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2014.07.03
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カテゴリ:自然科学
一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第922話 「パワースポットの闇2」

 明治神宮内にある清正井がTVで芸人たちに訪れるだけで”願い事がかなう”とか”運気が上昇する”場所といった具合に紹介されたあたりからパワースポットという言葉が一般名詞化していき、五時間待ちの行列が出来上がる頃には観光スポットの様相を呈していた気がしないでもありませんが、そういった風潮を”村おこし”や”町おこし”の名の下に利用しようとする人達が出て来てこれを書いている時点に至るのは意外と確かな話になります。

 実際、パワースポットの”パ”の字も口にしていなかった場所が、ここは神秘のパワーがみなぎっている驚異のパワースポットで、訪れるだけでご利益があり、その神秘のパワーがこもった物品を飲み食いしたり身に着けていると、あ~ら不思議、パワースポットを訪れているときとおなじ(ような)御利益を得ることができます云々と時に表現をぼかしながらやらかすようになった事例には不自由しません ・・・ ま、その手の便乗商法が一概に悪いとも思いませんし、私ごときがあれこれ言ったからといって止まるとも思っていませんが(大笑)。

 しかし、なぜそういった特異点のように限定された場所から(半)永続的と言いたくなるような長期間に渡ってエネルギーが漏洩しているのか?という根本的かつ素朴な疑問に対しての解説でさえかなり怪しげで、ときに”エセ科学”とか”疑似科学”と呼ばれる矛盾とファンタジー(幻想)に満ちた理論に立脚していたりすることがままあるというのは比較的知られた話になります。

 私的に納得しているのは風水理論の視点からの解説ですが、これまた困ったことに風水学に詳しくない人たちが聞きかじりで怪しげな風水的な解説を繰り広げている事例に不自由しませんし、聞き手の側もとりたてて風水学に詳しくないが故に理論矛盾を論破することができないでいたり、そもそも胡散臭いのは承知で”万が一でも御利益があるようならもうけもの”とばかりに流されていることも珍しく無いわけです(笑)。

 風水学もまた陰陽理論などと無縁ではなく、どこからどのくらいのレベルで解説するか?といったあたりから考え込まないでもないのですが、ざっくりと大前提の一つを書いておくと、宇宙はその誕生時点から”動いて”いて、人の体内の動きはそうした宇宙の動きの雛形になっている ・・・

・・・ 西洋の手相術が手のひらを太陽系に見立てて行っているあたりなどで、別に東洋の風水学だけに特有の概念ではありませんし、逆に足揉みで知られるリフレクソロジー(反射療術)だと足裏や手のひらに、中国医学だと掌紋や耳たぶといった狭い範囲に体全体の情報が反映していると(見立てるというか)考えることがあるのは比較的知られた話になります。

 神道の産土(うぶすな)的な考え方とも一致するのですが、自然界に満ちている”気”の中に”生気”があり、生気が凝結することで(無機物から有機物が生じるといった)命が生まれるが故に、命あるものもまた自然界のエネルギーの流れに影響を受け同じような反応や変化を見せることがあり、物質や(運動)エネルギーが凝結して生じた命はやがてエネルギーが減衰し流れが停滞するようなりほどけていってもとの物質へと戻っていくといったあたりまで考えていると仏教的というかバラモン教など”輪廻(転生)”の考え方とも相性が良いことがわかります。

 いずれにしても、古代から人類は自然界の流れの影響から自分たちもまた無縁ではいられず、無機物に生じる影響は有機物にも生じ、有機物に生じる変化は無機物にも生じるとでもいったあたりに集約されるのかもしれませんが、もう少し狭義に、自然界という外界(周辺環境)の状態はそこで生きている動物の状態に直接的な影響を与え、一定の区域で生きている動物の活動が外界に直接的な影響を与えることがあるといった程度の考え方というか自然観でも間に合うのではないかと。

 以前、自然界の気の流れは、天(大気)、海(海流)、地(地殻)の順に影響が出てくるという話をしたことがあり、地球規模で気流が変化すると、次に海流が変化し、最後に地殻(大陸プレート)の動きが変化するということですが、流れが変化するときに抵抗が弱く少ないエネルギーで動くものから影響が出やすく、変化も大きくなりやすいと考えてもらったのでもかまいませんし、自然界のエネルギーの流れの変化を人が知覚できる現象として気流、海流、地流の変化が古来知られていたとも解釈できます。

 かくして、私的なこじつけでは地流は地龍に通じるわけですが、風水術だと造山運動で生じた山脈といった大地の起伏というか土地の盛り上がりが連なっている部分が”龍(ろん)”であるが故に、”龍”の地形は大地の”気”の流れが盛んな状態を示すことから”龍脈”と称すことがあると話が繋がっていくわけです。

 では、なぜに大地に一定のルートで(一定の期間)エネルギーの流れが生じるのか?というと、太陽から降り注ぐ電磁波など宇宙線の影響という地球物理学的な話につながっていき、地球が一つの電磁モーターというか太陽からのエネルギーで動いている発電機のような構造になっていて ・・・ とやっていると話が終わらなくなりますし、これまでにも散々と書いてきた話でもありますから深入りはしませんが、地球温暖化の原因が大気中の二酸化炭素濃度ではなく太陽から照射されているエネルギー量の変化によるという説になぜ私が立っているかはわかりやすいかもしれません(笑)。

