2607332 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

一夢庵別館

一夢庵別館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

K.Mark

K.Mark

Rakuten Card

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

背番号のないエース0829@ あだち充 「タッチ名言集 ~ 西村勇 ~ 」に、上記…
背番号のないエース0829@ カトリック 「聖バレンタインデー」に上記の内容につ…
はうリング@ 困ったものです。 はじめまして。 いつも、興味深く拝見さ…
pintu7923@ こんにちは。  掲載が停止したときには、今回の事態の…

Freepage List

Headline News

2012.01.13
XML
カテゴリ:占い・予言
一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第314話 「ホピの終末予言」

 怪しい話において、亜米利加大陸への人類の移動は、凍結したベーリング海をシベリアからアラスカへ徒歩で横断したのではなく、赤道近辺の島伝いにフィリピンあたりから南米へ渡っていったという説を支持しています。

 もちろん、そういった南回り説は主流では無いのですが、それを否定する理由の多くが、現在の海流の流れや島の位置などを前提にしていることが多かったりします。

 ちなみに、南米の対岸というと太平洋側だけでなく大西洋側もあるわけで、阿弗利加から中南米へ大西洋を渡ってきた人達もいたと考えられるのですが、地殻変動か気候の変動か、いずれにしても、大西洋ルートの方が太平洋ルートよりも先に渡航が難しくなったか、渡海してくる人数そのものが太平洋側の方が大西洋側より多かったようです。

 歴史的には、北米に関してはバイキングなど北欧からの大西洋北部を島伝いに渡航するルートが開拓されていたようで、何度か開拓と入植が試みられていた痕跡というか遺跡が確認されていて、北欧の国では自分たちの先祖の方が中央欧羅巴の連中より先に亜米利加を発見していたとする国の方が多いようです。

 当然、そういった北欧の国々の主張を認めてしまうと、従来のコロンブスに端を発する西班牙、葡萄牙、英吉利、伊太利亜などの欧羅巴諸国の”最初に発見”したことで主張していた幾つかの厚かましい権利の主張の根拠が無くなるためか、少なくとも彼等はバイキングたちが12世紀以前に北米を発見して入植を始めていたことを認める気は無いようです(笑)。

 逆に言えば、羅針盤も近代的な船も無い時代でも旧大陸から新大陸への人の移動が生じていたとすれば、筏や丸木船の類でも渡航が不可能だったとは言い切れなくなるのですが、その場合も、南米から北米へと次第に北上していったと考えないと残存する遺跡などとの整合性が取れなくなるのではなかろうか?

 つまり、中南米にインカやアステカといった高度な巨石文明や天文学(暦)の知識を持つ大帝国が成立していたにもかかわらず、北米にそれに類した遺跡どころか都市国家の遺跡らしい遺跡がほとんど無い謎が、北米から中南米へ人類が南下したという説では説明できず、南米から中米、中米から北米へと次第に北上したいったという説なら説明しやすかったりします。

 私的に不思議なのは、中南米には高度な巨石文明の類が遺跡を含めて残っていて、北米には類似の遺跡がなぜ残っていないのか?ということで、北回りで人類が亜米利加大陸に辿り着いてそれから南下したとするのなら北米に巨石文明の遺構や巨大な都市が無いと嘘ではないのか?

 また、人が生きていくには水が不可欠なことから、巨大な文明が形成されるのは多数の人に水が容易に供給可能な大河の側という説があり、いわゆる四大文明がナイル川などの巨大な河川の側に形成されていったのも確かな話ですし、川の流れが変わったことで栄えていた古代の大都市が滅びた事例も少なからず知られています。

 もっとも、そういった歴史観にまったをかけたのが中南米の文明で、少なくとも大河の畔に巨大な文明が形成されるとするのなら、アマゾン川の河口あたりに一大文化圏が形成されていてよさそうなものなのに、マヤやインカ帝国などが典型ですが、さして大きな河川が無い場所に巨大な都市国家が建設されているのは御存知の通り。

 亜米利加の文明が南亜米利加の太平洋側から始まり次第に北上していったと考えると、いわゆる”マヤの滅びの予言”の類にしても、ルーツは南米の太平洋岸の文明に求めることが理論上は可能となるのですが、預言の最終形態は逆に北米にあると考えることができます。

 なお、北米にも数千~数万人単位で居住していたと考えられる遺跡がチャコキャニオンやメサ・ベルデなどが知られていて、怪しい話でもこれまでに幾つか紹介してきたのですが、それらの遺跡の多くが現在の大河に近いとは言い難く、河川の痕跡を考慮しても南米の遺跡と同じように、”彼等はどうやって水を調達していたのか?”が謎だったりします。

 また、北米の遺跡と中南米の遺跡の最大の違いは、北米の遺跡は巨石文明とは言い難く、断崖をくり抜いて日干し煉瓦で仕切を作る形式で巨大な住居を建設したり、小さめの石を組んで住居を建設したりしていて、中南米の巨石文明文化との連続性が感じられないところがあり、どちらかといえば中近東の日干し煉瓦を多用して都市を建設したシュメール文明などに共通した印象が強かったりします。

