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カテゴリ:映画
HD tracksのメールで知った映画。 バーンスタインの伝記映画で、俳優のブラッドリー・クーパーが「スター誕生」に続いてメガホンを取った第二作だそうだ。 主にバーンスタインと妻のフェリシアを描いているもので、トレーラーを見ると、実写フィルムを交えた作りになっているようだ。 クーパーがマーラーの復活を指揮するシーンも出てくる。 このシーン、バーンスタインがロンドン交響楽団を指揮したイギリスのイーリー大聖堂での演奏会を連想させる。 また周知のことではあるが、劇場でMTTに似た男と手を握り合っているシーンもチラッと出てくる。 クーパーが若い頃のバーンスタインとかなり似ていて、興味をそそる。 音楽はヤニック・ネゼ=セガンがバーンスタインとの縁が深いロンドン交響楽団を指揮している。 バーンスタインの作品が殆どだが、知らない曲もあり、なかなか興味深いサウンド・トラックだ。 但し、全曲が演奏されている曲は「キャンディード」他数曲なので、音楽そのものを聴くには適していない。 他にベートーヴェンの第8交響曲の第一楽章のリハーサルや何故かセントルイス・ブルースが収録されている。 これはルイ・アームストロングと共演した(1956)時のシーンのようだ。 Spotifyでサウンドトラックを聞いたところ、セリフやコンサートでの拍手も入っていて、クラシック・ファンの興味をそそる映画を作りになっている。 プロデューサーとして、スピルバーグやスコセッシが名を連ねており、完成度も期待できる。 国内では12/8に一部の劇場で公開された後、12/20からNetflixで配信される。 筆者のいる地域では劇場では公開されないので、配信で見るしかない。 まあ、テレビの音声をコンポにつないで、いい音で楽しみたいと思う。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月19日 11時15分17秒
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