次元にフィットさせるのではないだろうか？非真面目、ううん、そうだ、「遊び」だ。 遊びには、重要性でガチガチの意識というワナから逃れる道がある。 私は、前から、遊びに意義をもっていきたい気持ちをもっているのでこう、無理矢理、当てはめるのだろうが、私にとって、今、納得している、ヘリクツなのであ～る。  

  2007.10.30

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• 利他主義の落とし穴

  2次元の平面の世界にいると、3次元からの働きが、神のイタズラに思えるはずです。同じように、3次元の世界にいる私たちには、それ以上の次元からの働きは、理解できません。 私たちが通常知っている物理法則も、私たちの常識の次元での話のようです。いわば、一枚のペーパーの上での働きです。人間の理性も、一枚の上でしか有効でないようです。しかし、この世には、いろんなペーパーが無数にあり、そのペーパー間を行き来するというのが、実際の人生のようです。 そこで、人生では、理性では予想もつかないことがしばしば起こります。それを、理性は、困ったこと、または、失敗と認識します。しかし、それは、実は、すばらしい世界にシフトした表れである可能性があります。 失敗と思えるものの一つひとつをうれしい驚きをもって受け入れることが、せっかくの次元のトラベルを生かす手でしょう。 素敵な世界へのトラベルのためには、自分の波長を幸福の周波数に合わせなければなりません。自分に不満をもっている人は、不満の波長を出しているのですから、幸せと成功のラインに到達することは無理なのです。 理性は、狭い。理性は、しばしば、私たちを欺す。美しい言葉、概念。正義、愛までもが私たちを欺し、心の奥の不満を封じ込めてしまう。 「利他主義」の美名はあやしい。まず、自分の本当の魂が、満足していなければ、幸せの波長を出せず、結局は、周囲を不幸にしてしまう。 人間は、しばしば、心の空白を美しい概念で埋め合わせようとする。戦争でさえ、そうだ。お国のために、信じるもののために、命を捨てる。これは、理性の世界だ。狭い世界だ。 自分が心から、幸福に、まずなること。幸せな自分から、あふれ出る剰余金のみが、他人を本当に幸せにする。 心に満たされないものをもった教師ほど、子どものためと思い、身を粉にして働く。それでいいと思ってしまう。そこに、落とし穴がある。

  2007.10.30

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• 巨大な「今」を喜んで生きる

  ※ すぐに、もうちょっとわかりやすく書き直すつもりでしたが、すみません、私の思考の記録として、そのまま残しておきます。※ プリンストン大学工学部・変則現象研究（ＰＥＡＲ）やスタンフォード研究所（ＳＲＩ）での研究は、人間が未来を見通したり、過去にさかのぼって見たりできる可能性を示唆しているものがあります。（引き続き、「フィールド」からの抜粋で話をすすめます。） より根源的な「実在」では、時間も空間も存在しなく、明白な因果関係もないことを示唆しはじめています。 絶対的な時間や空間というニュートン流の考えも、あるいは、相対的時空というアインシュタインの考えでさえも、もっと真実に近い世界観に置き換わろうとしています。 つまり、この宇宙は、ある一点における時空のすべての点が表現された膨大な「今」のなかに存在している、というのです。 原子内粒子があらゆる時空を越えて、相互作用するというのです。 量子世界、純粋な確率が支配する原子内世界では、この世はひとつの巨大な「現在」として存在するのです。 とすると、もし、意識が量子周波数の水準ではたらいているのなら、意識もまた、空間や時間の外に存在していてもおかしくないわけです。 もしかしたら、私たちの人生のすべての瞬間は、過去も未来も含めたほかの瞬間に影響していてもおかしくないのではないでしょうか？ とすると、未来のことで気を病んだり、苦しんだりすることは、間違いだということに気づきます。 将来のために、今、苦しむのも間違った姿勢ですし、将来の楽しみは、今すでに受け取っているのです。 願望をもつ矛盾も見えてきます。未来を今と切り離してしまうからです。 願望ではなく、今、意図としてもってしまうべきです。それで、未来とつながります。 過去も書き換えられます。今を変えれば、過去も変わるのです。 この世界は、人間の側の、「努力」を邪魔なことだと言っているように思えてなりません。「私の力」というのを意識させないように、させないようにとしているようです。ただ、手をたたいて喜んで「受け取る」だけみたいです。  

