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カテゴリ:おひさま
連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン
NHK 長野放送局 連続テレビ小説 「おひさま」 2日金曜の回 安曇野の川沿いの道。 和成が傘をさし、陽子が傘に入る形で2人並んで歩いている。 和成はこの間ユキがお店が好きだ、お店はいつでも戸が開いているから、と言っていた事を話し、何か嬉しい言葉だった、と話す。 陽子も同じ思いで、嬉しそうな表情で頷く。 和成が俺は生まれた時からそうだったからあまり考えた事はなかったが、お店をやっていると明るくしていられる、暗い顔をしていたらやっていけない、と話すと、陽子も同調する。 和成が嬉しい言葉だった、と言うと、陽子も私もそう思った、と言って2人は微笑む。 和成は2人なのは久しぶりだ、と言うと、少し照れながらいつか見た映画のアメリカの男女がやっていたみたいにしてもよいか、と陽子に聞く。 陽子がきょとんとしていると、和成は陽子の肩を抱き一緒に歩き始める。 和成はちょっと照れた風に、陽子は少し緊張した感じで歩くが、しばらくして2人は笑い出して和成は日本人には似合わない、と言う。 陽子は「これはどうですか?」と言ってちょっと恥ずかしそうに和成と腕を組み、そして2人は歩き始める。 和成は「うん、悪くない。」と言い、2人は幸せそうに微笑みながら歩く。 夜、丸庵の居間。 望月先生の洋裁教室が行われていて、陽子、徳子、真知子、カヨ、ミツ、惠子、ハナ、杏子が参加していて縫い物をし、日向子も杏子の隣に座っている。 望月先生は「一針一針に込めた愛情の分だけいい服になっていくだい。洋裁は人生の縮図だに。」と皆に話し、話を聞いた生徒は皆「はい!」と元気よく返事する。 日向子も皆と同じように返事するので、望月先生は日向子ちゃんもわかるのか、と声をかけて日向子が「はい」と返事するので、皆楽しそうに笑う。 真知子が楽しいわね、と陽子に言うと、陽子は「うん」と楽しそうに返事して真知子の縫い物が素敵だ、と褒める。 徳子は真知子の縫い物を見せてもらって真知子に重ね合わせると「似合いそうだね」と声をかける。 真知子も徳子の縫い物を見てきれいです、と声をかけると、徳子も楽しそうに縫い物を腰のあたりにあてて「似合うだろ」と言う。 ミツは自分の縫い物を見せて自分に似合うかな、そもそも着る事があるのか、とちょっと不安顔。 陽子がタケオがきっとびっくりしてまた惚れ直すんじゃないか、と声をかけると、ミツは「ええ?あれ以上にかい?」と答え、思わぬミツの返事に皆驚きながら笑う(タケオのところもラブラブなのか 笑)。 今度はカヨがうちの人も惚れ直すのか、と言って、あれ以上惚れられたら面倒くさい、と嫌がる。 カヨの話に皆笑い出し、「ごちそうさま」と声をかける。 調理場。 道夫と村上堂の主人が2人で職人談義に花を咲かせているようだ。 村上堂の主人が私の見事な手さばきを見せる、と言うと、道夫もとても嬉しそうで酒を持っていく、と話し、主人も嬉しそう。 お店のテーブル席。 和成とタケオ、秦野の3人が少し小さくなって座っている。居間の方からは女性陣の笑い声や話し声が聞こえてくる。 タケオは周りに聞こえないように小さな声でミツとハルのケンカが凄い、普段は仲がいいが何かがきっかけでケンカが始まると手がつけられない、そうするとタケオと次郎は子供を連れて逃げ出すしかない、と話して、女は怖い、と言う。 タケオの話に和成は陽子も怒ると怖い、と言うと、居間のほうを窺う。 タケオはミツの場合は俺にべたぼれだから、俺がビシッと言えばすぐにシュンとなって大人しくなる、と自慢げに話す(おお!?)。 和成が感心し、秦野が言った事があるのか、と聞くと、タケオは首を横に振って「ない」と返事し(ああ 笑)、3人は笑う。 