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2012.06.19
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梅雨時で、しかも台風直撃中だというのに、何とも季節外れの話題になってしまいますが・・・・・・

宮城の4人、雪崩で行方不明 アラスカ・マッキンリー
米国立公園局によると、アラスカ州にある北米最高峰のマッキンリー(6194メートル)で、登山していた宮城県勤労者山岳連盟の日本人5人が雪崩に巻き込まれ、4人が行方不明になった。1人は自力で下山した。救助隊による捜索は難航している。(以下略)
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行方不明の4人については、二重遭難の危険から、最終的に捜索打ち切りとなってしまったようです。生存の可能性もない、ということなのでしょう。
場所が場所だけに、相当の危険と困難が伴う登山だということは、参加者も重々承知の上で、ベテラン登山者が挑んだ結果ですから、日本の山で装備、経験が不十分で起こす遭難とは、話のレベルが違います。

生き残ったリーダーの方も、雪崩に流されてクレパスに転落したものの、途中で引っかかっての奇跡の生還だったようです。
写真に写るデブリ(雪崩の後)を見る限りは、人影との比較で見て、それほど大規模の雪崩には見えません。日本の山でもよくありそうな規模じゃないかな、と思えます。それでも、5人の人間を巻き込んで、おそらくはその全員をクレパスにたたき落としてしまうだけの威力はあったわけです。
大規模な雪崩というと、10年以上前に新穂高温泉から双六岳に向かう登山道で日本最大規模といわれる雪崩の後を目撃したことがあります。

笠ヶ岳穴毛谷の日本最大の雪崩

わたしがこの場所に行ったのは7月のことですから、もちろん雪はすでに影も形もありません。ただ、砂防ダムが一つ、木っ端みじんに吹き飛ばれていたことが記憶に残っています。一片が何百キロか何トンかありそうなコンクリートのかたまりが、何十メートルも吹っ飛ばされて山の中腹に転がっていたり、樹木に引っかかっていたり、雪崩の威力ってすごいんだなと思いました。

もちろん、私自身は直接雪崩に巻き込まれたことはないし、雪崩の瞬間を目撃したこともありません。ただ、人間が雪の中に埋まってしまったとき、そこから抜け出すことの難しさというのは冬山で体感することがあります。
下山時など、踏み跡のない雪の斜面を歩いていると、足は雪の中に沈みます。すたすたと歩いているときは、ズボスボと雪の中に足をつっこみながらも、結構勢いよく歩けるのですが、何かの拍子に足が止まってしまうと、ほんの数秒後には、雪の中から足が抜けなくなったりするのです。動いているときには雪は柔らかいのですが、止まってしまうと固くしまってしまう。雪崩が動いているときには、さらさらの雪が流れているわけですが、それが止まった瞬間にカチカチに固まってしまい、巻き込まれた人間は容易に脱出できなくなる、その理屈が何となく分かる気がします。
もっとも、今回の遭難は、行方不明の4人も雪崩の下敷きではなく、そのままクレパスに転落した可能性が高そうですけど。

まあ、何にせよ私はマッキンリー(デナリ)には・・・・・・一生登ることはないだろうと思います。





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最終更新日  2012.06.19 23:27:40
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