  2007.10.29

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• 教師の存在意味

  １９６０年代、モントリオールのマギル大学の生物学者バーナード・グラッドは、スピリチュアル・ヒーラーが本当に患者にエネルギーを送っているかどうか検証しようとしていました。 グラッドが研究に使ったのは、人間ではなく、発育を遅らせる塩水に種子をつけ、「病気」にさせた植物でした。二つを容器に分け、片方の容器の塩水に手をかざすように指示しました。 すると、ヒーラーによって処理された塩水に漬けた種子のほうが、もう一つの種子よろも多く発芽したのです。 グラッドは、そこで、逆のことも起きるのではないかと考えました。 否定的な感情は、植物の生長にマイナスの影響を与えるのではないか、と。 今度は精神病患者たちに、普通の水をもたせたのです。そして、その水を発芽に使ってみたのです。そうしたら、重症のうつ病患者が手にした容器の水は、発芽を抑えたのです。 グラッドは、その後の研究で、ヒーラーが治療した水には分子構造に小さな変化があったことを発見し、そのほかの科学者も確認しています。 (以下は、リン・マクダガードの「フィールド　響き合う生命・意識・宇宙」の「ゼロ・ポンイント・フィールドの扉を開く」からの抜粋を使わせてもらってます。著者は、欧米でよく知られる医療のトップジャーナリストで、科学的な根拠にきちんと裏付けされた文章を書いています。） 科学的に行われたその他の研究でも、人間が酵母、真菌、さらには分離されたガン細胞にまで影響を与えうることが示されています。フィラデルフィアにあるセントジョーゼフ大学のキャロル・ナッシュという生物学者が、人間が、細菌の増殖率を高めようと望むだけでそうした影響が起こることを見いだしています。 ジェラルド・ソルフヴィンが行った試みによれば、「最善を願う」飼育者の意識が、マウスの病気の発生に影響を与えているかもしれないと思わせます。 グラッドの研究も、ソルフヴィンの研究も規模が小さく、確定的なものではありません。しかし、１９７４年に行われたレックス・スタンフォードの研究では、なぜそう願うように想定されているかを十分に理解できないときでも人間はすべてがうまくいくよう「願う」だけで、さまざまな事象に影響を与えうることを示していました。 しかし、これらの実験には、さまざまな要因が、紛れ込んだ可能性が残っていました。科学的に他の要因をシャットアウトしてからでなければ、結論は出せません。 １９９０年代初め、正統的な精神医学者のエリザベス・ダークは、懐疑的な立場から、厳密な環境を作って、何度もこれまでの実験の穴を見つけようとしました。 得られた結果は、はっきりしていました。どのようなヒーリングを用いようと、どのような「高位の存在」を信じていようとヒーラーたちは、患者の身体的、心理的状態の改善に劇的に貢献したのです。この結果は、一年後に、中央アメリカ心臓研究所の研究で追認されました。 このことは、神が祈りに答えたことを証明しているのでもなければ、そもそも神が存在することを示しているのでもありません。彼らの言葉によれば「私たちが観測したものは病院外の個人が入院患者の名前を祈りの気持ちを込めて口にすると（あるいは考えると）集中治療室における患者の状況が『よくなる』ように思えるというだけ」です。実際、エリザベスの研究では、患者を癒そうとする意思があるかぎりどんな方法を用いるかは関係ないように思われます。 特に、成功率の高かったヒーラー達が共通にもっていた特徴は、我を通さず道を譲っていることでした。エリザベスからすればほとんどのヒーラーは、それぞれの意思を表明した後で一歩身を引き、なんらかのヒーリング力のはたらきに身を委ねていると主張しているように感じられました。それは、自分の力を誇示する自己中心的なヒーリングというより、「この人が癒されますようお願いします」という依頼というべきものでした。 心に描かれたそのイメージの多くは、リラックスすることと関係があり、心霊や光や愛を導き入れるものでした。 さて、 意思が他人に健康を生み出すとすれば、病気とは、個人の量子レベルでの乱れだと示唆されます。とすると、ヒーリングとは、個人の量子変動を再プログラミングし、波長を整えるということなのかもしれません。 あるいは、こうも示唆されています。病気とは、集合的な意識からの分離なのかもしれない、と。社会からの分離意識や、自分のスピリチュアリティからの分離が、病気に大きく影響していることが示されています。 長生きした人たちは、高位のスピリチュアリティの存在を信じているだけでなくコミュニティへの帰属意識もとても大きな人たちであるという説もあります。 とにかく、癒しを与えようとする人の想いは、患者たちの飲む薬と同じくらい重要かもしれないと思われる研究結果は無視できないものです。 患者を金づるにしか見ない医師や、徹夜ばかりで意識が朦朧としている医師では、処方が同じでも、患者に悪影響あると考えるのは、当然でしょう。 ひるがえって、教師と生徒の関係はどうでしょう。教師が与えうる最大のプレゼントが、授業内容と同じくらいの重要さで、生徒の幸せを祈る気持ちではないでしょうか？ ここに、教師がロボットやパソコンではいけない理由があると思うのです。そして、教師が聖職であることの理由もあると思うのです。 さらに、ヒーリングとは、一種の集合的な力であることから、学校という場の意味も見えてくると思うのです。 