和成が秦野に真知子の事を尋ねると、秦野は怒ると怖い、怒ると全部敬語になる、敬語は怖い、と言って居間の方を窺いながら話す。 3人は顔を合わせ、そして居間の方を窺う。 居間。 皆が楽しそうに話をしながら縫い物をしていると、望月先生は真顔になって「須藤さん。」と声をかける。 陽子が「はい」と言って、丸山である事を伝えると、望月先生は「丸山さん」と言い直して口ばかりではなく手も動かすように、と注意する。 他の人も楽しそうに話していたのに怒られたのは陽子だけ。陽子は不満そうに「なんで私だけ・・・」と言うと、望月先生は「あんたは言いやすいだで」と答え、陽子は「何ですか、それ。」と言って頬をぷっくりと膨らます。 徳子が陽子の背後に回ってミツに声をかけて頬を潰す真似をすると、ミツは陽子の膨らんだ頬を潰して「ブッ」と音がして皆で大笑い。 日向子が楽しそうに「お母さん、「プッ」っていった~」と言うと、皆は大笑いし、日向子が陽子の真似をして頬を膨らませると、カヨが日向子の頬を潰して「プッ」と鳴って皆で大笑い。 店のテーブル席。 和成とタケオが腕相撲をはじめ、秦野が大きな掛け声をかける。 大きな声に居間の女性たちは店の方を窺い、調理場にいた2人もやってくる。 勝負は和成が勝ち、今度は和成と秦野の勝負。 女性陣たちも全員店に下りて来て2人の勝負を応援したりしながら見守る。 勝負はまたしても和成の勝ち。 皆拍手したりしてとても楽しそうだ。 陽子はここにはみんなが来てくれる、集まってくれる。楽しいなあと思ったそうで、ずっとこうだといいなと思ったそうだ。 夜の2階の部屋。 陽子は机に向かって勉強(書き物)をし、和成は窓辺の椅子に座って本を読んでいて、日向子は布団で眠っている。 和成は陽子の方を見て立ち上がると、陽子に近づいて何をしているのか覗き込む。 和成が「勉強?」と尋ねると、陽子は「はい」と返事して子供達に教えるためだ、と答え、あの子たちは進むのが早いので大変だ、と話す。 陽子が和成に何を読んでいるのか尋ねると、和成は育子が送ってくれた東京のそば屋についての本だ、と答えて、いろいろ違っていて面白い、と話す。 とその時。 外からサイレンの鳴り響く音が聞こえてくる。 陽子と和成は立ち上がって窓辺に向かい、和成が窓を開けて2人で外の様子を確認する。 丸庵は火事の現場から見ると風下側なのか、煙が流れてきている。 和成は火事だね、と言うと、遠いけどちょっと様子を見てくる、と言って下へ下りて行く。 1階。 和成が1階へ行くと道夫は近くではないだろう、と声をかけ、和成は遠い、と答える。 道夫が見に行く、というので、和成は止めて自分が見に行く、と言って店を出る。 徳子もかなり不安な様子だ。 2階。 陽子は遠くから上がっている火の手を見ていて、とても不安そうな様子。 店。 徳子と道夫が椅子に座って心配している。 節子もやってきて、こちらも心配そうな顔で火事なのか、と尋ねると、道夫は和成が見に行っている事を話して自分も見に行こうとする。 しかし徳子は道夫の腕を掴んでここにいるように声をかける。 2階。 ぐっすりと眠っている日向子。外からはサイレン、半鐘の音が聞こえてくる。 陽子が窓辺に立って火事の様子を見ていると徳子がやってくる。 徳子は陽子に声かけて窓辺に立って火事の様子を見るとかなり不安な様子。 それでも徳子は陽子の手を握りながら大丈夫、心配ない大した事ない、と陽子にも自分にも言い聞かせているようだ。 店。 和成が走って帰ってくる。2階から陽子と徳子が下りてくる。 和成は火事は遠いが、何だか風がとても強くなっている、嫌な風だ、と報告をする。 心配そうな一同に和成は大丈夫だとは思うが、念のため大事な物だけ持って離れよう、と話す。 道夫は「そうかい」と言ってすぐに了解するが、徳子は相当にうろたえている。 和成は「ほれ!みんなしっかり!」と大きな声をかけ、節子も大事な物だけ持って一緒に、と声をかける。 