 もちろんというか、チャコキャニオンの遺跡などで夏至を考慮した建物や、月の出と月の入りの場所が18.6年周期で変化することを前提とした建物があるように、季節の移り変わり(=太陽の移動)や月の運行、他の天体に関するかなり高度な知識を有していて、それを建造物に反映させることができるだけの土木技術も持っていたのは確かな話になります。

 ただし、中南米の巨石文明などに見られるほど高度な天文学的な知識を有していたかどうかは微妙で、中南米の遺跡の多くが国家プロジェクトレベルで天体観測を行っていたと考えられる建物を有しているのに対して、亜米利加の遺跡の多くは、そういった知識を前提に建設されている建物があるものの、宇宙の変化の様子を図るための構造物が欠落していると書いてもいいくらい貧弱なわけです。

 その意味では、とりあえず実用的な居住空間の確保が優先されている遺跡が多いという書き方もできるのですが、最大の問題は、北米大陸のインディアンと呼称されたネイティブアメリカンの部族の大半がそういった”遺跡”を拠点に生活していなかった現実があり、大規模な古代遺跡を建設した部族としてアナサジ族の名前があがるものの、肝心のアナサジ族がどうなったのかが謎だったりします。

 高度な文明を持った民族が姿を消す事例には不自由せず、シュメール民族にしても突然登場して突然姿を消し、細かな文明の内容がよくわからないが故に、いまだにSFや伝奇物のネタにされ続けているわけですが、アナサジ族もまたそれに類した民族で、おそらく、大西洋を(海か空かはともかく)横断して旧大陸から移住してきたか?宇宙から漂着したか?いずれにしてもアナサジの系統の部族が西部開拓時代には存在していなかったようです。

 ただ、あまり南北亜米利加に1万数千年前とかいった単位で人類が生息していて古代文明の類が成立していたとなると何かと困る人が多いためか、特に北米の古代文明に関しては紀元前に可能な限り遡らないように調整されている節があり、それが不可能な場合は”黙殺”されたり”その内に調査”ということで放置されていることが珍しく無いようで、観光地化の方が先行しているようです(笑)。

 少なくとも北米大陸において、いわゆるインディアンの諸部族にとってアナサジ族は異質な民族と認識されていたようで、それ故に、アナサジ族が姿を消した後にインディアンの部族が入り込んで拠点としなかったのかもしれませんが、そのあたりのことは、肝心のインディアンたちが西部開拓時代に入植してきた西洋人によって大量殺戮され居住地を追われたため伝承の喪失も著しく、結果的に”謎”となっているようです。

 そんな中、ホピ族もまた従来の居住地域を追われて荒れ地の居留区に追いやられたことで知られていますが、3-212”ホピ族の預言”で世界中の注目を集めることとなり、ホピ族の9つの預言の内の8つまでが終わり、後一つを残すだけとなっていることもまた一部では知られた話だったりします。

 ちなみに、ホピ族はマヤの直系という説もありますが、中南米から北上してきた部族と考えられていて、その意味で、ホピ族の預言はマヤの預言の(伝承されている中では)最終形態と考えていいようですが、公開された9つの預言に関しては、白人の入植でホピ族達が追われることになるあたりから始まっていますから、未公開の預言もあると推測されます。

 それはともかくとして、ホピ族の9つの預言の中で達成されていない最後の預言というのは、

 9.天の住居が大きな音と一緒に落ちてくる。青い星のようなものが見えるとき、ホピ族の儀式は間もなく終わりを告げる。

 というもので、9つの預言が全て成就してから間もなく、”大いなる清めの日”が訪れて第4の世界は終わりを迎えるとされ、その最終預言として、

「大いなる清めは”謎の卵”と呼ばれている。卵の中で太陽の卍(まんじ)と赤の力が加わり、再生か絶滅かが決められる。」

 という預言でぷっつりとお終いになっていたりします。

 で、問題は、9番目の預言の中の”天の住居が大きな音と一緒に落ちてくる”の部分が、ここのところ、実は当初の予定よりも早く落下が相次いでいる各国の人工衛星のことで、最終局面で国際宇宙ステーションが太陽風というか太陽バーストの影響で落下してしまうのではないか?という予測が現実味を帯びていることではないかと。

 怪しい話では、地球温暖化ではなく太陽系温暖化が進行していて、二酸化炭素の排出を止めたところで地球温暖化は止まらないという説を支持しているのですが、太陽活動の異変が大規模な太陽風の発生を推測させるのは不可避で、後は”いつそれが起こるか?”という段階に入っていることは一部では知られた話になります ・・・ 日本ではあまり人気が無い情報のようですが。

 さらに、次段の、”青い星のようなものが見える”の部分に関しては、超新星爆発のことという説が支持されるようになっていて、”既に対象となる星は爆発を起こしていて、後はその光がいつ地球(というか太陽系に)到達するか?”という段階に入っているという(極めて真面目な)説があります。

 ちなみに、青い星が見えるようになること(=超新星爆発)が最後のトリガーとすれば、発射された弾丸が打ち抜くのは(地球にも何らかの直接の影響が出るでしょうが)太陽ということで、影響を受けた太陽活動の変化の余波として人類文明も崩壊すると解釈すると”大いなる清めの日”の預言も腑に落ちるのではないかと。

 ま、地球温暖化は二酸化炭素が主因説を支持する人達には興味が無い話だとは思いますが。

初出:一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第314話:(2012/01/07)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.01.13 03:12:10
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.