ルドルフ皇太子といえば、未だに真相が解明されていない「マイヤーリンク事件」をどう扱うかが、今わたしが悩んでいることです。
歴史上の人物を主人公にして小説を書くのなら、やっぱりその人の生涯や時代背景などを歴史書やウィキペディアなどで調べた上で書いた方がいいですね。
まぁ、わたしは殆ど史実を曲げて書いていたりしていますが、マイヤーリンク事件だけはちゃんと書くつもりです。
マイヤーリンク事件を書くにあたって、その心中相手であるマリー=ヴェッツラの遺書が今年8月に発見されたというニュースを知って驚きました。
陰謀説・自殺説と色々と事件の真相を憶測していらっしゃる方がおりますが、わたしは前者の方を支持します。
ルドルフ皇太子は、当時としては今のEUの前身であるECのような政治体制の在り方を論文に書いた先進的な考え方の持ち主だったので、帝国主義を掲げ、旧態依然の政治体制を維持しようとする父親と政治的に意見が対立していたのもうなずけます。
もし彼が皇帝となっていたら、どうなっていたんでしょうかね?
ルドルフ皇太子が生きていたら、カール=フェルディナンドと貴賎結婚したゾフィーがサラエボで暗殺されることも、第一次世界大戦が起きることも、ハプスブルク家による統治政治が終わりを告げることも、ドイツ帝国やロシア帝国が消滅することもなかったわけです。
そういった歴史改変小説を、一度書いたことがありますが・・結構書いていて面白かったですが、あくまでもフィクションの世界なので、実際に起きたら大変な事になるかもしれませんね。
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最終更新日
2022年08月20日 06時27分07秒
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