  2007.10.28

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• 失敗のパターン

  今まで、寅さんは、数限りなく失敗をしてきました。今も、反省しているところなのです。そろそろ気づいてもいい頃だろう！！！  何で失敗したか？それは、簡単に言えば、「欲」から出たものだからです。でも、それはいわゆる、「がめつい」顔をもっていることはマレです。 普通それは、美しい顔や、倫理で装っています。純粋な善意の論理で形作られています。真面目に、こうガンバラなくっちゃ、って思わせます。みんなのために、こうしなくちゃ、と思うのです。良いこと尽くめなんです。  しかし、問題は、ただ一つ、私本来の目標では無いことなのです。 この世は義理と人情の世界。だから、おつきあい、というのはあるはずだ。 でも、ちょっとでも、それを遂行するの当たって、重苦しい思いがあるものは、道を間違っていると思っていい。 どんなに善意であろうと、自分の道にはずれたことは、結局、人様の迷惑と言うか、足を引っ張ることになると、何度、カツを入れられたことか。 人間は、表面的な、薄っぺらな理屈で判断してしまいます。もっと、魂の声を聞かなくては。 世の中には、事業を失敗する人がいっぱいいます。その方々が、みんな不真面目だったかというと、かえって、とっても真面目に仕事をしたんだと思います。 ただ、努力の方向が、その人の魂の求める方向と違っていたんじゃないでしょうか？アタマで考えた、こうすれば、儲かる。勝てる。事業拡大できる。従業員の給料が払える。さらには、これをすれば、みんなが喜ぶ。 そんなことに、囚われて、自分のすすむべき道じゃない方に行っちゃった。 何度も言うように、自分の道をすすめば、かえって、社会に最も適切に、貢献できるし、経済的にも安定する。趣味で豊かな生活も決して夢じゃないのだ。もちろん、本当の自分の道の場合だけれども。人マネや流行の趣味では、一流にはなれない。 一流の人の仕事を見てみよう。それには、必ず魂の震えが入っている。反対に、アタマの良い人が、理性的に判断しただけの仕事は、それがいかに善意から出たものであっても、この世界では、光輝くことはできない。 心を静めよう。そして、自分の道を魂に聞こう。     

  2007.10.27

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• 人生は厳しい？？

  「人生は厳しい」と子どもたちに教えています？ たしかに、私たちの人生は厳しい。しかし！そうでない側面もいっぱいあるんじゃないでしょうか？ 「思った通りの人生が展開する」とすれば、「厳しい」「戦いの連続」と意識した子の人生には、まさに、障害ばかりが立ちはだかります。 それに対し、「人生は楽しい」「素敵な人がいっぱい」「みんなで助け合っている」と教えられた子は、そういう人生を歩むのでは？ 特に、他人の常識にとらわれて、本当の自分の人生を歩んでいない子にとっては、イバラの道です。その子にとって、「今」は、将来にあると言われる幸せをつかむための手段となっています。この山を越えたなら、桃源郷がまっている、と。 かわいそうに！！それは、幻想だということを、一生かけて学ぶのです。 今、ここで、歩んでいるステップそのものが、心からあふれる喜びでなければ、道は幸せにはつながっていません。 自分の人生を歩んでいれば、苦労も苦労でなくなります。ワクワク・ウキウキ。生きているって充実感でいっぱいです。 その人生は、他人から見れば、「成功」とは見えないかもしれません。しかし、本人が一番知っています。この道が私の道だと。 寅さんの歩みも、会社をやめてからが、本当の人生だとつくづく思います。たとえ、フーテンであろうが、一瞬、一瞬が、それまでの人生の何倍どころか、比較を越えた意味をもっています。私自身が、どんどん成長していることを実感しています。 子どもに幸せな人生を歩ませてあげたいと思いますよね。 「幸せをゲットするためには、忍耐とたゆまぬ努力と、ガマンと、戦いを粘り強くしていく必要がある。」これは、「有害図書」よりも何倍も有害な教えだと思います。 

  2007.10.25

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• 気持ちのいい朝

  澄み渡る青空に、朝日がのぼってきます。気持ちのいい朝です。問題はいろいろあるけれでも、それが解決しないと、気持ちが良くなれないなんて、大いなる幻想です。 今、ここで、最高の自分であるからこそ、問題は自然に解決されていくのだ。 中新田小学校1年生のみなさん、期待していてね。

  2007.10.23

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• 奇跡のトビラ

  「奇跡のトビラを開けるカギは誰の手にも握られているただ、それに気づく人は、ほんのわずかしかいない運命を変えるほどの大きな奇跡は、そうそう訪れない変えたいと思う小さな一歩を重ねることでいつの日か奇跡のトビラは開く」 桑田佳祐の主題歌で記憶に新しい「プロポーズ大作戦」の第1回冒頭での天使？の言葉です。 本当にそう思います。

