北海道あれこれ

我が家は私の誕生日と結婚記念日が同じ日。
忘れなくていいっしょ？
そんなわけで記念日の夕食は、口コミは賛否両論だけど気になってたてっちゃんにしてみた。
ここは舟盛りの刺身とお通しが、嫌でも人数分注文必須のお店なのね。
何だかんだで人気店だから、予約も必須
予約時に苦手なものを伝えておくと抜いてくれるので、クラゲはパスしてみた。

「刺身の量が凄くて他のものにたどり着かない」とか、「生物しばらく食べられなくなる」とか言われてんだよね
そう言われると、怖いもの見たさで行きたくなるのが人情ってもんでしょ

エレベーターの降り口から、わけのわからんお面やらおもちゃの数々に圧倒される。
私達が案内されたカウンターは明かり取りみたいな小さな隙間以外、びっしり面子やらフィギュアだらけだ。
ここまで来ると、懐かしいとかより軽く怖いがな
しかも隙間からどんどん刺身てんこ盛りの舟が、お客さんのもとに出航して行く様子は圧巻だよー

雰囲気に飲まれつつも数の子・塩辛・ボイルエビのお通し３種とだんなぼんの日本酒・私のウーロン茶が届いたので、落ち着かないまま乾杯して飲食開始
狭いカウンターに無謀にも届いた刺身舟盛りに必死で箸を伸ばしつつ、内容を携帯にメモしてる様子は異様だったかも
入ってたのは、以下の２０種の刺身
ほっき・たこ・いか・マグロ赤身・あんきも・平目えんがわ・しめ鯖・秋刀魚・うに・甘えび・つぶ・ホタテ・サーモン・ビンチョウマグロ・蟹肉・海葡萄・ホタルいか・蟹内子・ほや

刺身を食べても下に刺身が有るって、本当だったよ
大根のツマ代わりに、下の方に切り昆布とか海藻が敷いて有る程度で魚介の山。
薬味のわさび・生姜・山わさび・万能ねぎも、どーにも山盛りだ

たこは動いてるし、吸盤コリコリでうまっ
甘海老やいかは透き通ってたよ
あんきもやうには無造作に乗ってるけど、新鮮で甘いんだよね。
ほっきも生で提供してるし、新鮮さは生々しいほど。

…そう、全体に生々しいので、気軽に人に薦めるには多少抵抗を覚えるかも。
だんなぼんは「あの量は食えるし、新鮮で旨いけど…。何てゆーか、リアルなんだよなぁ」って呟いてたわ
確かに。
珍味も一般的な刺身も、全て折り重なってる感じがまさにリアル。

私はパスしたクラゲも含め正直食べられないものは無いんだけど、だんなぼんは珍味系にＮＧ多いんだわー。
…珍味って、少しだけつまむもんだよね
ゆっくり食べるのはお初の海葡萄・ホタルいか、実に美味しいけど山程食うもんじゃないわな

そして今回、ほやだけは残した
これでもか！って入ってんだもん。
クラゲ断った分、ほやで埋められたんじゃないかな(笑)
ほやの酢のものは好物だし刺身は甘さも感じたし少しなら平気だけど、苦味も有ったからあの量は微妙だなぁ。
刺身ネタ炒め物にしてくれたりもするんだけど、ほやの炒め物はどうだろう…と思ったんだわ。

どこからどこまでとは言わないけど、前の方で書いてるのは文句なしで美味
後ろ数点はいっぱい食べるには微妙って感じで

とはいえ色々書いたけどいかがわしい雰囲気も含めて、サービス精神旺盛で楽しいお店だと思う
小綺麗な店じゃなくてもＯＫな人達と、新鮮な刺身（珍味含む）をわいわい食べに行くのは面白いかと。
話のタネにはもってこいだしねぇ。

サラダも無料らしいし、女性にはフルーツ出してくれるよ

個々に感想知りたいのが有ったら、コメントで聞いてみてくんなまし

ここまで書いてるだけでかなりお腹いっぱいなんだけど、私にしては祝いの席に何か足りない
そんなわけでまだまだ誕生日ネタは続いたりして


ちなみに、だんなぼんはこの日仕事。
私はコンサのＡＷＡＹ神戸戦をＴＶ観戦しつつ、出掛けるタイミングを待ってたのだ。
序盤押し込まれどうなるかと思ったし、折角良い展開もの見えて来たのに前半終了間際ＰＫを与えてひやりとした。
これがポストに当たって、コースを読んだ高木が好セーブ
０－０で迎えた後半開始早々、クライトン→ダヴィでゴール

うちのゴールによって神戸さんの攻撃に火が点いて、後半はシュートの嵐を受ける事に必死で耐えてカウンター攻撃したりしてたけど、あと１０分で終了という所で豪快に決められて１－１にされちゃった
でも、試合を通してこっちが６本しか打って無いシュートを、神戸さんに２４本も打たれてるんだから先制しといて勝ち点１を得られたので充分って試合だったかと。
４倍のシュート喰らってたんだよ。４倍

この結果に誰より安心したのは、記念日のお祝いディナーを控えただんなぼんだったかもしれない（笑）
色んな意味で大事な勝ち点１だったかも