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カテゴリ:ローズマリー・サトクリフ
みなさん、こんばんは。
エリザベス一世はあまりにも有名なイギリス女王ですね。そんな彼女が生涯愛した男性がいました。その人には妻がいて…という実話です。 女王エリザベスと寵臣ウォルター・ローリー(上下) Lady in Waiting ロ-ズマリ・サトクリフ ケイト・ブランシェットがエリザベス女王を演じた映画『エリザベス』の続編『エリザベス ゴールデンエイジ』。本作の前半は、まさにこの時代を舞台としており、上巻の表紙はヴァージン・クイーン、エリザベスだ。下巻の表紙がウォルター・ローリーならば、内容はてっきり二者の禁断の恋かと思われるが、さにあらず。本書は黄金時代を極めてからまでの英国を縦糸に、もう一人のエリザベスー女王の女官エリザベスとローリーの恋愛物語を横糸に描いた作品であり、原題の『Lady in Waiting』(待つ女)とは、彼の妻となったベスのことだ。 ウォルター・ローリーは、イケメンで文才もあり、冒険心に燃えている、そして映画に描かれているように女王の寵愛を一身に受ける、とても魅力的な男性だ。そんな男性は、家族との安定した暮らしになど、とどまってなどいない。「ベスを抱きしめながらも、その向こうにあるものをもぎとろうと、手をさしのべ」るローリーは、永遠の夢追いびとで、少年時代夢見た黄金郷(エル・ドラド)を求めて、何度も航海に出る。一方ベスは「楽しみの果実は一時に少しずつ、自分のせいで誰も傷つかないように気づかいながら、そっと優しくもぎとる」控えめなタイプだ。 だが、彼女はただ大人しいだけの女性ではない。女王陛下の嫉妬を買っても、誰もが恐れるロンドン塔に送られても、ベスはローリーに「あなたの生き方を変えてくれ」とはただの一度も言わず、ひたすら夫を支え続ける。「ローリーがローリーである事」を誰よりも-おそらくは女王よりも-愛し認めていた懐の広い女性だ。彼女がたった一度ローリーを責めるのは、自分の分身である息子を失った時だけだが、そんな時でもお互いへの愛は揺るがない。夢を追う夫を待つ妻、どんなにさまよっても一部は君の元にあると妻に告げる夫。夫婦の数だけ、二人だけにしかわからない愛の形があるのかもしれない、と思わせる、サトクリフ若き日の歴史小説。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】女王エリザベスと寵臣ウォルタ-・ロ-リ-(上) [ ロ-ズマリ・サトクリフ ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】女王エリザベスと寵臣ウォルタ-・ロ-リ-(下) [ ロ-ズマリ・サトクリフ ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 24, 2017 10:05:09 PM
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