  2007.10.21

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• ルールを守るのが良い人間か？

   もし、亀田選手が、ルールを守って勝っていたら、「良い人間」だったのだろうか？ 私は、つい、「子どものための哲学対話」-人間は遊ぶために生きている!:  by 永井 均,内田 かずひろ　を思い起こします。うろ覚えですが、その中で、「自分の中で完全に満ち足りている人」を上品と言い、「周りの人に認めてもらわなければ、満たされない人」を下品と言っていたと思います。 すなわち、上品とは、そのこと自体が楽しいのであって、それの外側に、いろんな意味や目的を持たせなくてもよい状態。ただ、単に、自分のしたいことをして、楽しんでいる状態です。簡単に言えば、「遊び」です。 それに対し、下品とは、いかにお笑い芸人のように、楽しげにしていても、それが他人に認められるためにやっているものは、「遊んでいる」ことではなく、下品なことと分類していました。 もちろん、遊び人が、人に迷惑をかけることもあります。遊び人は、もともと道徳の善悪にはとらわれないことが多い。しかし、遊び人は、ボクシングそのものが楽しいのであって、勝とうとするプロセスが楽しいのであって、インチキして勝つことは、楽しいことではない。ゆえに、あまり、「悪いこと」はしない。 しかし、自分の外側にしか頼るものが無い人は、結果がすべて、人の評価がすべてなのだ。だから、インチキをしても勝ちたいと思うんだな。 あの、赤福にしても、真面目に作ることだけを楽しんでいたら、こんなことは、決してしなかったでしょう。利益という外側の意味をくっつけたから、おかしくなった。 私たちは、生きることを、ほにゃららのために頑張らなければいけないと言いがちです。しかし、上品な生き方とは、生きること、それ自体が楽しいので、人生を楽しむのです。決して、他人に評価されるからではないのです。ですから、本当に「上品な」人は、ほとんどの場合、地味な人なのでしょう。 この寅さんは、まだ、そこまで到達していません。半分は認めてもらいた～い、って思いも入ってるから、こんなブログも書いています。しかし、言いたいことは、やっぱり、「ねえ、遊ぼう！」ということです。 

  2007.10.19

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• 結果がすべて？

  亀田父の、「結果がすべて」という言葉、批判が集まることでしょう。 でも、オリンピック予選のサッカーで負けたり、大リーグで松坂が負けるのは、どうなんでしょう。 プロは結果がすべて、ではないでしょうか？ でも、選手個人としては、負けても内心、喜ぶ姿勢が「真面目」な生き方だと思います。 だって、頑張って負ける体験ができたんですから、すごいじゃないですか。 本当にスポーツが好きなら、心の底で、勝ち負けにはこだわらないはずです。 「こうあらねばならない」と思うと、もう、その時点で、楽しんでいません。 スポーツに限りませんね。ボクはこうあらねばならない。友だちはこうあらねばならない。学級は、こうあるべきだ。学校は、こうあるべきだ。 こういう思いが多い子ほど、不登校になりがちです。自分に壁をどんどん創っていって、自分を狭い世界に閉じこめてしまうからです。 世間では、壁を創って、それにこだわることが、「真面目」だと思われています。しかし、それは、大きく豊かな生命を小さく生きることであって、本当の「真面目な」生き方だとは思えません。 だいたい、勝ちにこだわると、力は発揮できません。ゲームを楽しんでこそのはずです。 亀田一家から、ボクシングへの愛情は感じられないし、亀田一家に、期待していたファンも、ボクシングファンではなく、自分の欲求不満を投影していただけでしょう。 昨日、いっぱいうれしいことがありました。盛りだくさんでした。多くの方々に感謝いたします。ゆっくり書かせていただきます。ただ、昨夜から風邪の症状が強くなってきて、あまり頭が回りません。よくなってから、コメントの返信もさせていただきます。

  2007.10.18

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• バカになると、バカになれる。

  バカになると、人の目を気にしなくなる。バカになると、未来を心配しなくなる。バカになると、過去を悔やまなくなる。バカになると、今に集中できる。バカになると、頭がブレーキをかけていたパワーを引き出せる。バカになると、仕事が自分がしたい遊びになる。バカになると、子どもにストレートに愛情を注げる。バカになると、他人を非難しなくなる。バカになると、自分を非難しなくなる。バカになると、幸せになれる。バカになると、バカになれる。バカになった者だけが味わえる、優越感だあ。うらやましいべえ。