 話を戻すと、龍脈を流れるエネルギーの結節点というか寄り集まっている点が”穴(しぇー)”とか”龍穴(ろんしぇー)”ということになるのですが、この場合、龍脈をリンパ管、その中を流れるリンパ液の流れを地脈エネルギーの流れ、リンパ節を龍穴と置き換えて考えるとイメージしやすいかもしれませんな。

 故に、エネルギーの流れに影響を与えたい場合、龍脈や龍穴を変化させる方が、そういった流れの類が生じていない場所を変化させるより効率が良いと考えてあれこれ術策が考案されてもきたわけですが、人の場合だと経絡理論に基づいて施術しようとすればするほど経絡を操ることの出来ない人が"気”の流れをかえって大きく乱してしまい、体調不良がより深刻な話になってしまうことがあります ・・・ 陰を極めれば陽に転じるではありませんが、意図的に乱すことで狙って効果を出すという施術といった別の視点からの話もありはしますが。

 となると、大地を流れる”気”もまた、外部から物理的に龍脈の流れや龍穴へ影響を与えることで大きく変化してしまうことになるのですが、ここで視点を少し変えると、地球規模で最大級の龍脈がチベット高原の南側に位置するヒマラヤ山脈ということに異論は少ないでしょうし、この大規模な龍脈の最後の気の結節点というか龍脈と龍穴で形成されているというか複数の大陸プレートがせめぎ合って形成されてきた日本列島ということにもなるわけです。

 逆説的に、世界最大級の地脈と繋がり、世界最大級の龍穴群を形成している日本列島の地脈の流れの変化は、世界の地脈の変化を促すことを意味していて、その観点からだと大本教などで唱えられた日本列島の”雛形理論”が単純に日本列島の形が世界の地形に酷似しているという外見レベルの話で留まっていないこととも合致してくるわけです。

 いわく、”日本に生じたことは、その何倍にもなって(該当する)世界に生じる”といったある意味でおなじみの話ですが、日本ではささやかなレベルの気脈の流れの変化が、世界中の気脈の流れを一気に激変させてしまうトリガーになっている可能性や、そういった世界規模の変化の予兆とみなすことができる可能性があるわけです。

 もちろん、人類の科学技術が未発達な時代だと、人が大規模な龍脈の流れに影響を与えることは不可能に近く、龍脈から何らかのエネルギーを取り出そうとしたのではないか?という説もある各地の(エジプトのピラミッドなどを含める人たちも珍しくありませんが)巨石文明の類が一つの考え方の頂点というか到達点なのかもしれませんし、流れに逆らわずあるものを効率よく利用する融和型の思想といえなくもないかなと。

 ただ、基督教型というか羅馬カトリック型の発想だと、異教徒や異端者の弾圧にも見ることが出来るように、自然環境は生活しやすいように改造し克服する対象という征服というか屈服型の思想が根底にあるが故に、”予言されている約束の地”に至るために意図的に自然環境を変化させることを是としかねないところがあり、実際、聖書の記述を一種のタイムスケジュールのように淡々と現実化させて消化していくことを目的とする基督教系の宗教集団は複数実在します ・・・ 国際陰謀論の方がましな気がしますがリアルな話です。

 考えてみれば、大規模な世界戦争を引き起こしたり、戦争で地球環境に大きなダメージを与える核兵器を最初に使ったのも欧米諸国の理屈ですし、風水の観点から自然界のエネルギーの流れを考慮した都市開発や大規模土木工事を行うのが東洋では常識の部類でも効率や合理性が最優先されがちな西洋では”何それ?”扱いになっているのは御存知の通りなだけに、そういった倫理観や感性が根底にある集団が、東洋的な気脈に影響を与えるノウハウだけを利用するとすれば、自分たちに有利になるように意図的に大規模な環境の変化を誘発することくらいのことはやりかねない気さえしてくるわけです。

 ここまで書いて、国際陰謀論の中の2011年の東北関東大震災は核兵器を使った人工地震が引き金になったといった種類の噂話などを加味して考えると、福島原子力発電所の爆発事故の大音響というのは、まさに天使が吹き鳴らす滅びのラッパの音色だったのかもしれないなあという気が(私は)していまして、パワースポットで現世御利益をがばがばとといったあたりの話からはずいぶんと遠くへ来てしまったなと思わないでもありません(笑)。

 まあ、黙示録の描く世界が少し進んだだけという程度の話ですし、日本列島の四季の変化が曖昧になってきたというか、異常気象が恒常化してきていることとも絡む話ですが、例によってお互いにエネルギーと時間の無駄なので”んな馬鹿なことを”という人を説得する気がさらさら無いことは最後に明記しておきます ・・・ なんせ怪しい話ですから(大笑)。

(2014/07/03)





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Last updated  2014.07.04 00:23:51
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