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bunakishike

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2015年01月31日
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カテゴリ:クラシック音楽



エマールの平均律を聴く。
流麗な表現で全編通すのかと思っていたが、曲によってフレージングや音符の処理を変えていて、なかなか一筋縄でいかない演奏だ。
テンポは普通だ。
曲によってはエネルギッシュというか攻撃的な感じを受ける曲があるのは珍しい。
暗い雰囲気になってしまっている曲も珍しい。
気になったのはトリルがおかしい曲があること。
記譜がどうなっているか不明だがが、曲によっては変だなと思った曲もある。
例えば六番のフーガ。
どことなくぎこちなく感じる。
総じて速い曲は活気がある。
また前奏曲第4番などのゆったりした曲は叙情が豊かで、バロック音楽であることを忘れてしまうことがある。
フーガ第5番に代表されるダイナミックな表現もワクワク感があり、たいそう魅力的だ。
使い古された言葉だが、全編生き生きとした表現は、この厳しい曲に新しい命を吹き込んだような感じがする。
とにかく聴いていて飽きさせない。
それに、熱気というか熱いパッションを感じる演奏が多いのもバッハにしては珍しい。
通常ならピアノで演奏されるときの違和感もまったく気にならなかった。
参考までにリヒテルの演奏を聞こうと思ったのだが、例によってどこにあるかわからないので、最近のポリーニの演奏を聴いた。
ポリーニはあくまでも流麗で違和感が全くない。
それに比べれば、エマールの音楽は年のせいかもしれないが、聴き手を刺激する音楽で、グールドに通じるものがあると思う。
録音はオンマイクで、肉厚のサウンドで、バッハにしてはちょっとゴージャスすぎるような感じがする。
こうなると、前に録音していたフーガの技法も聴かねばならない気がしてきた。。。

BACH:The Well-tempered Clavier ,Book1 Pierre-Laurent Aimard(DGG 479 2784 GH2)
Pierre-Laurent Aimard(p)

Recorded Funkhaus Berlin Nalepastrase,3/2014









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Last updated  2015年01月31日 21時51分55秒
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