節子が急いで丸庵を出て行くと、丸山家一同も急いで奥へ、あるいは2階へ向かう。 2階。 陽子は春樹、紘子、家族の写真を袋に入れながら日向子に起きるように声をかける。 杏子はすでにリュックを背負っていて、風呂敷に衣類や日向子の人形を入れて包む。 なかなか起きない日向子に陽子は布団をめくって日向子を抱き上げる。 和成がやってきて陽子から日向子を受け取ると、和成は杏子に大事な物を持ったか確認をし、杏子は「はい」と頷く。 不安そうな杏子に陽子は杏子の手を掴んで大丈夫だ、と声をかけて下へ下りる。 丸山家一同、節子は荷物も持って(背負って)店に集まっている。 和成は大丈夫だね、と皆に確認をすると、行こう、と声をかける。 徳子がどこに行くのか尋ねると、和成は風上の安全な場所まで移動しよう、と答え、自分と道夫はもう一度戻ってくる、と話す。 徳子はかなりうろたえていて、「大丈夫だよね?念のためだよね?」と皆の顔を見て言う。 道夫は徳子に大丈夫だ、と声をかけ、丸山家一同と節子は外に出る。 外。 陽子が最後に外に出る。 外はかなり風が強く、砂埃も舞っている。 丸山家一同と節子は丸庵の前に立ち、丸庵を見る。 しばらくして和成は「よし、行こう」と声をかけて、避難を始める。 辺りからはこの辺にいる人たちのざわめき、サイレン、半鐘が聞こえる。 誰もいなくなった丸庵。 (回想シーン) 須藤家で陽子と和成のお見合いの後の丸庵を初めて訪れた日。 陽子と良一は松本まで買い物に出てきて、良一は腹が減ったと言って丸庵に入ろう、と店を指差す。困った様子の陽子の背中を押し2人で店に入る。 陽子が酔っ払って倒れた翌日、和成は陽子に私と夫婦になってください、と伝え、陽子は感激した様子で「宜しく、お願い致します」と言っておじぎをし、和成も同じようにおじぎをする。その様子を見守る良一、徳子、道夫。 丸庵の座敷で執り行われた陽子と和成の祝言。白無垢を着た陽子と和成は顔を見合わせて幸せそうに微笑む。 和成の出征の日の朝食時。陽子は道夫のモノマネをしてキョトンとする和成、徳子、道夫。 丸庵で陽子、育子、真知子が久々に再会して3人は手や腕を掴みあって喜ぶ。 和成が戦地から帰ってきた日。びっくりして腰を抜かした陽子を背負って店の前に立つ和成。 調理場。徳子と妊娠してお腹が大きくなった陽子が料理を作り、真ん中に和成が立って3人とも楽しそうな様子。 居間。おばあさまと徳子が陽子のお腹を触り、とても楽しそうにしている。 夫婦喧嘩した翌朝、和成、徳子、道夫、節子が居間で食事をし、隣の部屋で陽子が日向子のおしめを替えていて、その様子を見つめる和成。 進駐軍にそばを振舞うので打ってくれ、と頼まれ(助役や米兵が丸庵に来るよりだいぶ前の話)、涙を浮かべながらそばを切る道夫。横から手ぬぐいで道夫の涙を拭く徳子。 店でそばが出せるようになり、和成から手渡されたそばを運ぶ徳子。陽子も笑顔でそばを客席に運んで出す。 (回想シーン終わり) 丸庵の店の中には煙が立ちこめていて先ほどまで点いていた明かりは消えて真っ暗で(火災で電線が燃えたのか、逃げた後にもう一度戻った(はずの)和成と道夫が消したのかは不明)、外は火事の炎のせいなのか明るい。 外。 丸庵のすぐそばまで火の手は迫ってきて、丸庵にも火の粉が降り注ぎ、サイレンが鳴り響く。 丸庵は焼けてしまったそうだ。 皆が集まって楽しそうだった丸庵は火事で焼けてしまったそうです。 少し調べましたが、実際にこの当時に松本で大火があったかは不明です。もしかしたら架空の出来事(ドラマ自体が架空ですけど、史実に基づくものもありましたし)なのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.03 22:10:02
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