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2013.08.13
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■B-CASカードとminiB-CASカード

デジタルテレビ放送を見るためにはB-CASカードが必要である。特にPCでPT2やPT3などのようなチューナーを使う場合、ICカードリーダーを用意してB-CASカードを差し込む必要がある。(最近はなくても(^^;)見る方法もあるようだが)

そのB-CASカードは、クレジットカードと同じ大きさのものが標準サイズだったが、機器の小型化などに対応するためにSIMカードと同じサイズの「miniB-CAS」が登場、現在の新しい機器ではよく使われるようになってきた。

そのB-CASとminiB-CASだが、過去の記事「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」で確認したように、物理的に大きさのみである。

B-CASカードで使えるICカードリーダーは、住基カード用として一般的に販売されるものが使える。miniB-CASカードは、使えるICカードリーダーはあまり一般的でないため見かけないため、アタッチメントを付けて通常サイズのICカードリーダーを使用するしかなかった。

■miniB-CASカードが使えるマルチカードリーダー

miniB-CASが直接使えるICカードリーダーがないかアマゾンを探すと、
「マルチカードリーダー 接触型ICカード(B-CAS・住基カードなど)対応 USB接続 SCR80 【簡易パッケージ品】」というのが1050円で送料込み。

注文して3日後ぐらいに到着。パッケージには本体とCD-ROMが付属している本当の簡易パッケージ。



片方は、SIM(miniB-CAS)、M2(メモリースティックマイクロ)、microSDが差し込めるスロット。



反対側は、上段がSDカード、MS(メモリースティック)、下段がICカード(B-CASや住基カード)が差し込めるスロット。



■マルチカードリーダーを分解

このカードリーダーは、上下のプラスチックケースに内部の基板が挟まれた構造となっており、爪などでこじっていやるとすぐに分解できる。

基板の片方を見ると、上にはMS、SD、下にはSIM、M2、microSDの各ソケットが見える。左下には水晶発振子。



基板反対側には、B-CASなどのICカード用接点(その左はカードが挿入されたかを確認するスイッチ)、その右にはICが見える。



使われているICはRealtek社のRTS5169というもの。



そう言えば、昨年台湾の業者から購入したB-CASカードで使えるカードリーダーを購入したとき、「海外から安価。B-CASカード書き換えに使えるカードリーダー2つ目」という記事を書いた。それにも同じICが使われていた。PCに接続するとWindows標準のドライバーがインストールされ、B-CASカードは問題なく使えた。

使用したOSは、Windows 7(32ビット版および64ビット版)、Windows 8(64ビット版)、Windows 8.1(64ビット版)、いずれでもWindowsに含まれて自動的にインストールされるマイクロソフトのドライバーで問題なく動作した。

■このマルチカードをPCに接続して使用する

PCに接続すると、次のようにWindows標準のドライバーが組み込まれた。これは先に紹介した記事と同じ。



B-CASカードを裏向きにして差し込むと普段は青色のLEDが赤色と交互に点滅する。



さらに、miniB-CASカード(「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」の記事でB-CASカードをminiB-CASカードのサイズカットしたもの)は、表向きにして差し込む。ついでにSDカードを入れても読み書きできる。



このminiB-CASカードを入れておくと、PCでのTV視聴ソフトであるTVTestでは視聴が可能だった。



miniB-CASカードを入れておいて、B-CASカードの有料番組情報を表示する「casinfo」というツールでも表示された。問題なくminiB-CASも使えているのは間違いない。



■付属CD-ROMの中身

付属CDを自動起動でファイルの表示を行うと、次のようなファイルが表示される。



自動起動で「Setup」の実行を選ぶと、Realtek製のドライバーがインストールされたり、次のようなSIM操作の「SimEdit」のツールがインストールされる。



この「SimEdit」はRealtekのドライバーがインストールされていないと、正常に動作しないようだ。以前のドコモのFOMAカードに電話帳を入れておいたものは、Windows標準のドライバーでは以下のように表示されなかった。

このあたりは冒頭で書いた過去の記事「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」と同じチップを使っている機種では一般的なSIM操作ソフトが「SimEdit」なのだろう。その「SimEdit」は日本のSIMカードでは使い道がないと思われる。

このマルチカードリーダーは、Realtekのドライバーをインストールしなくても、Windowsで自動認識されるドライバーで問題なく使えるため、結果としては付属CD-ROMを使用する必要がないと思われる。

■1000円余りで買えるB-CAS対応マルチカードリーダーはよい

B-CASカードや住基カードで使える単機能フルサイズICカードリーダーならば日本では1000円以上。今回のものでは、B-CASカードや住基カード、そして目玉のSIMおよび同サイズの「miniB-CAS」も使え、他にもよく使われるメモリーカードも使えたりとマルチで単機能より安い。

買うなら「これでしょう」と思った。

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Last updated  2014.03.04 22:01:13
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