  2007.10.15

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• ああ、矛盾

  今日も、ありがたいことに、ホール番です。子どもたちの歌と踊りに囲まれて、一日過ごしています。今日は、日曜日、寅さんは、実は、クリスチャンでした。え～～～？ どうして教会に行かなくなったか？まずは、教義と科学が、どうしても相容れないからですが、（あったりまえ？） しかし、それよりも、決定的だったのは、律法主義に陥る体質があったからです。 律法主義とは、善人にならなければ、善行を積まなければ救いが得られないと考えてしまうことです。これはパウロの時代にも指摘されたことで、ガラテヤ書で彼は口を酸っぱくして、恵みを安っぽくする人々を諌めています。 もちろん、教会でもその落とし穴は、知っていて、注意を喚起しているのですが、神を愛するなら、こういうことをするはずだ、するのが当然だ、という風にどうしても空気が動いてしまうのです。まじめな教会ほどそうです。 　でも、非難したり、バカには決してするつもりはありません。多くの人は、自然に、「神は私が善行を積まなければ私を罰する」と考えるものです。 自分の行為によって救いを勝ち取れると考えるのは、どれほど殊勝な動機に裏付けられていても、神の力を侮っている時点で、自分中心の生き方です。　神は救いを与えてくださったが、それには私が善人になるという代価がいる。がんばらねば、と思う、その前提から間違っちゃうんです。 　他人を裁くな。同様に、自分を量ることなかれ。これが、サタンの誘惑である、と言われていますが、ほとんどのクリスチャンが、サタンとお友達になっちゃってます。（私も含めてね）  ところで、利己的な成功哲学の「引き寄せの法則」を作用・反作用の法則も含めて、深く思いめぐらすと、「こうしよう！」とか、「こうありたい！」という意図的な思いは、必ず反対の想念を生み出し、実現を困難にしてしまうことに気づきます。作用・反作用は、必ず発生するのです。寅さんの人生でも、そうでした。私の実力不足を考慮しても、真面目に取り組んだものほど、実現しませんでした。全くの遊びで始めた、今のライフスタイルが残ってるのは、すんごい矛盾です。 だったら、どうするか？今、このままが最もいいことに気づくことです。全てが、良きことのみだということに。そうして、人や現実を操作しようという気持を無くすのです。いわゆる主に委ねきります。引き寄せの法則から言っても、満足しきった心のみが、満足する状況をもたらしてくれます。江原さんの世界的に言っても、現状に満足するということが、そのステージの課題をクリアしたことですので、私たちは次のステージに、更なる夢を描き飛翔することができるのです。 私たちには、無限の力があると言われますが、それは心が満ち足りている時のことだと思われます。 そして、今が完全であることを知った瞬間から、絶対的な安心感が訪れます。そうじゃないと、すなわち、現状否定、別の状態でありたい、という思いは、「今、ここ」という貴重な瞬間（チャンス・恵み）を逃します。 でも、それは、論理的に堂々巡り、「今、不幸な人は永遠に救われない」ということになってしまいます。矛盾です！！！  常識には、全く反しますし、教育的にも、何て言ったらいいかわかりませんが、人間は、潜在意識の部分っていうか、魂のレベルでは、人間の本質は観察し、喜び感謝する者であり、行為する者ではないと言えるのかもしれません。  素晴らしい出来事を　「これは私がしたことではない！」と観察するのは、自分が為したという達成感を捨てる犠牲を払いますが、大いなるものとの一体感を体験して、その何倍もすばらしいことなのでしょう。 この意味でも、寅さんは、「努力をしないようにしましょう」、と言いたいのです。他にも理由はあります。  私にとってのキリスト教からの財産は、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」です。 良いことも、自分にとって悪く思えることも、感謝せよ、ということです。どんなに悪いことだと思えることでも、たとえ不治の病でも、「神が自分にベストを尽くしているのだ。ありがとう！」と感謝できれば、怖いものは、もうありません。 人間的には感謝出来そうにないことも、文字通り実践すると、考えられないほどの奇跡が起こったという体験をいっぱい聞いています。寅さんも、まだ、悟りが足りないにもかかわらず、それなりに体験しています。 では、問題に直面したとき、実際に、どうすればいいのでしょうか？お、夕飯だ。（つづく）

