No.310 始動 HUNTER×HUTNER ユピー死す!
プフのりんぷん散布をするためには分身できないというルールをプフ自身で言っている。新たに出てきた事実なのか、既出なのかわからないが・・・。催眠のかかっていない人々の小言が聞こえる。前列の民に比べると明らかに意識がはっきりしている。彼らが騒がないのは恐怖のためである。ザイーゴが怖いのである。あの神通力が・・・。しかし、目の前でドラゴンダイブによる雨や、宮殿から飛び立つ竜(王とネテロを乗せて)、たび重なったユピーの爆発が繰り広げられ、おそらく日付が変わってから1時間ちょいの間茫然と立ち尽くしていたと考えると・・・。プフは人列を統率するはずのピトーの能力が解除されていることを察する。念人形を全て解除しないといけない相手と戦っているのだと悟る。ウェルフィンは眠ったままのブロウーダと、地下に呼ばれていたビゼフの○○○を連れて地上に出る。出会ったのはユピー。イカルゴに言われたとおりに地下にコムギがいて、人質の交換を望んでいることを告げる。そうか、ご苦労と立ち去ろうとするユピーに質問を投げかけるウェルフィン。「蟻になる前の自分を覚えていますか?」人間のころの自分を覚えていますか?だったかな?ユピーさんは魔獣との混合ですので、元人間じゃござせんwなので「覚えてるわけねーだろ」みたいな返答が来て当然です。しかし、ウェルフィンは体積の小さくなったユピーが咳をしているのを見て、いけると思ったのだろう。「正直に質問に5秒以内に答えろ。でなければ攻撃する」さすが裏王をめざすウェルフィン!!やるときゃやる男!!その後倒れているユピーがいることからウェルフィンの勝利がわかるわけだけども。ユピー結構あっさりやられてしまった!ほとんどを王に捧げてしまったんだろうなぁ。おそらくウェルフィンの質問に5秒いないに答えなかったんだろう。その場合のミサイルマンの威力については、「攻撃を受けて生きていたやつはいない」ということしかわからないため、たぶん、これを受けたのだろうと思う。問答無用で攻撃を受けた場合には前のイカルゴのように威力が無く、追加効果での勝負になる。例の反抗心に反応するやつね。もちろん、こちらでの死亡もあるだろうけども。一方王は、暇つぶしにひっぺがしたがれきの下にグンギの駒を見つける。全ての記憶が戻るかと思いきや、思い出したのは、グンギで勝負していて、勝ったことのないやつがいる。ということのみ。プフとユピーが隠そうとしていることと、自分で思い出せないという苛立ちが募る中、プフからユピーが死んだとの知らせを受ける。プフは焦り、早くここを立ち去ろうという。しかし、一度受けた勝負はとことんやる王・メルエムは、あくまで勝負続行のご様子。残党狩りに繰り出す王は、すぐには円を使わない。そして地下では、イカルゴに対してパームは「もう大丈夫なの?」と質問を投げかける・・・。そして長期休載へ・・・。冨樫先生のコメントも、すぐに戻ってくるように頑張ります。それまでみなさんお元気で、と余裕を感じる。20話も書いたんだから休んでもいいだろ、みたいなオーラを感じたwwwwこの29巻分で、主要キャラのカイト、ピトー、ユピーが死んだ。その前の28巻ではネテロが死んだ。ものすごく動いたこの連続20話の最終話のタイトルが「始動」てwまだこっからかい!勝負、勝負ということで、コムギとの勝負を思い出した王であるが、おそらくコムギを思い出したとしても、そんなに重要なことではないと思う。この記憶喪失の発端はネテロの自爆。寸前のネテロの顔に生まれて初めて恐怖を抱いた王。そして死んでもおかしくない攻撃を受けたことで、ネテロへの恐怖が本物になったのだ。人間も、危機に直面したときのことをあえて忘れようと本能が働きかけることがある。当時のことを思い出させるものを見たり聞いたり触ったりしてしまうと、当時の記憶がよみがえりパニックになるいわゆるトラウマ。そのトラウマを再び呼び起こすのはゴンだろう。残党狩りで円を使う王は、ゴンを背負うキルアを感知。さきにもタコと何かを背負った奴を追えばいいと思っている王なだけに、タコが周りにいなくて何かを背負った奴がいたら迷わずそっちへ行くだろう。それで、先週分にも予想した通り、キルアの疾風迅雷によって王の接近を回避し、その後は電光石火で逃げることになるだろう。そんななか王が捉える背中にいるゴンの顔は、オーラを使いつくしたネテロを思い出させる老人の顔なのだ。ゴンの制約と誓約に、体への負担があり、急激に老けている。そして片腕も無い。5感も無くなっているのではないかと思うのだが・・・。そんなゴンの顔には安堵の表情。カイトのためにつっぱしってきたゴン。その元凶であるピトーを始末したことで、ゴンの戦いは終わった。そんなゴンの表情が王にネテロの勝ち誇った顔を思い出させる。そして気が触れるんだろう・・・。次の30巻分で終わるんだろうか。次の連載までにいろいろ予想を立てていきたいと思います。