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いただき繕@UK

いただき繕@UK

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2012.06.20
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カテゴリ:in LONDON
「なぜロンドンにいただき繕レストランをつくったのですか」と聞かれることがある。
一号店が日本ではなく、なぜロンドンなのか。
理由は一つではないけれども、ここは世界の発信地になるからとはいえると思う。
今の時代、世の中を動かしているのはお金、その金融の中心であるのがイギリスのロンドン。
ロンドンで流行ったミュージカルがその後アメリカに渡るという順番から見ても文化の発信はイギリスなのだと思う。
アメリカは大きな力を持っているけれども、結局目に見えない心のルーツのようなものはいまだにイギリスにあるような気がする。
そのイギリスロンドンにおいていただき繕の実践をこれから世界に向かって広めていくのは一番理にかなっている。
いただき繕はただ単に美味しくて健康によいご飯を出すVEGANレストランではない。
経済中心の世の中で経済の中心地であるロンドンで経済優先主義の生き方に一石を投じるという役割、使命を持っている。
そもそも私たちが食を通して伝えたいものとは一体何か。
いただき繕の食事を毎日続けているとどんどん自分の本性に近くなってくる。
自分のいのちの本性は自我からくる様々な欲求、そこから拡大した経済至上主義とは相反する方向に向かっている。
つまりお金の価値観で様々な判断をし、人生の選択を続けている限り、自分の本性を知ることは永遠にない。
自分の本性を知らなければ自分は何のために生きているのか?自分の天職とは何か?自分のことなのに頭でどんなに考えてもわからない。

どうしたらいのちの声が聞けるようになるのか。
そのヒントがいただき繕の食事にあり、いのちを知るための毎日の生活の実践にある。
そしてその中で得られる気づきやハプニングや新しいことの展開や、そんな変化の毎日が本当に面白いのだ。
安定を求める方向に意識が向いているとそういう日常の変化は起きにくいし、退屈の連続になる。そして少しでも変化を求めて小旅行に行ったり、結婚したくなったり、浮気をしたりするのだと思う。

アルバイトやボランティアの応募はたくさん来るけれども、本当に自分の本性を知りたい、生き方を知りたいという人でなければ一緒に働くのは難しいと思う。そしていただき繕は共に食事を通して、毎日の実践を通してでなければ得られない世界である。
私たちはそんな方々との出会いを待っている。





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Last updated  2012.06.20 18:24:37
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マム@ ありがとう 遠い遠い外国で娘が暮らしています。 学…
マム@ ありがとう 遠い遠い外国で娘が暮らしています。 学…
いただき繕@UK@ Re:なるほど そうそう、もう無駄な抵抗はやめることに…
農哲@福井@ なるほど  ふにゃふにゃになって自分の闇にも 相…
いただき繕@LONDON@ Re:いい時間をお過ごしください!(08/28) お久しぶりです、コメントありがとうござ…

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