  2007.10.14

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• 現実という幻を感謝しよう。

  現実っていったい何？ 私たちは、この世界をどのようにして見ているのでしょう？え？目がレンズのカメラの働きをして？それは、甘い！ 私たちが見る映像は非常にリアルな立体像です。実は、これはとっても不思議なことなのです。私たちの二つのレンズと脳内の視神経では、ぼんやりとした像があるとしか、わからないはずなのです。両眼があるから、脳内で合成して立体視しているといわれています。しかし、片方の目を閉じて見ると判るのですが、実際にはそれほど、立体感が損なわれることはありません。山本勘助は、平面図形しか見ていなかったわけではないのです。網膜は平面だというのに！ これはいったいなぜでしょうか？  今日、７番目の日記だ～～～。一日中、事務所に軟禁状態。ミュージカルの音に包まれ、一種の変性意識状態？これも、すべて神様からのプレゼント。感謝して投稿しちゃいます。だから、無理して読まないでね。自分でもあきれてるんだから。たとえ、両目で見ることで立体視できたとしても、それは丁度３D写真で見る立体像のように、実際に私たちが見ている世界とあまりにもかけ離れているのです。 そこで考えられるのが、もうひとつの次元で干渉させて見ているのではないかということです。 いわゆる《観測者の視点》です。 《観測者の視点》は、「見ている自己」と「見られている自己」という次元があって、それが観察する対象物に奥行感を与え立体視させていると説明されています。 詳しくはカットしますが、「人間の外面」で把握された内容と、「人間の内面」で把握した網膜に映った内容とが合成されて始めてリアルな現実世界の映像が得られるというのです。  ということは、私たちが今見ている現実という映像は、人の意識と対象物の間の相互干渉で作られたもので、脳内で見る映像は実は私たち自身ということになるのです。 津留晃一さんという方が、私の拙い気づきの延長を、集大成したようなメッセージ集を出しておられます。http://www1.ttcn.ne.jp/~turu/sub3.htm この中の「他人」という部分を一部引用させてもらいます。 『他人はいない』とは、現実と思っているもの全ては、あなたの内側を反映した立体鏡にすぎないということです。 ・・・・・・・・・・ 幻とは、全てが幻という事です。現実はありません。錯覚です。目を覚ませばそのことがわかります。 「この現実の中には、自分一人しか存在していなくて、自分に見えるもの、聞こえるものは全て自分の内なる世界が反映しているのだ」と決めてください。 そうすればあなたの現実は本当に変わり始めます。あなたが信じていた現実は、ガラガラと音をたてて崩れ始めることでしょう。自分が変わったら受け入れるのではなくて、受け入れたら変わるのです。 ・・・・・・・・・・ 現実だと思っている全てが、あなたの被造物です。宇宙の全ての責任をとることを決意したあなたは既に宇宙の創造主です。・・・・・・ 実は他人とは、もうひとつのあなたの目なのです。あなた自身の内宇宙をのぞき込むための潜望鏡のことを 我々は他人と呼んでしまいました。  以上津留さんは「神の視点」で現実を見つめなさい、と言っています。これこそが、あなたの現実を変える鍵であると。  これは、傲慢になれと言っているのではないと思います。寅さん流の解釈ですと私のことを真に思ってくれる神を信じて、その視点で現実を見なさいということだと思います。 まず、現実を受け入れます。そして味わいます。それにより、はじめて、いろんな気づきを得ます。それを、感謝して喜びます。すると、その舞台設定は用無しになり、次の場面に変わるのです。　「現実を創造すること」「現実を変えること」の真の意味とは、外側の世界を想念で変えることではなく、神が用意してくれたありがたい現実を味わうことによって、私自身が変わり、次の意味ある場面に転換することなのでしょう。 間違っても、現実を否定して、ここから逃げようとしてはいけません。自分自身から逃げようなんて、全く無意味なことであり、よしんばうまく脱出できたように見えても、必ず副作用が起きるのです。大事なことは、起きてしまった現実から気付きというフィードバックを得ることです。そして、それまでと意識を切り替えること。つまり、紙芝居の絵のように、場面転換をしちゃうんです。あくまで、絵を抜く変えるのは、神様です。私が好き勝手に抜くのではありません。そこが、一般の成功哲学者と寅さんの考えが違うところです。そして、場面転換の合図は、喜びと感謝です。

  2007.10.13

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• 宇宙は自動販売機か？

  もっと根本的な疑問は、この宇宙（または神）は、人間に幸せをもたらすための自動販売機なのか？ということです。大いなるものと、人間は一体だということは、たしかですがそれと私たちはどのように接すれば良いのでしょうか？ こういう想念や行動をすれば、自動的にそれに対して返してくれるっていうマシーンなのでしょうか？または、いわゆる関数なのでしょうか？　 多くの本は、因果の法則を述べています。科学も、法則が存在することを前提に研究されています。 しかし、もしですよ、この宇宙に意識というものがあり、それが「愛」というものでできているとしたら、ですよ。こちらからの働きかけで、愛を返してくれるってもんでしょうか？ 愛は、こちらからの働きかけでコントロールできるもんでしょうか？ 「神」が愛ならば、どんな私でも、愛してくれているんじゃないでしょうか？ そういう神さまの愛は、信じるしかないのではないでしょうか？こういう境遇を与える神は、私を愛してないとか、セレブな私は愛されていると、言えるのでしょうか？そうじゃないでしょう。どんな境遇でも、愛されていると信じる姿勢こそ命ですよね。 もし、神が愛ならば、今の状態は、私にとって最高・最善の状態なのです。「この状態を変えてください」、というのは、神さまの思いやりにたてつくことにならないでしょうか？無理矢理、こうあって欲しいと願うことは、神様に不平不満を言っているのでしょう。たしか、神社での拝みかたは、お願いではなく、お礼なのだ、と聞いたことがあります。 まず、現状を感謝することが土台なのではないでしょうか？当然、現状を喜びます。それが、他人から見れば、ちょっと気が狂ったか、バカになったように見えるでしょうが、そんなのは気にするもんじゃありません。 そうして、次に神がもたらしてくれる最善を信じて待つのです。そう、それこそ、ワクワクするこができます。神は、私たちの心の奥底の願いにならない願いを汲み取って、最善のプログラムで、最も良い状態を設定してくれます。 与えられた環境を喜んで受け入れて、為すべき事を、喜んでしていくことです。神様が与えてくれた環境ですから、安心していくことができます。 ゆったりした安心感の中でのトライ＆エラーの世界。 その状態こそ、本当の遊び、人生を遊びにする状態だと思うのです。そして、神様の無限のパワーを引き出す道でもあると思います。  そして、これが最も副作用の少ない願望達成法ではないでしょうか？

