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一 夢 庵 風 流 日 記

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2008年03月25日
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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:国内政治
ぽかぽかぽかぽか陽気が続き、さくらも満開路線を驀進中

週末はお花見に行かれる方も多いのではないでせうかぽっ

そこで、今回は、「さくらがむかえた自衛隊」を再掲いたします

初掲載時とは違い、イージス艦あたご事件により揺れている昨今

ぜひとも、自衛隊の方々には自分たちで襟を正す姿勢をみせて

いただきたく願います

そして、わが国民は、そんな自衛隊を厳しく、愛をもってサポート

しようではありませんか旗


それでは、「さくらがむかえた自衛隊」・・・どうぞスマイル



カンボジアで共産党政権下の時代、独裁者ポルポトが引き起こした大虐殺は

人口の約三分の一を減らしたほどの、苛烈きわまるものであった

内戦状態のカンボジアに国連が介入し、収束、新憲法が制定された

このとき国連代表「明石康」氏がUNTACを結成、派遣し、平和維持活動

を行った、そして日本の自衛隊と文民警察官も派遣されたのだ・・・


1992年、自衛隊の派兵に反対する社会党は文民警察官を多く取り入れるよう

に提案、そして与党側に対抗するため牛歩戦術に打って出た


復興支援の自衛隊と選挙監視などの命を受けた文民警察官たちは、閣僚や議

員に見送られることなく、ひっそりとカンボジアへ向かった

ただ、地元の住民たちは「自衛隊、がんばれよ」と旗を降り、子供たちも見

送ったのだ、自民党宮沢政権、河野官房長官、1992年のことである


カンボジアの自然は予想をはるかに上回り、過酷で彼らを苦しめた

連日の40度超え、スコール、そんななかただひたすら黙々と、橋をつくり道

路をつくり、インフラ整備を着々とこなしていく自衛隊員に現地の人々も驚

嘆と称賛の声を贈っていた、彼らは、子供たちに勉強するようにと本を渡し

たり、薬をあげたりと少しでも住民の信頼を得ようと常に日本国の自衛隊員

としての誇りを持ち、PKO活動を続けていたのだ


そんなある日、ピースボートが現地入りをした、ピースボートとは訳してそ

のままの「平和の箱舟」を自認する平和市民団体である、現社民党議員辻本

清美がいたことで、名前くらいは知っている人も多いのではないだろうか


厚化粧でブサイク面を隠し、くさい香水をプンプンふりまきながらやってき

た彼女たちは、道路整備につかう土砂山をみて、この土砂をとることによっ

て自然環境に影響はないのかとしつこく質問し、いま現地の人々が困ってい

ることなどおかまいなしという感じでまくしたて、さらに隊員の食事を勝手

にご馳走になり、とどめにコンドームを持っているかと、隊員の胸ポケット

を指差しながら、ねちねちといじめたのだ

これは、おそらく政府が隊員に性病保護の観点から渡した避妊具という報道

を真に受けていたのだろう、真相はとある避妊具会社が自衛隊員に渡して欲

しいと寄付をしたのだが、これを政府は公式に断っているのだ


そして極めつけに彼らは次のような旗をPKOの門の前で掲げた



おーい! 帰ろうよ! 
軍隊でカンボジアの平和は生まれない
日本軍=自衛隊の海外派兵反対!



残念なことにこの期間にふたりの方が共産ゲリラにより命を落とした、選挙

支援に携わったボランティア青年の中田厚仁さん、文民警察に従事した高田

晴行警視である、軽武装であり文民を全面に押し出せと主張し続けた社会党

は翌年この問題で発言したしていないとひと悶着、このPKO活動地域に視

察のため足を踏み入れた某社会党議員は、牛歩戦術のときには想像もつかな

かったほどの早足で汗をふきふき炎天下のカンボジアをあとにした・・・


元旦、自衛隊は「ジャパンフェスティバル」と称し、模擬店を開き、現地の

人々を迎え入れた、しかし会場中心がざわついている、ゲリラか??

そこには三人の招かれざる客が横断幕を持って立っていた

「自衛隊は帰ろう 明日の日本はこれで良いのか市民連合」


自衛隊員帰国の日が来た、彼らこそが一番この日を待ち焦がれていたのだ

家族に電話する国際電話料金だってバカにならない、もちろん国は出して

くれないのだ、平和を愛する市民連合がもってくれればいいのに・・・


送迎すらしない日本政府にも野党にも、市民連合にも冷たくされた自衛隊、

彼らの地道な活動は誰からも評価されることなく終わっていくのか

いや、そんなことはあるまい、灼熱の中、インフラ整備に尽力し、地雷を

撤去し、住民との連帯感を深めるために「盆踊り大会」を開き、飯をともに

し、子供たちとふれあった彼らの行動は、現地で最大限の評価を受けている

のだから


最後に、今回の記事の参考文献のひとつとして使用させていただいた宮嶋茂

樹著、「ああ、堂々の自衛隊」の最後の文面を抜粋して掲載しておこう



(帰国した)部隊はバスに分乗し、それぞれの原隊へと帰っていった。

アメリカであれば、あの湾岸戦争の後のように、ニューヨークの紙吹雪

の中を凱旋パレードするのであろう。それに比べると、自衛隊の凱旋に

は首相すら来ない。しかし、部隊の車には紅の花吹雪が降り注いだ。 

朝日に匂う桜花。

それは、隊員たちの労をねぎらって天が降らせているようであった。




いま現在、テロ特措法(新法)で押し問答を続けている我が日本であるが

現地に向かう自衛隊は日本国の代表としての誇りをもって、地道に真摯に

活動を続けてくれることだろう、危険を承知で彼らは軽武装で乗込むのだ

「文民統制」と偉そうに論じられる国会議員の先生様方、どちらに転ぶに

せよ、命をかけてこの法案を論じて闘って欲しい



余談だが、自衛隊がカンボジアから帰国した時期は、通常なら桜は散ってし
まう頃だったのだが、この年はなぜか桜の開花も遅く、散るのも遅かった。

国花「さくら」は、彼らを見捨てなかったということだろう、(涙)




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最終更新日  2008年03月25日 22時55分07秒
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