  2007.10.13

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• バカと陰徳

  正負の法則については、疑問もいっぱいあります。たとえば、真面目に努力苦労した人が、必ずしも幸せになってないこと。が、少なくとも一面の真理があると思われます。この世界は、プラスとマイナスがあり、どちらかに振り子が揺れると必ず揺り戻しがあります。平衡状態に戻そうとします。 そこで、振り子を揺らさないで、いいとこ取りは、できないのか？？？欲張りな寅さんは、悩むわけです。 良いことを願えば、必ずその反対側のことも思ってしまいます。「ある」ことは「無い」ことがあってはじめて成り立つものだからです。 「陰徳」が大切だと言われます。寄付をしたり善行をすることで「陰徳」が積めると考えられていますが、これも違うんじゃないでしょうか？「故意におこなった意識的な慈善は無功徳である」と聞いたことがあります。計算された偽善では、意味がないのです。キリストの言う「隣人を愛せよ」とは、偶発的に、困っている人に対して無意識の内に救いの手を差し伸べることなのでしょう。 しかし、人間は、無意識を意識すればするほど、泥沼に入ってしまいます。そうです。一種のバカ状態です。バカが地球を救う！！頭の良い人は、どうしても自己保身による利己的行為に走ります。そういう場合は「因果律」の法則で、恐ろしくも、「陰」のエネルキーをためてしまい、後で何十倍にもなって跳ね返って来るのです。ぞ～～～。 （おっと、これは、あくまでもお遊びの仮説です。） よくある成功本に書かれてあることを実戦してもさっぱり効果がない人がほとんどでしょう。寅さんも、学生時代から読んでいて、彼女のゲットに役立てようとしましたが、逆効果ばっかり。それで、すっかり嫌いになってしまいました。　実は。 この世は、善行をして努力をすればいつか必ず報われるという方程式でも無いようです。正義感の強い人には、腹立たしい世の中でしょうが、現実に、努力家や真面目な人、自己反省する人、正義感の強い人、感受性の豊かな人などに なぜか不運な人が多いですよね。あなたもそうじゃないですか？？ それは、ある種の感情エネルギーは、反対のエネルギーも生み出してしまうからかもしれません。じゃあ、無感情で淡々と目の前の仕事を冷徹にこなし、邪魔者や劣等感には無反応で対応するしかないんだろうか？たしかにそうかもしれない。 無感情になれば、潜在意識の声も拾いやすくなる、という利点もあります。けど、感情を持たず、嫌なものも見て見ぬふりする？ってのが、幸せだとも思えない。当然です。 そう言えば、有名な願望実現の本では、感情について、このように言われています。 　 　『バジャール』･･･ワクワクしなさい。 　『神との対話』･･･予め感謝しなさい。 　『波動干渉』･･･幸せを感じるループに入ってその波動を味わいなさい。  寅さんも読んでますねえ。いかに幸せが欲しいかを表していますねえ。もちろん、買ってはいませんが。これらは、ほぼ同じ様なポジティブな心理状態を言っているんでしょう。しかし、このような心理状況に持っていくのは、なかなか難しいし、第一、利己心が、その反対の想念を創ってしまわないものでしょうか？運命が好転する 実践スピリチュアル・トレーニング (単行本) （エスターヒックス他） をあらすじだけですが、見てみますと（これも、か！！）「感情は引き寄せの道しるべである」 と述べられています。自分の発する感情をみることで、今、自分がどの波動レべルにいるかが把握できるそうです。下の表は、感情の上下関係です。 上の階層は、すぐ下の階層の感情を解放します。 そして、上に行くほど「オール・ザット・イズ」に近い至福意識となるそうです。オール・ザット・イズは至福感の塊みたいなものでしょう。　　01）　喜び・大いなる気付き・自信・自由・愛・感謝 　　02）　情熱 　　03）　熱意 　　04）　ポジティブな期待・信念 　　05）　楽観 　　06）　希望 　　07）　満足 　　08）　退屈 　　09）　悲観 　　10）　ストレス・いらだち・短気 　　11）　戸惑い 　　12）　落胆 　　13）　疑い 　　14）　心配 　　15）　非難 　　16）　失望 　　17）　怒り 　　18）　復讐 　　19）　敵意・激怒 　　20）　嫉妬 　　21）　自信喪失・罪悪感・自己卑下 　　22）　恐れ・苦悩・憂鬱・絶望・無気力  「引き寄せの法則」によってそれぞれの感情は、それに見合った波動レベルに共鳴する出来事や物事を引き寄せるんですね。ですからレベル10の状態の場合に「成功」を望んでも、イライラを引き起こす「癪（しゃく）の種」ばかりが、実現することになりそうです。 たしかに、「感情」は自己の波動レベルの指標と成り得るのです。 いつも大笑いしている一見、いっちゃってる人に、幸運の女神はほほえみます。 真面目に願をかけると逆効果なのは、この辺にあるのかもしれません。 ただ、それよりも、もっと根本的なことに、寅さんは疑問をもっています。あや、長くなったので、ここで一旦切ります。

  2007.10.13

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• 般若心経と物理学

  では、般若心経です。 「（飛ばし）人間の心身をつくる５つの要素１．物質としての身体のようなもの　色２．苦楽を感受するような感覚　受３．赤を赤として理解する認識　想４．あることの方向へ向かおうとする意思　行５．分析判断する知識　識などどれもが、確固たる存在ではなく、たがいに分かれたものでもなく、したがってそれらはすべて実体のないものであり、そこが絶妙なところであると見抜いたのです。それによって、一切の苦しみを克服したのです。 形のあるものは、もともと形などというものを考えることができないほど茫漠として完全な世界（空）の仮の姿にほかならず、また形を考えることなどできない根源的な空の世界は、結局形ある世界の別の別の姿にほかならない。つまり、形あるものと、その背後にある形のない、分かれていないものは同じことの両面なのです。これと同じことが、感覚、認識、意思、知識などについてもいえます。 すべてのものごとは根源において同一で、どれもが分かれてはいません。（飛ばし）すべてにおいて実体がなく、ひとつの獏としたものであるという意味からすれば、孤立して形あるものもなく、感覚もなく、認識もなく、意思もなく、意識もありません。（飛ばし）触れられる対象もなく、心に映るものもありません。目の領域から意識の領域に至るまで、ことごとくないのです。 迷いのもととなる無知というものもなく、無知がなくなるということもありません。（飛ばし）」　　以上 ボーアは、「原子物理学と人間の認識」という論文のなかで、「われわれは仏陀や老子がすでに直面した認識論的問題に向かうべきである」と書いています。 ハイゼンベルクは、講義録『物理学と哲学』のなかで、「第二次世界大戦以降における物理学への日本の大きな貢献は、おそらく、極東の伝統的哲学的思想と量子理論の哲学的本質との間にある種の近縁性があることを示唆している。」と言っています。 

  2007.10.13

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• 「空」と真空

  机にすわって、ヒマなもんですから、この午後書きまくっちゃおう。 寅さんは、仏教について詳しくは、全くありませんが、「色即是空・空即是色」くらいは、聞きかじりしています。般若心経ですね。この教典を貫いている思想は、「空」の思想だそうです。空は、空っぽという意味ではなさそうです。そうじゃなくて、すべてを生み出す根源であり、すべてを消滅させる舞台でもあるようです。 そう言えば、物理学で考えている「真空」も、マイナスのエネルギーで満たされた海のような状態で、完全に満たされた状態で、これも空っぽではないのです。 その海の中では動くものすらないので、私たちの認識の外にあります。これは、たとえて言えば、完全に透明で厚さの均一なガラスがあったとすると、そこにガラスがあるかどうかが、わからない状態です。そこに、汚れがついたり、厚さに歪みがあったりするとガラス越しに観る景色はゆがんで見えます。そこで、はじめてガラスの存在を知ることができるわけです。この「空」の世界に歪み、あるいは、ゆらぎがあるときが、「色」の世界だともあてはめられますね。 真空は、通常、私たちは見ることが出来ません。そこに、強いエネルギーをもった光がその海に突入すると、真空の海からマイナス電気を帯びた電子をたたき出し、真空の中には、たたき出された電子と同じ姿で持っている電気の性質だけが電子と反対のプラスであるような陽電子という粒子を生み出します。これが、観測されて、「対生成」です。この逆の過程は、「対消滅」と呼ばれています。 「空」を真空、「色」を電子などと考えると、般若心経が、ぐっと広がりをもってきますね。 では、般若心経のエッセンスを要約してみたいと思います。

  2007.10.13

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